2938東証スタンダード食料品
株式会社オカムラ食品工業
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ROIC
5.5〜6.0%
現金の扱いで2通り
ROE(実績)740位
15.6%
有報 報告値
営業利益率1180位
9.1%
営業益 38.7億
自己資本比率3145位
32.5%
EPS(実績)
55.6円
26/06期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

株式会社オカムラ食品工業は東証スタンダードに上場する食料品の会社です。26/06期の売上高は427億円、営業利益は38.7億円(売上高の9.1%)、最終損益は27.8億円の黒字です。売上高は直近4年で年率15.4%の増加です。事業別では海外卸売事業が売上高の36%を占めます(4事業)。有利子負債が現金を254億円上回り、自己資本比率は32.5%です。

有価証券報告書の数字から機械的に作った要約です(AI 生成ではありません)。
✓ 直近8期連続増収✓ 営業利益+28.2%/売上+20.9%(利益の伸びが上回る)▲ ネットデット253.6億▲ 6期累計 営業CF -28.5億▲ 純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均0.28x)▲ 有利子負債306.1億・営業CFで返済原資なし▲ 筆頭株主 株式会社オカムラ 35.35%(特別決議拒否権級)▲ 実質浮動株27.82%
✓

直近8期連続増収。売上 58.5→427.3億

✓

営業利益+28.2%/売上+20.9%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

▲

ネットデット253.6億。現金52.5億 < 有利子負債306.1億

▲

6期累計 営業CF -28.5億。営業段階で資金流出=利益以前にキャッシュが出ていく(罠の芯)

▲

純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均0.28x)。利益は出るが営業CFが薄い=アクルーアル依存に留意

▲

有利子負債306.1億・営業CFで返済原資なし。営業CF-82.6億(マイナス)=借入を営業から返せない

▲

筆頭株主 株式会社オカムラ 35.35%(特別決議拒否権級)。実質浮動株27.82%・支配は非過半だが1/3超で拒否権

▲

実質浮動株27.82%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/06期・単年)

損益(PL)
売上高
427.3億
前年比 +20.9%
営業利益
38.7億
前年比 +28.2%
経常利益
40.6億
前年比 +44.1%
純利益
27.8億
前年比 +37.7%
財政状態(BS)
総資産
606.4億
前年比 +46.9%
純資産
197.2億
前年比 +22.9%
現金
52.5億
前年比 +18.8%
有利子負債
306.1億
前年比 +77.0%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-82.6億
赤字転換
投資CF
-37.1億
—
財務CF
126.3億
黒字転換
フリーCF
-109.8億
赤字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
売上高(百万)24,10028,93932,66535,34542,726
営業利益(百万)2,9613,1872,5483,0213,873
経常利益(百万)3,3413,5442,9322,8154,056
純利益(百万)2,2492,3891,9682,0202,782
EPS(円)55.759.142.041.455.6
1株配当(円)253.0270.034.028.58.0
営業利益率(%)12.311.07.88.69.1
ROE(%)35.427.416.313.415.6
自己資本比率(%)30.633.136.138.932.5

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
総資産(百万)24,33330,11139,17041,27160,639
純資産(百万)7,4479,96814,15116,04319,719
流動資産(百万)18,45722,58129,24930,32746,920
流動負債(百万)12,29315,43919,11920,03635,015
現金(百万)1,9612,0614,8334,4155,246
有利子負債(百万)11,57314,99818,88517,28730,606
ネットキャッシュ(百万)-9,612-12,937-14,052-12,872-25,360
 売上1ヶ月分を除くと(百万)-11,620-15,349-16,774-15,817-28,920
BPS(円)184.3246.7292.0326.0391.8
自己資本比率(%)30.633.136.138.932.5
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。
ネットキャッシュは2通り出しています。上は現金を全部余剰とみなした値、下は売上1ヶ月分を事業を回すのに要る現金として除いた値です。どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められません(上場企業の約1割で、この違いだけでプラスとマイナスが入れ替わります)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0623/0624/0625/0626/06
営業CF(百万)-863-1,1412773,536-8,264
投資CF(百万)-1,633-2,126-2,339-1,985-3,709
財務CF(百万)2,4573,3014,727-1,93112,628
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-06期・細目まで)

貸借対照表 62項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,888社中1,657位 →5,2484,416
売掛金5,5624,599
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品10,4938,395
原料及び材料
原材料及び貯蔵品17,0627,070
仕掛品及び半成工事
仕掛品2,4641,922
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
未収入金5,0443,454
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-0-0
その他 2,885社中1,078位 →1,044469
流動資産 2,888社中897位 →46,92030,327
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物6,8095,672
減価償却累計額-2,402-2,039
建物及び構築物(純額)4,4063,632
工具、器具及び備品857636
減価償却累計額-581-440
工具、器具及び備品(純額)275196
機械装置及び運搬具8,9137,567
減価償却累計額-5,389-4,360
機械装置及び運搬具(純額)3,5243,206
土地1,279993
リース資産2,1531,865
減価償却累計額-924-690
リース資産(純額)1,2281,175
建設仮勘定1,766899
有形固定資産 2,949社中1,214位 →12,48010,104
無形固定資産
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他435259
無形固定資産 2,923社中1,652位 →435259
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券14389
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
繰延税金資産393276
その他264215
投資その他の資産 2,888社中2,221位 →801580
固定資産 2,891社中1,445位 →13,71810,944
資産 2,978社中1,197位 →60,63941,271
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金1,6631,823
契約負債3333
リース負債351290
引当金
株主優待引当金14867
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金1,033997
未払法人税等1,020382
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金24,29211,696
1年内返済予定の長期借入金1,074954
その他4571,672
流動負債 2,888社中675位 →35,01520,036
固定負債
長期借入金
長期借入金3,9343,388
退職給付に係る負債143131
リース負債955959
資産除去債務144139
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債363263
その他3631,672
固定負債5,9045,191
負債 2,978社中907位 →40,91925,228
純資産の部
株主資本
資本金 2,977社中1,797位 →1,2561,161
資本剰余金
資本剰余金 2,930社中1,298位 →2,8652,770
利益剰余金
利益剰余金 2,978社中1,497位 →14,02811,601
自己株式-0-0
株主資本 2,977社中1,521位 →18,14915,532
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金20-16
為替換算調整勘定1,540526
評価・換算差額等1,561510
新株予約権6—
非支配株主持分2—
純資産 2,978社中1,526位 →19,71916,043
負債純資産 2,978社中1,208位 →60,63941,271
損益計算書 45項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高42,72635,345
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価33,35527,950
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
減価償却費556427
貸倒引当金繰入額-00
退職給付費用8162
給与手当1,6371,272
株主優待引当金繰入額14867
販売費及び一般管理費5,4974,373
売上総利益又は売上総損失(△)9,3707,394
販売費及び一般管理費
減価償却費556427
貸倒引当金繰入額-00
退職給付費用8162
給与手当1,6371,272
株主優待引当金繰入額14867
販売費及び一般管理費5,4974,373
営業利益又は営業損失(△) 2,887社中1,088位 →3,8733,021
営業外収益
為替差益398—
受取保険金32116
助成金収入7925
その他4951
営業外収益 2,886社中860位 →689301
営業外費用
支払利息479270
持分法による投資損失0—
その他2514
営業外費用 2,877社中708位 →506507
経常利益又は経常損失(△) 2,976社中1,145位 →4,0562,815
特別利益
負ののれん発生益40—
特別利益40—
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 2,977社中1,147位 →4,0962,815
法人税等 2,972社中1,111位 →1,313794
法人税、住民税及び事業税 2,971社中1,116位 →1,380842
法人税等調整額 2,908社中1,895位 →-66-48
当期純利益又は当期純損失(△) 2,976社中1,165位 →2,7822,020
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 2,977社中1,145位 →2,7822,020
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金36-10
為替換算調整勘定1,01337
その他の包括利益1,05026
包括利益 2,977社中1,137位 →3,8332,047
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,977社中1,128位 →3,8332,047
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 2,976社中1,165位 →2,7822,020
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金36-10
為替換算調整勘定1,01337
その他の包括利益1,05026
包括利益 2,977社中1,137位 →3,8332,047
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,977社中1,128位 →3,8332,047
キャッシュ・フロー計算書 37項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 2,977社中2,902位 →-7,0464,667
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 2,977社中1,147位 →4,0962,815
減価償却費 2,938社中1,060位 →1,6171,389
貸倒引当金の増減額(△は減少)-0-0
受取利息及び受取配当金-36-28
支払利息479270
為替差損益(△は益)-16663
売上債権の増減額(△は増加)-631-232
棚卸資産の増減額(△は増加)-11,725-555
仕入債務の増減額(△は減少)-545541
負ののれん発生益-40—
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)111
株主優待引当金の増減額(△は減少)14867
未収入金の増減額(△は増加)-1,590-669
その他-196111
利息及び配当金の受取額3628
利息の支払額-502-282
法人税等の支払額-753-878
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,977社中2,895位 →-8,2643,536
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額3628
有形固定資産の取得による支出-2,717-1,970
無形固定資産の取得による支出-15-14
事業譲受による支出-968—
その他-7-0
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,977社中2,142位 →-3,709-1,985
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-502-282
長期借入れによる収入1,626300
長期借入金の返済による支出-1,046-1,001
株式の発行による収入155108
配当金の支払額-355-292
短期借入金の純増減額(△は減少)12,596-858
非支配株主からの払込みによる収入2—
その他-349-188
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,970社中112位 →12,628-1,931
現金及び現金同等物に係る換算差額177-37
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,977社中949位 →831-418
現金及び現金同等物の残高 2,977社中1,714位 →5,2464,415
この会社だけの項目 5件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。
項目当期前期
補填金収入9354
有償支給取引に係る負債の増減額(△は減少)1,532893
受取利息及び受取配当金、営業外収益3628
有償支給取引に係る負債4,9733,440
荷造費及び運搬費526475
貸借対照表 70項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金2,0712,791
売掛金3,4612,445
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
商品及び製品5,4264,254
原料及び材料
原材料及び貯蔵品17,2527,289
仕掛品及び半成工事
仕掛品3014
前払費用10962
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
関係会社短期貸付金53463
未収入金7,6516,555
流動資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-0-1,251
その他736162
流動資産36,79322,799
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額)849630
構築物(純額)7456
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置(純額)485467
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)1610
工具、器具及び備品(純額)7155
土地695587
リース資産(純額)227274
建設仮勘定403175
有形固定資産2,8242,257
無形固定資産
ソフトウエア105
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他00
無形固定資産106
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券7832
関係会社株式3,4822,595
出資金
出資金00
長期貸付金
関係会社長期貸付金1,8391,419
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
長期前払費用39
繰延税金資産232160
長期未収入金1,707—
その他4843
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-2,552-978
投資その他の資産4,8403,282
固定資産7,6755,546
資産44,46928,345
負債の部
流動負債
買掛金2,8242,558
未払費用1311
リース負債6161
引当金
株主優待引当金14867
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金422343
未払法人税等77029
預り金1012
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金21,50010,000
1年内返済予定の長期借入金736655
その他3434
流動負債32,23517,815
固定負債
長期借入金
長期借入金1,9641,392
引当金
退職給付引当金117115
リース負債182234
資産除去債務2323
その他の負債で流動負債に属しないもの
その他279270
固定負債2,5672,036
負債34,80319,851
純資産の部
株主資本
資本金1,2561,161
資本剰余金
資本準備金1,1661,071
その他資本剰余金1,5541,554
資本剰余金2,7212,626
利益剰余金
利益準備金2222
その他利益剰余金
特別償却準備金2350
圧縮積立金2833
別途積立金800800
繰越利益剰余金4,7863,816
利益剰余金5,6614,722
自己株式-0-0
株主資本9,6388,510
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金20-16
評価・換算差額等20-16
新株予約権6—
純資産9,6658,493
負債純資産44,46928,345
損益計算書 35項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高26,58722,844
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価21,87719,402
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
減価償却費3629
貸倒引当金繰入額-00
退職給付費用2121
給与手当495403
株主優待引当金繰入額14867
運賃288288
販売費及び一般管理費2,4762,120
売上総利益又は売上総損失(△)4,7103,441
販売費及び一般管理費
減価償却費3629
貸倒引当金繰入額-00
退職給付費用2121
給与手当495403
株主優待引当金繰入額14867
運賃288288
販売費及び一般管理費2,4762,120
営業利益又は営業損失(△)2,2341,321
営業外収益
受取利息5746
受取配当金11
為替差益395—
受取家賃1717
その他325
営業外収益504144
営業外費用
支払利息312137
貸倒引当金繰入額32234
その他182
営業外費用653506
経常利益又は経常損失(△)2,086959
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)2,086959
法人税等791282
法人税、住民税及び事業税873310
法人税等調整額-81-27
当期純利益又は当期純損失(△)1,294676
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)1,294676
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)2,086959
この会社だけの項目 2件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(名称の定義が取れていない 1件は含みません)
項目当期前期
1年内返済予定の長期未払金533
有償支給取引に係る負債5,7064,008
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億200億400億600億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 売上高 241億 ・ 純利益 22億23/06 ・ 売上高 289億 ・ 純利益 24億24/06 ・ 売上高 327億 ・ 純利益 20億25/06 ・ 売上高 353億 ・ 純利益 20億26/06 ・ 売上高 427億 ・ 純利益 28億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 粗利率 24.6% ・ 営業利益率 12.3% ・ 純利益率 9.3%23/06 ・ 粗利率 24.0% ・ 営業利益率 11.0% ・ 純利益率 8.3%24/06 ・ 粗利率 19.8% ・ 営業利益率 7.8% ・ 純利益率 6.0%25/06 ・ 粗利率 20.9% ・ 営業利益率 8.6% ・ 純利益率 5.7%26/06 ・ 粗利率 21.9% ・ 営業利益率 9.1% ・ 純利益率 6.5%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%10%20%30%40% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ ROE 35.4% ・ ROA 9.2% ・ ROIC(現金を全部除く) 12.0% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 10.8%23/06 ・ ROE 27.4% ・ ROA 7.9% ・ ROIC(現金を全部除く) 9.7% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 8.9%24/06 ・ ROE 16.3% ・ ROA 5.0% ・ ROIC(現金を全部除く) 6.3% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 5.7%25/06 ・ ROE 13.4% ・ ROA 4.9% ・ ROIC(現金を全部除く) 7.3% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 6.6%26/06 ・ ROE 15.6% ・ ROA 4.6% ・ ROIC(現金を全部除く) 6.0% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 5.5%
ROEROAROIC(現金を全部除く)ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める)
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。ROIC は投下資本から現金をどこまで引くかで変わるので2本で描いています(緑=現金を全部引く/灰=売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含める)。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-100億0億100億200億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 営業CF -9億 ・ 投資CF -16億 ・ 財務CF 25億23/06 ・ 営業CF -11億 ・ 投資CF -21億 ・ 財務CF 33億24/06 ・ 営業CF 3億 ・ 投資CF -23億 ・ 財務CF 47億25/06 ・ 営業CF 35億 ・ 投資CF -20億 ・ 財務CF -19億26/06 ・ 営業CF -83億 ・ 投資CF -37億 ・ 財務CF 126億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-150億-100億-50億0億50億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 設備投資を全額引く -25億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -15億23/06 ・ 設備投資を全額引く -33億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -20億24/06 ・ 設備投資を全額引く -19億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -9億25/06 ・ 設備投資を全額引く 16億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 21億26/06 ・ 設備投資を全額引く -110億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -99億
設備投資を全額引く維持分(減価償却相当)だけ引く
オーナー利益の目安を2本で。青=設備投資の総額を引く、灰=維持に要る分(減価償却で近似)だけを引き、成長のための投資は引かない。有報には総額しか出ないので、2本の間で読む。
設備投資・減価償却(億円)
0億10億20億30億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 設備投資 17億 ・ 減価償却 6億23/06 ・ 設備投資 21億 ・ 減価償却 9億24/06 ・ 設備投資 21億 ・ 減価償却 12億25/06 ・ 設備投資 20億 ・ 減価償却 14億26/06 ・ 設備投資 27億 ・ 減価償却 16億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-4倍-2倍0倍2倍 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 営業CF/純利益 -0.38倍23/06 ・ 営業CF/純利益 -0.48倍24/06 ・ 営業CF/純利益 0.14倍25/06 ・ 営業CF/純利益 1.75倍26/06 ・ 営業CF/純利益 -2.97倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円20円40円60円 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ EPS ¥5623/06 ・ EPS ¥5924/06 ・ EPS ¥4225/06 ・ EPS ¥4126/06 ・ EPS ¥56
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円100円200円300円0%200%400%600% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 1株配当 ¥253 ・ 配当性向 454.5%23/06 ・ 1株配当 ¥270 ・ 配当性向 456.5%24/06 ・ 1株配当 ¥34 ・ 配当性向 80.9%25/06 ・ 1株配当 ¥29 ・ 配当性向 68.9%26/06 ・ 1株配当 ¥8 ・ 配当性向 14.4%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億200億400億600億800億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 総資産 243億 ・ 純資産 74億23/06 ・ 総資産 301億 ・ 純資産 100億24/06 ・ 総資産 392億 ・ 純資産 142億25/06 ・ 総資産 413億 ・ 純資産 160億26/06 ・ 総資産 606億 ・ 純資産 197億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円100円200円300円400円0%10%20%30%40% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ BPS ¥184 ・ 自己資本比率 30.6%23/06 ・ BPS ¥247 ・ 自己資本比率 33.1%24/06 ・ BPS ¥292 ・ 自己資本比率 36.1%25/06 ・ BPS ¥326 ・ 自己資本比率 38.9%26/06 ・ BPS ¥392 ・ 自己資本比率 32.5%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億200億400億600億0%50%100%150%200% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 流動資産 185億 ・ 流動負債 123億 ・ 流動比率 150.1%23/06 ・ 流動資産 226億 ・ 流動負債 154億 ・ 流動比率 146.3%24/06 ・ 流動資産 292億 ・ 流動負債 191億 ・ 流動比率 153.0%25/06 ・ 流動資産 303億 ・ 流動負債 200億 ・ 流動比率 151.4%26/06 ・ 流動資産 469億 ・ 流動負債 350億 ・ 流動比率 134.0%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億100億200億300億400億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 現金 20億 ・ 有利子負債 116億23/06 ・ 現金 21億 ・ 有利子負債 150億24/06 ・ 現金 48億 ・ 有利子負債 189億25/06 ・ 現金 44億 ・ 有利子負債 173億26/06 ・ 現金 52億 ・ 有利子負債 306億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-300億-200億-100億0億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 現金−有利子負債 -96億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -116億23/06 ・ 現金−有利子負債 -129億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -153億24/06 ・ 現金−有利子負債 -141億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -168億25/06 ・ 現金−有利子負債 -129億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -158億26/06 ・ 現金−有利子負債 -254億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -289億
現金−有利子負債売上1ヶ月分を除くと
現金から借金を引いた実質手元資金を2通りで。緑は現金を全部余剰とみなした値、灰は売上1ヶ月分を事業に要る現金として除いた値。どちらが実態に近いかは会社によって違うので、2本の間で読む。
のれん・無形資産(億円)
0億0.1億0.2億0.3億0.4億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —23/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —25/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —26/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
純利益率(%)9.38.36.05.76.5
ROE(%)35.427.416.313.415.6
ROA(%)9.27.95.04.94.6
総資産回転(回)0.990.960.830.860.70
営業CF率(%)-3.6-3.90.810.0-19.3
営業CF/純益(倍)-0.38-0.480.141.75-2.97
配当性向(%)454.6456.580.968.914.4
売上 前年比(%)19.220.112.98.220.9
純資産 前年比(%)41.433.942.013.422.9
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

SEGMENT 事業別の稼ぎ

事業売上構成比営業利益利益率従業員
海外卸売事業153億36%10億6.8%207
国内加工事業105億25%26億24.8%39
海外加工事業94億22%7億7.4%532
養殖事業75億18%8億10.3%89
「どの事業が稼ぐか」=所有に値するかの核。出所: 有報 セグメント情報(EDINET 一次データ)。情報提供であり売買推奨ではありません。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/06
¥253.0
23/06
¥270.0
24/06
¥34.0
25/06
¥28.5
26/06
¥8.0
配当性向 14.4%・連続増配 —年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-109.8〜-98.8億
ROIC
5.5〜6.0%
粗利率
21.9%
アクルーアル比率
21.7%
売上CAGR(4年)
15.4%
EPS CAGR
0.0%
FCF と ROIC は2通りで出しています(どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められないため)。FCF は営業CFから設備投資の総額を引いた値と、維持分(減価償却相当)だけを引いた値。ROIC は投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値。FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値 運転資本の回転(現金が拘束される日数)

売上債権回転日数
47.5日
棚卸回転日数
—日
仕入債務回転日数
18.2日
CCC(現金循環)
—日
CCC(現金循環日数)=売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金を払ってから売上を回収するまで、現金が事業に拘束される日数。短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。業種で水準が大きく違い(製造・小売で長め、サービス・プラットフォームで短い/マイナス)、在庫を持たない業態や算定できない指標は「—」で示す。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
6.5%
ROA
4.6%
総資産回転
0.70回
実効税率
32.1%
現金変換(CFO/営業益)
-2.13倍
CFO/純益(平均)
0.28倍
累計営業CF
-28.5億
FCFマージン
-25.7%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.68倍
BPS CAGR
20.8%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
1.34倍
純負債/EBITDA
4.62倍
インタレストカバレッジ
8.1倍
債務返済年数
—年
配当性向
14.4%
連続増配
—年
希薄化率
2.14%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(同業比較)

同じ業種の会社の中で、この会社が各指標のどこに位置するかを偏差値(中央値=50)で表示。縦線=50。
営業益率純益率粗利率ROEROA自己資本流動比 50
営業利益率
66
純利益率
61
粗利率
45
ROE
65
ROA
52
自己資本比率
35
流動比率
43
計算のしかた
材料は有価証券報告書の値から計算した7指標(収益性: 営業利益率・純利益率・粗利率・ROE・ROA/健全性: 自己資本比率・流動比率)。同じ業種(東証33業種)の会社の中で、各指標の偏差値(中央値=50・ばらつき=10・上下は20〜80で止める)を出し、柱ごとに平均してから2つの柱を同じ重みで平均しています。社数が20社に満たない業種は東証17業種の区分の会社全体と比べます。金融業(銀行・証券・保険・その他金融)と、比べる相手が少なすぎる業種(鉱業・石油石炭製品)は出していません。7指標中4つ以上で、2つの柱がそろう会社が対象です。
どの指標を「高いほど上位」とみなすか、柱をどう重み付けるかは JINGI が決めています(利益率や自己資本比率が高いことが望ましいかは会社の方針によります)。偏差値は同業の中での相対的な位置であって、優劣の断定や売買の推奨ではありません。順位の数字は付けていません: 上位どうしは偏差値の差が小さく(各業種の1位と2位の差は中央値1.8点)、1点の差で順位が十数位動くことがあるためです。
出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
27.8%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
株式会社オカムラ
35.4% 保有
自己株式
0.00%
1,000株 ・簿価0.0億
大株主比率
1. 株式会社オカムラ35.4%
2. 岡村恒一18.9%
3. Steelhead Aps4.7%
4. 岡村直子3.0%
5. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.9%
6. 野村信託銀行株式会社(投信口)1.9%
7. 八木康次1.8%
8. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)1.6%
9. 岡村麻里1.6%
10. 岡村大祐1.6%
上位10で 72.2%・発行済 50,311,340株・自己株 1,000株・浮動株 13,996,892株・株主 31,226名。所有者別(単元): 外国人 6.0% / 機関 5.6% / 個人 51.8%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 大株主の持ち分推移

株主保有比率の推移(有報 各期末)増減
株式会社オカムラ2025 36.14% → 2026 35.35%▼ 0.79pt
岡村恒一2025 19.28% → 2026 18.87%▼ 0.41pt
Steelhead Aps2025 5.44% → 2026 4.65%▼ 0.79pt
岡村直子2025 3.58% → 2026 2.98%▼ 0.60pt
八木康次2025 2.44% → 2026 1.75%▼ 0.69pt
岡村麻里2025 1.61% → 2026 1.57%→ 0.04pt
岡村大祐2025 1.61% → 2026 1.57%→ 0.04pt
過去の有価証券報告書「大株主の状況」から、大株主の保有比率の時系列を並べたもの。増減は事実としての推移で、その是非や売買を示すものではありません(複数期に現れる株主のみ・名義人と役員は対象外)。出所: 有報 大株主の状況(各期末)

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率54.40%(取締役 3名計)
政策保有株式(簿価合計)78.0百万円(5銘柄)
役員報酬総額 / 役員数122.0百万円 / 10名
平均年間給与(提出会社)630万円(前期比 +3.1%)
従業員数(連結)902名
監査報酬 / 非監査報酬53.0百万円 / —
平均勤続年数6.4年
女性管理職比率—
従業員1人当たり売上47.4百万円
従業員1人当たり営業利益4.3百万円
政策保有株式の対純資産比0.4%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長兼CEO 岡村 恒一
本社所在地青森県青森市八重田一丁目6番11号
市場 / 業種東証スタンダード / 食料品
決算期6月
従業員数(連結)902名
EDINETコードE38979

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金の扱いで2通り
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値・2通り
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/06期末 基準・50,311,340株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。実質PER・益回りは純現金の扱いで2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)を「小〜大」で出します。企業価値がゼロ以下になる側と、純現金が読めない会社は出しません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長分を含めない設計のため、成長企業では小さめの値になる。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向く。配当だけを起点にするため、低・無配の会社は値が小さく出る(配当以外の価値は映さない)。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
この銘柄は収益系の理論値算定が困難です。収益系の理論値は算定困難・参考外(累計営業CF流出)。参考として資産の下値(BPS・NCAV)は財務・BSのカードをご覧ください。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-09-24確認書 ↗
2026-08-26変更報告書 ↗ / 岡村 恒一
2026-08-26変更報告書 ↗ / スチールヘッド プライベート・リミテッド・ライアビリテイ・カンパニー
2026-03-06変更報告書 ↗ / 岡村 恒一
2026-03-06変更報告書 ↗ / 岡村 恒一
2026-02-13確認書 ↗
2025-09-25確認書 ↗
2025-04-04変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 日興アセットマネジメント株式会社
2025-02-14確認書 ↗
2024-09-26確認書 ↗
2024-07-19大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 日興アセットマネジメント株式会社
2024-05-14確認書 ↗
2024-02-14確認書 ↗
2023-11-14確認書 ↗
2023-10-02大量保有報告書 ↗ / 岡村 恒一
2023-09-29確認書 ↗
2023-09-29大量保有報告書 ↗ / スチールヘッド プライベート・リミテッド・ライアビリテイ・カンパニー
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書は保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プラン(提供予定)では、開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社11社、関連会社1社で構成され「海の恵みを絶やすことなく世界中の人々に届け続ける。」ことをMissionとし、養殖事業、国内加工事業、海外加工事業、海外卸売事業の4つの事業を柱としてビジネスを展開しています。サーモンを中心とした川上から川下までの垂直統合型ビジネスモデルで、グローバルに事業を展開し、その結果として、自己資本利益率や売上高営業利益率などの指標において上場会社平均を上回る実績を達成しています。 各事業における事業会社名及びその系統図は、次のとおりであります。以下に示す区分は、セグメントと同一の区分であります。 各事業の概要は、次のとおりであります。 (1)養殖事業生食用のサーモントラウトを養殖し、国内外に向け販売する事業であります。Musholm A/Sにおいては、毎年約3,500~4,000トン強のサーモントラウトを生産しております。さらにサーモン養殖の世界的なリーダーであるノルウェーの養殖との差別化を図るため、卵を持たせる養殖を行っています。その一部は当社向けに輸出され、以下で説明する国内加工事業に使われます。当社グループ以外には、魚の身の部分はヨーロッパ諸国へスモークサーモンの加工用原料として、卵はいくらを生産しヨーロッパ各地へ、あるいはいくら加工用原料としてヨーロッパ各地へ販売しております。日本国内におきましては、2017年6月に青森県西津軽郡深浦町に日本サーモンファーム株式会社を設立し、サーモントラウトを生産しております。サーモン養殖先進国であるデンマーク子会社Musholm A/Sの大規模生産のノウハウを活用し、孵化から養殖まで一気通貫した生産体制を構築しております。 日本サーモンファーム株式会社の海面養殖イメージ サーモン養殖は自然と地域のバックアップを受けて行う事業です。サーモン養殖に適した青森の地で地元企業としての強みを生かし、地域と一体となって事業を進めています。例えば国内では、河川を利用した中間養殖を行うにあたっては水利権が、海面養殖を行うにあたっては区画漁業権の行使が必要です。当社グループは、地元漁協の組合員として区画漁業権を行使し、サーモン養殖を行っています。 なお、当社グループでは、養殖事業の一部においてASC認証を取得しております。 ASC認証とは、水産養殖管理協議会(Aquaculture Stewardship Council)が管理運営する養殖に関する国際認証制度で、養殖場が自然環境の汚染や資源の過剰利用を行っておらず、その養殖事業に持続可能性が認められることを認証するものです。近年はASC認証のある原料を使った製品を取扱いの中心に据える国内の大手スーパーマーケットなども増えて来ています。 (2)国内加工事業国内加工事業及び後述の海外加工事業は、魚卵・成魚を原料として顧客の要望にそって加工し、販売を行う事業です。国内加工事業における加工拠点は青森県青森市に所在する第一~第三工場です。第一工場では数の子及びたらこと、当社グループ日本サーモンファーム株式会社の養殖サーモンを主に加工しております。第二工場ではイクラと筋子の加工をしております。国内のスーパーマーケットや外食向けの販売が主ですが、最近ではアジア圏の大手回転寿司チェーンへの輸出も増えております。2026年3月には委託加工先の工場を取得し、当社の第三工場として養殖サーモンの一次加工、魚卵関連製品の加工等を行い、加工キャパシティーの拡大とともに加工拠点の分散化によるリスク分散を図っております。 青森第一工場で製造した数の子製品 Musholm A/S魚卵原料から製造したイクラ製品 青森第一工場内たらこ製品製造ライン (3)海外加工事業 海外加工事業は、海外の加工拠点において水産加工品を製造する事業です。国内加工事業と同様に、当社養殖事業からの原料仕入れに加え、自社仕入れチームが自身で良質な原料を世界中から調達し加工販売まで行います。 海外加工事業における拠点は以下の3つです。 ①当社東京事業本部 当社の東京事業本部では、貿易実務、海外加工場の生産管理、国内外への販売活動を行っております。 ②ミャンマーの自社グループ工場(Okamura Trading Myanmar Co., Ltd.) 2017年9月、ミャンマーのティラワ経済特区内に子会社Okamura Trading Myanmar Co.,Ltd.を設立しました。同経済特区内は日本企業の進出が進んでおり、日本水準のインフラが整っております。主にサーモン原料の寿司ネタ加工を行っております。 外部仕入原料のサーモンハラス寿司スライス製品 Okamura Trading Myanmar Co., Ltd. 外観 ③ベトナムのパートナー工場当社とは20年来の関係があるベトナムの大手水産加工工場とパートナー契約を結んでおります。契約の内容は「第2 事業の状況 5 重要な契約等」をご参照ください。同工場では、サーモン原料の寿司ネタ加工の他、サバ原料を始めとした焼成済みの焼き魚・煮魚製品の加工も行っております。生産された製品は日本国内消費向けに輸出される他、後述のシンガポールやマレーシアなどの現地販売拠点に向けても出荷されます。 (4) 海外卸売事業 シンガポール(Okamura Trading Singapore Pte., Ltd.)、マレーシア(Xenka Trading (M) Sdn. Bhd.)、台湾(Okamura Trading Taiwan Co.,Ltd.)、タイ(Okamura Trading (Thailand) Co., Ltd.)、ベトナム(Okamura Trading Vietnam Co., Ltd.)、香港(Okamura Trading Hong Kong Co., Ltd.)、オランダ(Okamura Trading Netherlands B.V.)に拠点を有しており、現地の日系スーパーマーケットや日本食レストランに、日本から輸入した日本食材を販売しております。顧客のニーズに応じて他社から幅広く商材を調達しておりますが、自社グループ内で養殖・加工した商材も当事業を通じて海外市場に販売しております。顧客のニーズに合わせた製品をタイムリーに、そして日本基準のきめ細やかなサービスをもって提供しております。 Okamura Trading Singapore Pte., Ltd. 自社倉庫 Xenka Trading (M) Sdn. Bhd.の事務所及び配送トラック
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1 報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的な検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、「海の恵みを絶やすことなく世界中の人々に届け続ける」ことをMissionとし、サーモン養殖事業、加工事業(国内加工、海外加工)、海外卸売事業を主な事業としております。これにより、「養殖事業」「国内加工事業」「海外加工事業」「海外卸売事業」の4つを報告セグメントとしております。各事業の内容は下記のとおりであります。「養殖事業」…青森及びデンマークにおけるサーモンの養殖と成魚販売「国内加工事業」…筋子、いくら等の魚卵製品の国内工場における加工販売「海外加工事業」…サーモン、さば等の魚介類の海外工場における加工販売「海外卸売事業」…魚介類を含む日本食品の海外での卸売 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注1)連結財務諸表計上額(注2)養殖事業国内加工事業海外加工事業海外卸売事業計売上高 外部顧客への売上高6,0308,6939,59911,02235,345-35,345 セグメント間の内部 売上高又は振替高3,2297044,488228,445△8,445-計9,2609,39814,08711,04443,790△8,44535,345セグメント利益1,2381,1771,0406034,060△1,0393,021その他の項目 減価償却費88021282721,374151,389 (注) 1.セグメント利益の調整額はセグメント間取引消去が△144百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△894百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。3.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象となっていないため、記載しておりません。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注1)連結財務諸表計上額(注2)養殖事業国内加工事業海外加工事業海外卸売事業計売上高 外部顧客への売上高7,52910,5059,41815,27142,726-42,726 セグメント間の内部 売上高又は振替高3,4232,2616,0385611,779△11,779-計10,95212,76715,45715,32854,505△11,77942,726セグメント利益7722,6107001,0445,126△1,2533,873その他の項目 減価償却費98225173501,592241,617 (注) 1.セグメント利益の調整額はセグメント間取引消去が△38百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,215百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。3.セグメント資産及び負債については、経営資源の配分の決定及び業績を評価するための検討対象となっていないため、記載しておりません。 【関連情報】前連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)1 製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:百万円)日本アジアその他合計シンガポールマレーシアその他アジア20,0003,7313,2124,7243,67635,345 (注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本デンマークその他合計5,3403,5761,18810,104 3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 当連結会計年度(自2025年7月1日 至2026年6月30日)1 製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2 地域ごとの情報 (1) 売上高 (単位:百万円)日本アジアその他合計シンガポールマレーシアその他アジア22,6934,7684,7516,2294,28242,726 (注) 1.売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。(表示方法の変更)前連結会計年度において「その他アジア」に含めていた「マレーシア」の売上高は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度から独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の「2 地域ごとの情報 (1)売上高」の組替を行っております。この結果、前連結会計年度において、「その他アジア」に表示していた7,936百万円は、「マレーシア」3,212百万円、「その他アジア」4,724百万円として組み替えております。 (2) 有形固定資産 (単位:百万円)日本デンマークその他合計6,4554,5521,47112,480 3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自2025年7月1日 至2026年6月30日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自2025年7月1日 至2026年6月30日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自2025年7月1日 至2026年6月30日)「養殖事業」において、当社の連結子会社であるLoejstrup Dambrug A/SによるFarmer/Fish Farmer/Landlord Farm Shop by Peter Holmからの事業譲受に伴う負ののれん発生益21百万円及びLoevlund Dambrug ApSからの事業譲受に伴う負ののれん発生益18百万円を特別利益として計上しております。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1 製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社グループが判断したものであります。 1.気候変動・自然災害によるリスク (1)資源アクセス確保に与える影響(発生可能性:中/発生時期:特定時期無し/影響度:大) 地球温暖化による海洋環境の変化により、下記のようなリスクが生じることが考えられ、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。 ① 各水産品種の生息可能な水域が変化することにより、当社グループが取扱う水産品種における従来の漁場、海面養殖場の環境(海水温条件など)が、その魚種の生息条件に適さなくなり、漁獲量・養殖生産量が減る可能性があります。 ② 海洋環境が変化した場合には、当社グループに限らず、水産業界全体に及ぶ可能性があることから、漁獲量・養殖生産量減少により水産物の流通量が減ることで、水産物の価格が上昇し、当社にとっての原料仕入価格が高騰するおそれがあります。 (2)自然災害の頻度増加と激甚化によるリスク(発生可能性:高/発生時期:特定時期無し/影響度:中) 地球温暖化による気候変動は、近年、台風、ハリケーン、時化、豪雨、洪水、赤潮、津波、干ばつ等の自然災害の頻度を増加させ、激甚化させる傾向にあります。また、東日本大震災以降、青森県東方沖から岩手県沖にかけてマグニチュード7クラスの地震が繰り返し発生しています。特に、当社の主力工場のある青森県青森市、当社グループの養殖場が集中する青森県西津軽郡深浦町及び青森県東津軽郡今別町、デンマークMusholm島周辺に想定外の災害が生じた場合には、当社グループの経営成績に下記のような大きな悪影響を及ぼす可能性があります。 ① 当社グループの養殖魚、食品製造や冷蔵倉庫、養殖場、工場、漁船への直接被害 ② 台風等の悪天候による時化の増加により、海面養殖の生簀損壊、給餌回数の減少による魚の成長不足 ③ 長期停電や水道水停止等による生産・物流への影響 ④ 予防・安全対策コストとしての設備費や保険費用の増加 以上のリスクに対処するため、事業セグメントの分散、養殖拠点や製造拠点の分散を進めております。これにより、特定の事業や拠点に大きな損失が生じた場合でも、他の事業や拠点でその損失を吸収しうる体制を構築してまいります。 2.海外事業の拡大に関連するリスク(カントリーリスク)(発生可能性:高/発生時期:特定時期無し/影響度:中) 当社グループは、「海の恵みを絶やすことなく世界中の人々に届け続ける。」をMissionとして掲げているとおり、海外での事業展開を積極的に行っております。海外への展開においては、以下を含む様々なリスクにさらされております。 ・政情や治安の不安・外国為替相場の変動・将来起こりうる不利益な税制・法令や規制の予期せぬ変更・顧客ニーズ、市場環境及び現地の規制に関する理解不足・人財の採用・雇用及び国際的事業管理の難しさ・新たな多国籍企業との競争 海外事業の拡大に取り組む中で、上記のような事業展開に関連する様々なリスクが顕在化し、想定した事業展開を行うことができない可能性があります。また、海外企業への投資に関連して減損が生じる可能性や、当社グループの目標を達成できない市場から撤退する可能性があります。これらの結果、当社グループの事業展開、財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。 なお海外加工事業においてはベトナムとミャンマーに加工拠点を有しており、このうちミャンマーにおいては本書提出日現在においても不安定な情勢が継続しております。現在もミャンマー工場は稼働を抑えた形で継続稼働しておりますが、情勢が悪化した場合は、海外加工事業における加工能力に影響を及ぼす可能性があります。今後も従業員の安全確保を最優先しつつ、引き続き情勢を注視してまいります。 3.養殖事業に関するリスク (1)国内養殖において区画漁業権や水利権の維持や新規取得ができなくなるリスク(発生可能性:低/発生時期:特定時期無し/影響度:大) 国内養殖において河川を利用した中間養殖を行うにあたっては水利権が、海面養殖を行うにあたっては区画漁業権の行使が必要になります。何らかの理由によりこれらの権利の使用や拡大に制約が生じた場合、当社グループの養殖事業の維持や拡大に支障を及ぼす可能性があります。 当該リスクに対応するため、当社グループでは法令遵守や環境配慮、行政、地域住民、地元漁協などとの対話を通じて、これらの権利の維持・拡大に努めております。 (2)養殖事業による海洋汚染に関するリスク(発生可能性:中/発生時期:特定時期無し/影響度:中) 海面養殖では、残餌や糞尿等の海底堆積や逃亡魚等による海の汚染リスクが大きな課題です。当社がこの課題に適切に対処できない場合、ASC認証取消による当社養殖魚の付加価値の低下、地元漁協との関係悪化等により、養殖事業に悪影響を与える可能性があります。 当該リスクに対応するため、当社ではASC認証の維持を通じて環境に配慮した養殖を継続するとともに、潜水調査を含む継続的な環境影響調査や適正給餌などに努めております。 (3)養殖事業における環境規制の強化に関するリスク(発生可能性:中/発生時期:特定時期無し/影響度:中) 環境保護の観点から、養殖事業に関する規制は強化される傾向にあります。新たな国内外の法規制等が制定された場合、当社グループにおいて、これら法規制等への対応のために新たな環境保全コストの負担等が生じることが予想されます。当社が現在又は将来の環境規制を遵守できなかった場合、当社に対する損害賠償請求や罰金の賦課、一定地域における生産・操業停止、当社の評判・信用の低下を招き、当社グループの事業展開、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社グループに重大な影響を及ぼす可能性のある法規制等の改正は、本書提出日現在においてはありません。 (4)養殖用卵の調達に関するリスク(発生可能性:低/発生時期:特定時期無し/影響度:中) 本書提出日現在において養殖事業における養殖量の約5割程度を占める日本国内においては、サーモンの養殖用卵の仕入は国家間の魚病防疫の契約上、米国もしくはカナダからの仕入れに規制されています。当社グループの国内養殖では米国の業者から仕入れた発眼卵を使って養殖を行っていますが、何らかの理由で当該仕入先からの発眼卵仕入が滞った場合、当社グループの国内養殖事業に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (5)MSC認証およびASC認証について(発生可能性:低/発生時期:特定時期無し/影響度:中) 当社グループが認証取得している持続可能な漁業認証(MSC)および養殖認証(ASC)においては、規格の要求事項を満たしたマニュアルを作成・運用し、定期的に認証審査機関による継続審査及び更新審査を受けることが求められます。当社グループでは、最新の規格要求事項に合わせてマニュアルをアップデートすることで、MSC・ASCを適切に運用しておりますが、当該審査で認証継続不可となる重大な不適合あるいは不適合品発生時の不適切な対応により、認証継続が一時停止又は取消された場合、当社グループが継続的に取り組んでいる事業に大きな影響を及ぼす可能性があります。 (6)疾病による大量斃死(へいし)(発生可能性:低/発生時期:特定時期無し/影響度:中) サーモン養殖においてはIHNやIPNといった抗生物質の効かないウイルス性の病気が発生することがあります。これらの病気が蔓延すると大量斃死が発生し、当社の業績に大きな影響を及ぼす可能性があります 当社では病気が持ち込まれるリスクに対処するため、野生動物(特に鳥)による水平感染予防のための鳥よけ網、人的な水平感染予防のために場内入場時の全ての人、車に関する殺菌を実施しております。また、ワクチン開発を支援するため、ワクチン開発会社の行う治験へは積極的な協力を行っていく方針です。 (7)日本国内における養殖ライセンスの導入(発生可能性:低/発生時期:特定時期無し/影響度:中) デンマークをはじめ養殖先進国においては、淡水養殖を行う際は、取水量のライセンス、排水基準の規制などが存在し、海面養殖を行うためには、飼育生物量(バイオマス)ライセンスや使用給餌量ライセンスの取得が必要とされています。多くの国でこのライセンスの取得要件がネックとなり、それ以上の規模拡大が困難になるという状況が発生しています。 日本国内においてはこのような規制は現在はありませんし、規制が導入されることも現時点では予定されていません。しかしながら、長期的に見れば諸外国と同様にこのような規制が導入される可能性は排除できず、その場合は国内の養殖事業の大きな制約要件になる可能性があります。 当該リスクも見据え、当社では長期的な成長を想定して行使可能な水利権や区画漁業権の拡大を先行して進めております。また、ASC認証の取得率向上を通じて高い環境基準に対応できる体制の構築に努めてまいります。 4.製品の安全性について(発生可能性:中/発生時期:特定時期無し/影響度:中) 食品の安全性に対する消費者の関心や要求は年々高まっております。 当社グループでは安全で、顧客に安心していただける商品をお届けするよう、経営責任者直轄の品質管理部を設置し、製造現場の
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ①当期の経営成績の状況当連結会計年度における当社グループの経営成績の状況の概要は次のとおりであります。当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費や輸出に持ち直しの動きが見られ、緩やかな回復基調が続いているものの、中東情勢や金融資本市場の変動など、景気を下押しするリスクに留意が必要な状況となっています。一方で、当社グループの主な事業地域である東南アジアの経済環境は、内需外需に支えられ、概ね堅調に推移しました。当社グループにおきましては、中期経営目標2030において、国内養殖量の拡大と海外卸売事業売上の拡大を最重要課題として位置付けています。当連結会計年度において、国内の養殖事業は、地方自治体との養殖場適地開発の協力強化や、中間養殖場及び新規バージ船の導入に向けた設備投資が順調に進みました。また、海外卸売事業については、東南アジア諸国の旺盛な経済需要を基に事業拡大傾向が継続しています。当連結会計年度の業績につきましては、海外加工事業において販売価格の転嫁が追い付かず営業利益が減少したものの、国内加工事業の主力製品であるいくら製品について、市中の原料不足・市場供給量不足から想定を上回る販売単価で推移したことで販売額が増加し、全体としては概ね順調に推移したと捉えています。経常利益については、外貨建債権の為替換算損益が営業外損益の大きなファクターになっています。当連結会計年度においては、これが前期比で621百万円プラスに作用しています(当期は為替差益398百万円、前期は為替差損222百万円)。以上の結果、当連結会計年度の売上高は前連結会計年度に比べ7,380百万円増の42,726百万円(前期比120.9%)、営業利益は前連結会計年度に比べ851百万円増の3,873百万円(前期比128.2%)、経常利益は前連結会計年度に比べ1,240百万円増の4,056百万円(前期比144.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ762百万円増の2,782百万円(前期比137.7%)となりました。各セグメントの事業概況は次のとおりであります。(単位:百万円/%) 売上高前期増減前期比セグメント利益前期増減前期比養殖事業10,9521,692118.3772△46662.3国内加工事業12,7673,368135.82,6101,432221.7海外加工事業15,4571,369109.7700△34067.3海外卸売事業15,3284,284138.81,044440172.9調整額※△11,779△3,334139.5△1,253△214120.6合計42,7267,380120.93,873851128.2 ※調整額はセグメント間取引及び全社費用等であります。 (養殖事業)当期の国内養殖量については、海面養殖における育成不良、生鮮販売量を増加させるため水揚げ時期を早めたことにより前期比△93トンの3,383トンの水揚量となりました。販売面においては、生鮮販売が好調に推移したことにより生鮮販売量及び販売額が増加しましたが、海面養殖の育成不良等により利益率が低下しました。デンマーク子会社による海外養殖においては、海面養殖場における生育不良、相場影響による販売単価低下等により利益率が低下しました。上記の結果として、売上高は前連結会計年度と比べ1,692百万円増の10,952百万円(前期比118.3%)、セグメント利益は466百万円減の772百万円(前期比62.3%)となりました。なお、デンマーク子会社であるMusholm A/Sは国際財務報告基準(IFRS)を採用しており、養殖事業の損益には、IAS第41号「農業」に従った売却コスト控除後の公正価値により評価した結果(売上原価△79百万円)が含まれております。(単位:百万円)売上高 10,952営業費用材料費、人件費、販管費等10,259小計(公正価値評価を除いたセグメント損益)692営業費用公正価値評価による影響額79合計(セグメント損益)772 (国内加工事業)いくら、筋子については、北海道秋鮭不漁等による国内材料不足により販売価格相場が上昇、当社のいくら製品も想定を上回る水準での販売単価推移となり、販売額が増加しました。また、長期単価契約の販売先に関する契約単価の見直しも順調に進み、相対的に利益率の高いいくら商品の販売割合が増加したこと等により利益率が改善しました。上記の結果として、売上高は前連結会計年度と比べ3,368百万円増の12,767百万円(前期比135.8%)、セグメント利益は1,432百万円増の2,610百万円(前期比221.7%)となりました。 (海外加工事業)為替や仕入相場の影響による原料価格上昇に対して一定の値上げを実施した結果、製品及び商品の販売量が減少し、加えて価格転嫁が追い付かなかったことから粗利率が低下しました。また、従業員数の増加による人件費増加等の影響により販売費及び一般管理費が増加いたしました。上記の結果として、売上高は前連結会計年度と比べ1,369百万円増の15,457百万円(前期比109.7%)、セグメント利益は340百万円減の700百万円(前期比67.3%)となりました。 (海外卸売事業)東南アジア諸国における日本食マーケットの拡大を背景に、当事業は拡大を続けてきました。当連結会計年度においてもこの傾向は継続しており、売上は順調に拡大しました。利益率については、販管費率の改善と円安による仕入価格の低下により、大きく改善されました。上記の結果として、売上高は前連結会計年度と比べ4,284百万円増の15,328百万円(前期比138.8%)、セグメント利益は440百万円増の1,044百万円(前期比172.9%)となりました。 ②当期の財政状態の状況当社グループの財政状態は次のとおりであります。(資産)当連結会計年度末における流動資産は46,920百万円となり、前連結会計年度末に比べ16,593百万円増加しました。これは主な要因としては、国内加工事業において魚卵の仕入を進めたこと等により原材料及び貯蔵品が9,992百万円増加したこと、加工委託先への原料支給が進んだことにより、未収入金が1,590百万円増加したこと等によるものです。固定資産は13,718百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,773百万円増加しました。これは主に事業拡大に伴う設備投資による増加であります。この結果、総資産は60,639百万円となり、前連結会計年度末に比べ19,367百万円増加しました。 (負債)当連結会計年度末における流動負債は35,015百万円となり、前連結会計年度末に比べ14,978百万円増加しました。これは主に、運転資金として短期借入金が12,596百万円増加したこと等によるものであります。固定負債は5,904百万円となり、前連結会計年度末に比べ712百万円増加しました。この結果、負債合計は40,919百万円となり、前連結会計年度末に比べ15,691百万円増加しました。 (純資産)当連結会計年度末における純資産合計は19,719百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,676百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益を2,782百万円計上したこと等により利益剰余金が2,426百万円増加したこと等によるものです。 ③当期のキャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フローは、8,264百万円の支出(前期比11,801百万円の収入減少)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益を4,096百万円計上し、有償支給取引に係る負債が1,532百万円増加した一方で、当社主要事業がそれぞれ事業拡大傾向であることにより売掛金残高の増加が631百万円生じたことに加え、国内加工事業において魚卵の仕入を進めたこと等により棚卸資産残高が11,725百万円増加したことなどによるものです。 投資活動によるキャッシュ・フローは、3,709百万円の支出(前期比1,723百万円の支出増加)となりました。当社の最重要課題である養殖量拡大に向けて養殖設備への投資を進めたことに伴い、有形固定資産の取得による支出が2,717百万円(前期比746百万円の支出増加)となったことなどによるものです。 財務活動によるキャッシュ・フローは、12,628百万円の収入(前期は1,931百万円の支出)となりました。これは主に、原材料仕入等の運転資金目的での借入を進めたことにより短期借入金の純増減額が12,596百万円生じたためです。 以上に加え、現金及び現金同等物に係る換算差額177百万円を調整した結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ831百万円増加し、5,246百万円となりました。 ④生産、受注及び販売の実績a 生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)養殖事業10,952118.3国内加工事業12,767135.8海外加工事業1,462103.5海外卸売事業--合計25,181125.5 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しておりません。2.金額は、販売価格によっております。3.海外卸売事業については、自社生産設備を保有していないため、記載を省略しております。 b 受注実績当社グループは、需要予測に基づく見込生産を行っているため、該当事項はありません。 c
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 (1)経営方針 当社グループは、「海の恵みを絶やすことなく世界中の人々に届け続ける。」ことをMissionとし、サーモン養殖事業、国内加工事業、海外加工事業、海外卸売事業の4つの事業を柱としてビジネスを展開しています。 日本において水産業は衰退産業といわれていますが、海外において水産業は成長産業と位置付けられています。私たちは日本の水産業において成長を阻害しているのは二つの要因、すなわち「供給の不安定性」と「消費の減少」であると考えております。養殖を推し進めることで「供給の不安定性」を解消し、また水産物の消費拡大が期待されるアジア圏での販売を促進することで「消費の減少」を解消していきたいと考えております。そして、これらの活動を通じて新しい水産業を切り開き、衰退産業とされた日本の水産業の成長産業化を実現することを経営方針としております。 (2)経営環境当社グループを取り巻く環境は以下のとおりと認識しております。 ①水産資源の需要はグローバルでは増加傾向 世界的にみると、一人当たりの食用魚介類の消費量は、先進国では健康志向、途上国においては食生活水準の向上や流通システムの整備改善などにより増加傾向にあります。魚介類消費量は、人口増と相俟って急拡大し、近年でもそのペースは衰えていません。とりわけ元来魚食習慣のあるアジア地域では、生活水準の向上に伴い顕著な増加を示しています。 ②養殖への需要の高まり 世界の漁業と養殖業を合わせた生産量は増加し続けています。その一方で、持続可能な(適正レベルよりも資源量が多く、生産量拡大の余地がある)レベルで漁獲されている状態の水産資源の割合は低下傾向です。この状況を背景に養殖の重要性はますます高まっており、サーモン類においては、養殖業の収穫量は1990年から2024年で約11倍に急激に拡大し、世界のサーモン需要の拡大を支えています。 ③サーモン需要の増加と養殖量拡大ペースの鈍化 世界中でサーモンの人気は高く、日本国内では各種調査でも人気の魚種として常に上位にあげられています。養殖効率に優れていて比較的低価格で購入しやすいサーモンの需要は、今後も伸びていくものと期待されています。 一方でノルウェーやチリといったサーモン養殖大国における養殖適地の開発は既に概ね行われていることから、今後の養殖量拡大のペースは、限定的となることが予想されています。 (3)経営戦略 このような環境を踏まえ、当社では養殖事業と海外卸売事業の成長を牽引する二つの事業として位置づけており、中長期の主な戦略として以下を計画しております。 ①国内養殖規模の拡大 当社の成長のエンジンの一つはサーモン養殖事業であります。そして生産量を拡大していくことが当社の成長の基礎になると考えています。サーモン養殖事業はデンマーク及び日本国内において展開しております。 当社グループはサーモン養殖には以下のような限りない可能性があると考えており、それがこのような戦略を採る背景となっています。・ サーモンは4大動物性タンパク質の供給源として、牛肉、豚肉、鶏肉と並ぶ存在になりうる。・ 肉類と同等の高タンパクでありながら、低いカロリーが健康志向にも合致する。・ 完全養殖が実現されていて、海から天然の稚魚の捕獲が不要。生態系に影響を与えない。・ 生産効率が高い。具体的には、増肉係数(FCR)が低く、かつ可食部分が多く、捨てる部位がほぼない。・ 低魚粉飼料で養殖が可能。植物性タンパク原料から、海由来タンパクを生産できる。・ サーモンの市場は世界中に存在しており、市場規模が大きい。回転寿司でも定番の人気ネタとなっている。 なおデンマークでは、主に魚卵の採取を目的としてサーモンを養殖しております。デンマークでは近年養殖の拡大による環境負荷が懸念されていることや、適地が限られていることを理由に、新たなライセンスが発行されておりません。そのため、急激な規模拡大は容易ではない状況ですが、引き続きライセンス取得のための活動は継続してまいります。 一方、日本国内においては特に北日本では養殖適地が多数存在していることや、国の方針として養殖を増やすことが決定されていることから、当社グループにおける養殖規模拡大は国内養殖が主となります。国内養殖量は継続的な設備投資を背景に、2026年4-6月の3,383トンから、順次拡大していく計画としています。引き続き、この国内養殖における水揚げ量増に対応するため、養殖設備の増強を継続してまいります。 ②国内養殖事業の効率性向上 養殖については、量の拡大とともに効率性の向上も重要な課題です。特に国内養殖においては改善の余地が大きく、当社グループでも屋外循環式の大規模中間育成魚高密度生産システムや給餌用バージ船(※)などを導入し効率化に取り組んでいるところであります。引き続き最新の養殖技術を持つデンマーク子会社Musholm A/Sの技術を取り入れながら、日本国内においてもサーモン養殖先進国並みの養殖技術を確立すべく、取組みを継続してまいります。 (※)バージ船とは、船底が平らになっている船舶のことであり、当社の連結子会社である日本サーモンファーム株式会社ではこのバージ船タンクに養殖用の餌を保管し、船外から自動で給餌できるシステムを構築しております。2026年秋に2隻目のバージ船を導入予定です。 ③海外卸売事業の強化 養殖事業と並ぶ当社の成長エンジンは海外卸売事業であります。日本食ブーム、あるいは人口増を背景に海外、特にアジアにおいて日本食マーケットが大きく成長を続けております。このマーケットの成長の波をしっかりキャッチし、当社の成長にも繋げてまいります。すでにシンガポール、マレーシア、台湾及びタイに子会社を有し、着実に成長してきておりますが、日本食需要の大きい地域を中心に今後も進出先を増やし、さらなる成長に繋げていく計画です。また、シンガポールでは自社保有の超低温倉庫(-60℃)による徹底した温度管理や迅速できめ細やかな配送を行っており、オカムラ食品工業独自のコールドチェーンを築いておりますが、さらに超低温倉庫や配送能力への投資を進めていく計画としております。マレーシアにおいては、ハラール食品(※)のニーズが高いことから、ハラール食品の強化を重点課題とし、ハラール対応を目的とした新倉庫を2024年1月より稼働しています。その他、水産専門会社であることや、養殖や加工部門を有していることの強みをより活かせるよう、カバーエリアの拡大、ヒトやモノへの先行投資を進めてまいります。(※)ハラール食品とは、イスラム教で食べることが許されている調理法等に従い生産した食品のことを指します。 (※) 2025年概数は前回調査比で約1割減となっていますが、これは最大市場の中国(本土)が経済停滞などにより△19%となった影響が大きく、当社進出国の伸長率は+4%と継続拡大しています。 (4)対処すべき課題 経営戦略を進めていくうえで当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 養殖事業 ① 国内養殖規模の拡大 当社の成長エンジンの一つはサーモン養殖事業であり、その養殖量を拡大していくことが当社の成長の基礎になると考えています。養殖規模拡大のためには生産能力を上げていくことが必要で、特に不足しがちな中間養殖場の確保が課題です。中間養殖場の新設にあたっては、適地の選定、地元との調整、設備投資資金の確保、養殖施設の建設と、一朝一夕に進むものではないため、中長期的な視点に立って着実に設備投資計画を進めてまいります。 ② 養殖の効率性向上 養殖については、量の拡大とともに効率性の向上も重要な課題です。特に国内養殖においては改善の余地が大きく、当社グループでも屋外循環式の大規模中間育成魚高密度生産システムや給餌用バージ船などを導入し効率化に取り組んでいるところであります。引き続き最新の養殖技術を持つデンマーク子会社Musholm A/Sの技術を取り入れながら、日本国内においてもサーモン養殖先進国並みの養殖技術を確立すべく、取組みを継続してまいります。 海外卸売事業 ③ 海外市場での営業基盤の強化 アジアにおける日本食マーケットの成長の波を確実にキャッチすることが、当社の成長には重要です。そのための配送・保管設備の増強は計画しておりますが、それに加えて、新しい顧客の開拓に努めるとともに、既存の顧客のご不満を聞き、顧客にご満足していただける製品開発やサービス提供を行うことで、営業基盤の強化を図っていくことが課題であると認識しております。 国内加工事業、海外加工事業 ④ 安定的な加工体制の確保 安定的な加工体制の確保は、当社の基盤となります。これが確保されてこそ、加工事業の拡大だけでなく、養殖した青森サーモンのマーケット展開や、海外卸売事業における顧客ニーズへのきめ細やかな対応といったことが可能になります。加工拠点の分散によるリスクヘッジ、工場従業員の教育による品質や効率性の向上といった点を推し進めてまいります。 その他 ⑤ 品質管理に関する継続的な向上 消費者の安全・安心へのニーズはますます高まっており、食料品を取り扱う当社グループにおきましても、食品表示も含め、食の安全性を確保してお客様に安心してご利用いただけることが最重要事項であると認識しております。品質管理体制の強化、業務フローの標準化、食品表示や食品関連法規に関する情報の社内共有等を進め、品質管理に関する継続的な向上に取り組んでまいります。 ⑥
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)1 関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)役員岡村恒一--当社代表取締役社長兼CEO(被所有)直接19.3%当社代表取締役社長兼CEO金銭報酬債権の現物出資(注1)11--役員橋本裕昭--当社常務取締役兼CFO(被所有)直接0.4%当社常務取締役兼CFO新株予約権の行使(注2)11-- 取引条件及び取引条件の決定方針等(注1)譲渡制限付株式報酬制度に伴う、金銭報酬債権の現物出資であります。 (注2)2020年9月28日開催の取締役会決議に基づき付与された第1回新株予約権及び2021年9月28日開催の取締役会決議に基づき付与された第2回新株予約権の当連結会計年度における権利行使を記載しております。なお、取引金額欄は当連結会計年度における新株予約権の権利行使による払込金額を記載しております。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引該当事項はありません。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)1 関連当事者との取引 (1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等種類会社等の名称又は氏名所在地資本金又は出資金(百万円)事業の内容又は職業議決権等の所有(被所有)割合(%)関連当事者との関係取引の内容取引金額(百万円)科目期末残高(百万円)役員岡村恒一--当社代表取締役社長兼CEO(被所有)直接18.9%当社代表取締役社長兼CEO金銭報酬債権の現物出資(注1)11-- 取引条件及び取引条件の決定方針等(注1)譲渡制限付株式報酬制度に伴う、金銭報酬債権の現物出資であります。 (2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引該当事項はありません。 2 親会社又は重要な関連会社に関する注記該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)重要性が乏しいため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)重要性が乏しいため、記載を省略しております。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 (1)製品加工委託契約契約会社名所在国契約締結日契約期間契約内容Trung Son Corp.ベトナム2022年1月1日2022年1月1日から2022年12月31日まで、以後1年ごとの自動更新製品加工委託に関して契約を締結(サーモン・サバ製品等)Trung Son Long An Co., Ltd.ベトナム2022年1月1日2022年1月1日から2022年12月31日まで、以後1年ごとの自動更新製品加工委託に関して契約を締結(サーモン・サバ製品等)Trung Son Hungyen Foodstuff Corporationベトナム2022年1月1日2022年1月1日から2022年12月31日まで、以後1年ごとの自動更新製品加工委託に関して契約を締結(サーモン・サバ製品等) (2)財務上の特約が付された金銭消費貸借契約 当社は、下記の財務上の特約が付されたコミットメントライン契約を締結しております。契約会社名契約締結日極度額期末残高弁済期限担保の内容株式会社みずほ銀行2026年2月6日5,000百万円5,000百万円2027年2月17日土地 (注) 財務制限条項の内容は以下のとおりです。 ①連結財務諸表及び個別財務諸表における純資産の部の金額を2025年6月期決算における純資産の部の金額の75%以上に維持すること。 ②連結財務諸表及び個別財務諸表における経常損益が2期連続して損失とならないようにすること。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社は、株主に対する利益配分と持続的成長による企業価値向上を経営の最重要課題と認識しております。利益配分につきましては、資本政策における重要項目であるとの認識の下、持続的成長を支える将来の事業基盤強化に向けた投資資金及び財務基盤の強化に必要な内部留保のバランスを考慮しつつ、安定した配当を継続して実施することを基本方針として位置づけ、実践していく考えであります。具体的には、株主資本配当率2%以上を目途に継続的・安定的な配当に努めることを基本方針といたします。当社は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。また、中間配当の基準日は毎年12月31日とする旨を定款に定めております。上記基本方針のもと、当社は2026年6月期の中間配当金については、取締役会決議により1株につき4円と決定し、期末配当金については、定時株主総会決議により1株につき4円を予定しております。 (注)基準日が第56期事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年2月13日取締役会決議20042026年9月28日定時株主総会決議(予定)2014 内部留保金の使途につきましては、今後の事業展開への備えとして投入していくこととしております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100Z3GH)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E38979)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社オカムラ食品工業の証券コード(銘柄コード)は?
2938です。上場市場は東証スタンダード、業種は食料品。
2938(株式会社オカムラ食品工業)のEDINETコードは?
E38979です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
2938(株式会社オカムラ食品工業)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長兼CEO 岡村 恒一です(有価証券報告書の表紙記載)。
2938(株式会社オカムラ食品工業)の本社所在地は?
青森県青森市八重田一丁目6番11号です。
2938(株式会社オカムラ食品工業)の監査法人(会計監査人)は?
EY新日本有限責任監査法人です。
2938(株式会社オカムラ食品工業)の筆頭株主は?
株式会社オカムラで、保有比率は約35.4%です(2026-06-30基準)。
2938(株式会社オカムラ食品工業)の発行済株式数は?
有報(2026-06-30基準)で50,311,340株です(発行済株式総数)。うち自己株が1,000株、市場で流通する浮動株は13,996,892株です。
2938(株式会社オカムラ食品工業)の株主数は?
2026-06-30基準で31,226名です。上位10名で72.2%を保有します、浮動株比率は27.8%。
2938(株式会社オカムラ食品工業)の決算期は?
6月期です(上場市場は東証スタンダード)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。どこまでを純現金とみなすかで値が変わるので、JINGI の電卓は2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)で出す。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:JINGI の ROIC は 税引後営業利益(営業利益×(1−法定実効税率30.62%))÷ 投下資本(純資産+有利子負債−現金)。税率をその年の実効税率でなく一律にしているのは、還付などで単年の税率が大きく振れ、ROIC が実態より跳ねるため。外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。JINGI は会社ページで2通りを並べる(投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値)。順位表は作らない。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
⚠ 外部から出す限界:期間の長さと、両端の2点で測るか全期間の傾きで測るかで値が変わる。JINGI は直近5期(最大4年)の両端で測る。低い年から回復した会社は高く出やすく、期間を2年にすると EPS CAGR の上位50社のうち36社が入れ替わる。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない(有報には総額しか出ない)。JINGI は会社ページで2通りを並べる(設備投資の総額を引いた値と、維持分を減価償却で近似してそれだけを引いた値)。成長投資が重い会社ほど2通りの差が開く。順位表は作らない。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
⚠ 外部から出す限界:現金を全部「余剰」とみなすか、事業を回すのに要る現金(JINGI では売上1ヶ月分)を除くかで、上場企業の約1割はプラスとマイナスが入れ替わる。運転に要る現金は会社ごとに違い、有報に開示が無いので外からは決められない。JINGI は2通りを並べ、✓(実質キャッシュ)・▲(ネットデット)の印は2通りとも同じ側のときだけ付ける。順位表は作らない。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債・コマーシャルペーパー・リース負債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
⚠ 外部から出す限界:JINGI が持つ期間(最長14期)の中で数えるので、それより前から続いている会社は「以上」と書く(実際はもっと長いことがある)。株式分割の年は1株配当が下がって見えるため、そこで途切れて数えてしまう。据え置きを途切れとみなすか(連続増配)、続きとみなすか(連続非減配)で上位は入れ替わる。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E38979)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。