3242東証スタンダード不動産業
株式会社アーバネットコーポレーション
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ROIC
4.4〜4.6%
現金の扱いで2通り
ROE(実績)1211位
11.6%
有報 報告値
営業利益率972位
10.5%
営業益 41.5億
自己資本比率3402位
24.7%
EPS(実績)
58.1円
26/06期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ複合型

株式会社アーバネットコーポレーションは東証スタンダードに上場する不動産業の会社です。26/06期の売上高は394億円、営業利益は41.5億円(売上高の10.5%)、最終損益は21.3億円の黒字です。売上高は直近4年で年率19.1%の増加です。有利子負債が現金を432億円上回り、自己資本比率は24.7%です。

有価証券報告書の数字から機械的に作った要約です(AI 生成ではありません)。
✓ 直近5期連続増収✓ 営業利益+19.1%/売上+16.1%(利益の伸びが上回る)▲ ネットデット432.5億▲ 15期累計 営業CF -219.6億▲ 純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均-0.97x)▲ 有利子負債548.3億・営業CFで返済原資なし
✓

直近5期連続増収。売上 196.1→393.9億

✓

営業利益+19.1%/売上+16.1%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

▲

ネットデット432.5億。現金115.9億 < 有利子負債548.3億

▲

15期累計 営業CF -219.6億。営業段階で資金流出=利益以前にキャッシュが出ていく(罠の芯)

▲

純益がキャッシュを伴わない(CFO/純益 平均-0.97x)。利益は出るが営業CFが薄い=アクルーアル依存に留意

▲

有利子負債548.3億・営業CFで返済原資なし。営業CF-96.9億(マイナス)=借入を営業から返せない

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/06期・単年)

損益(PL)
売上高
393.9億
前年比 +16.1%
営業利益
41.5億
前年比 +19.1%
経常利益
31.4億
前年比 +12.5%
純利益
21.3億
前年比 +15.1%
財政状態(BS)
総資産
790.5億
前年比 +26.8%
純資産
195.0億
前年比 +12.4%
現金
115.9億
前年比 +1.7%
有利子負債
548.3億
前年比 +31.5%
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-96.9億
—
投資CF
-32.3億
—
財務CF
131.1億
前年比 +2.7%
フリーCF
-119.8億
—
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
売上高(百万)19,60720,26527,96633,93439,395
営業利益(百万)2,2232,4302,7263,4814,148
経常利益(百万)1,9862,1402,4272,7883,136
純利益(百万)1,3141,4471,7011,8512,130
EPS(円)41.946.354.156.358.1
1株配当(円)17.019.021.022.024.0
営業利益率(%)11.312.09.810.310.5
ROE(%)10.611.011.911.411.6
自己資本比率(%)33.630.632.127.824.7

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
総資産(百万)38,09144,23846,97362,32379,051
純資産(百万)14,39315,19315,06417,34819,496
流動資産(百万)31,47337,41139,38153,74868,634
流動負債(百万)10,12210,34813,80914,67013,161
現金(百万)8,4859,1318,51011,39911,588
有利子負債(百万)20,97326,27429,20941,70054,834
ネットキャッシュ(百万)-12,487-17,143-20,700-30,301-43,246
 売上1ヶ月分を除くと(百万)-14,121-18,832-23,030-33,129-46,529
BPS(円)407.8437.5468.2495.9528.1
自己資本比率(%)33.630.632.127.824.7
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。
ネットキャッシュは2通り出しています。上は現金を全部余剰とみなした値、下は売上1ヶ月分を事業を回すのに要る現金として除いた値です。どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められません(上場企業の約1割で、この違いだけでプラスとマイナスが入れ替わります)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0623/0624/0625/0626/06
営業CF(百万)491-2,8362,978-7,279-9,691
投資CF(百万)-398-954-82-2,602-3,232
財務CF(百万)1,1994,436-3,51812,77013,112
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-06期・細目まで)

貸借対照表 68項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,888社中1,053位 →11,59811,423
売掛金1917
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
消耗品、消耗工具、器具及び備品その他の貯蔵品で相当額以上のもの
貯蔵品53
販売用不動産4,9362,070
仕掛販売用不動産51,23639,361
前渡金389469
前払費用7383
リース投資資産4340
その他 2,885社中1,728位 →335893
流動資産 2,888社中708位 →68,63453,748
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物3,3623,037
減価償却累計額-763-735
建物及び構築物(純額)2,5992,301
工具、器具及び備品2817
減価償却累計額-15-10
工具、器具及び備品(純額)146
土地6,5505,292
リース資産137154
減価償却累計額-64-53
リース資産(純額)73101
建設仮勘定7828
その他の有形固定資産で流動資産または投資たる資産に属しないもの
その他1313
減価償却累計額-7-5
その他(純額)68
有形固定資産 2,949社中1,381位 →9,3187,736
無形固定資産
ソフトウエア2014
のれん278—
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他014
無形固定資産 2,923社中1,871位 →29814
投資その他の資産
出資金
出資金33
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
長期前払費用2834
繰延税金資産203224
リース投資資産64107
敷金及び保証金182195
その他320261
投資その他の資産 2,888社中2,222位 →800825
固定資産 2,891社中1,606位 →10,4168,575
資産 2,978社中1,029位 →79,05162,323
負債の部
流動負債
買掛金2,561984
未払費用5549
契約負債337461
前受金370497
リース負債2733
引当金
株主優待引当金8977
完成工事補償引当金1613
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金262240
未払法人税等393862
未払消費税等160
預り金8658
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金3,3552,662
1年内返済予定の長期借入金5,8569,128
その他76912
流動負債 2,888社中1,230位 →13,16114,670
固定負債
長期借入金
長期借入金45,54029,792
引当金
役員株式給付引当金155100
退職給付に係る負債8373
リース負債5785
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債349—
その他164225
固定負債46,39330,304
負債 2,978社中720位 →59,55544,975
純資産の部
株主資本
資本金 2,977社中1,081位 →3,9673,519
資本剰余金
資本剰余金 2,930社中1,158位 →3,4663,018
利益剰余金
利益剰余金 2,978社中1,573位 →12,30511,016
自己株式-243-206
株主資本 2,977社中1,459位 →19,49617,348
純資産 2,978社中1,541位 →19,49617,348
負債純資産 2,978社中1,039位 →79,05162,323
損益計算書 69項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高39,39533,934
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価31,54727,471
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
広告宣伝費5185
役員報酬425304
賞与381307
消耗品費1927
租税公課413352
減価償却費5883
保険料1514
退職給付費用1512
給料及び手当641560
法定福利費145129
のれん償却額40—
支払報酬7272
業務委託費12150
支払手数料482264
地代家賃179195
販売促進費97
役員株式給付引当金繰入額5535
旅費及び交通費5448
その他507422
販売費及び一般管理費3,7012,982
売上総利益又は売上総損失(△)7,8486,463
販売費及び一般管理費
広告宣伝費5185
役員報酬425304
賞与381307
消耗品費1927
租税公課413352
減価償却費5883
保険料1514
退職給付費用1512
給料及び手当641560
法定福利費145129
のれん償却額40—
支払報酬7272
業務委託費12150
支払手数料482264
地代家賃179195
販売促進費97
役員株式給付引当金繰入額5535
旅費及び交通費5448
その他507422
販売費及び一般管理費3,7012,982
営業利益又は営業損失(△) 2,887社中1,053位 →4,1483,481
営業外収益
受取利息153
受取配当金00
その他54
営業外収益 2,886社中2,519位 →1910
営業外費用
支払利息758488
支払手数料273213
その他13
営業外費用 2,877社中452位 →1,031704
経常利益又は経常損失(△) 2,976社中1,297位 →3,1362,788
特別利益
固定資産売却益20—
特別利益20—
特別損失
減損損失18—
固定資産除却損8—
特別損失26—
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 2,977社中1,317位 →3,1302,788
法人税等 2,972社中1,296位 →1,000937
法人税、住民税及び事業税 2,971社中1,336位 →9791,286
法人税等調整額 2,908社中857位 →21-349
当期純利益又は当期純損失(△) 2,976社中1,330位 →2,1301,851
(内訳)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 2,977社中1,310位 →2,1301,851
包括利益 2,977社中1,484位 →2,1301,851
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,977社中1,472位 →2,1301,851
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 2,976社中1,330位 →2,1301,851
包括利益 2,977社中1,484位 →2,1301,851
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,977社中1,472位 →2,1301,851
キャッシュ・フロー計算書 46項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計 2,977社中2,905位 →-7,462-5,806
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 2,977社中1,317位 →3,1302,788
減価償却費 2,938社中2,149位 →208201
減損損失18—
のれん償却額40—
受取利息及び受取配当金-15-3
支払利息758488
棚卸資産の増減額(△は増加)-13,248-9,788
仕入債務の増減額(△は減少)1,576266
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)108
株主優待引当金の増減額(△は減少)1277
完成工事補償引当金の増減額(△は減少)31
役員株式給付引当金の増減額(△は減少)5530
固定資産売却益-20—
固定資産除却損8—
前受金の増減額(△は減少)-12798
未払消費税等の増減額(△は減少)15-25
リース投資資産の増減額(△は増加)4038
その他56-1
利息及び配当金の受取額153
利息の支払額-763-502
法人税等の支払額-1,473-974
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,977社中2,904位 →-9,691-7,279
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額153
有形固定資産の取得による支出-2,287-2,463
有形固定資産の売却による収入213
無形固定資産の取得による支出-10-8
定期預金の預入による支出-2-3
定期預金の払戻による収入56—
保険積立金の積立による支出-42-39
保険積立金の解約による収入27—
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出-984—
その他-12-12
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,977社中2,062位 →-3,232-2,602
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-763-502
長期借入れによる収入29,99824,400
長期借入金の返済による支出-17,522-11,488
自己株式の取得による支出-39-0
配当金の支払額-839-697
短期借入金の純増減額(△は減少)693-498
リース負債の返済による支出-33-36
新株予約権の行使による株式の発行による収入8961,124
その他-41-41
財務活動によるキャッシュ・フロー 2,970社中106位 →13,11212,770
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,977社中1,454位 →1892,889
現金及び現金同等物の残高 2,977社中1,133位 →11,58811,399
この会社だけの項目 3件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(名称の定義が取れていない 2件は含みません)
項目当期前期
従業員株式給付引当金の増減額(△は減少)1916
従業員株式給付引当金4730
従業員株式給付引当金繰入額1916
貸借対照表 62項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金9,2569,563
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
消耗品、消耗工具、器具及び備品その他の貯蔵品で相当額以上のもの
貯蔵品01
販売用不動産2,520819
仕掛販売用不動産42,74532,754
前渡金235340
前払費用6170
リース投資資産4340
その他1,3151,829
流動資産56,17545,416
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物2,9322,749
減価償却累計額-687-683
建物及び構築物(純額)2,2452,067
工具、器具及び備品2314
減価償却累計額-12-9
工具、器具及び備品(純額)115
土地3,7613,017
リース資産107125
減価償却累計額-45-33
リース資産(純額)6292
有形固定資産6,0795,181
無形固定資産
ソフトウエア169
無形固定資産169
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
関係会社株式1,860860
出資金
出資金11
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
長期前払費用1822
繰延税金資産119158
リース投資資産64107
敷金及び保証金160172
その他281230
投資その他の資産2,5021,551
固定資産8,5976,741
資産64,77352,157
負債の部
流動負債
買掛金2,201656
未払費用3635
前受金129185
リース負債2329
引当金
株主優待引当金8977
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金83123
未払法人税等242692
預り金6740
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金775680
1年内返済予定の長期借入金3,3777,275
その他89
流動負債7,0319,802
固定負債
長期借入金
長期借入金38,72425,046
引当金
退職給付引当金8373
役員株式給付引当金155100
リース負債4678
その他の負債で流動負債に属しないもの
その他4757
固定負債39,11125,400
負債46,14235,202
純資産の部
株主資本
資本金3,9673,519
資本剰余金
資本準備金3,3682,919
その他資本剰余金9999
資本剰余金3,4663,018
利益剰余金
利益準備金244244
その他利益剰余金
繰越利益剰余金11,19610,379
利益剰余金11,44010,623
自己株式-243-206
株主資本18,63116,955
純資産18,63116,955
負債純資産64,77352,157
損益計算書 58項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高30,78725,698
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価25,06321,584
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
広告宣伝費1726
役員報酬316227
賞与233214
消耗品費1218
租税公課315225
減価償却費4948
保険料77
退職給付費用1511
給料及び手当441395
法定福利費10193
支払報酬6563
業務委託費6241
支払手数料266104
地代家賃139149
役員株式給付引当金繰入額4326
旅費及び交通費3231
その他390334
販売費及び一般管理費2,5222,030
売上総利益又は売上総損失(△)5,7244,114
販売費及び一般管理費
広告宣伝費1726
役員報酬316227
賞与233214
消耗品費1218
租税公課315225
減価償却費4948
保険料77
退職給付費用1511
給料及び手当441395
法定福利費10193
支払報酬6563
業務委託費6241
支払手数料266104
地代家賃139149
役員株式給付引当金繰入額4326
旅費及び交通費3231
その他390334
販売費及び一般管理費2,5222,030
営業利益又は営業損失(△)3,2022,084
営業外収益
受取利息3924
受取配当金00
業務受託料88
その他11
営業外収益4833
営業外費用
支払利息568363
支払手数料252190
その他12
営業外費用821554
経常利益又は経常損失(△)2,4291,563
特別損失
固定資産除却損6—
特別損失6—
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)2,4231,953
法人税等765503
法人税、住民税及び事業税726523
法人税等調整額39-20
当期純利益又は当期純損失(△)1,6571,450
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△)1,6571,450
キャッシュ・フロー計算書 1項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)2,4231,953
この会社だけの項目 3件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(注記の本文 1件・名称の定義が取れていない 1件は含みません)
項目当期前期
長期未払費用1017
従業員株式給付引当金4730
従業員株式給付引当金繰入額1916
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億100億200億300億400億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 売上高 196億 ・ 純利益 13億23/06 ・ 売上高 203億 ・ 純利益 14億24/06 ・ 売上高 280億 ・ 純利益 17億25/06 ・ 売上高 339億 ・ 純利益 19億26/06 ・ 売上高 394億 ・ 純利益 21億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%5%10%15%20% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 粗利率 18.1% ・ 営業利益率 11.3% ・ 純利益率 6.7%23/06 ・ 粗利率 19.9% ・ 営業利益率 12.0% ・ 純利益率 7.1%24/06 ・ 粗利率 16.6% ・ 営業利益率 9.8% ・ 純利益率 6.1%25/06 ・ 粗利率 19.0% ・ 営業利益率 10.3% ・ 純利益率 5.5%26/06 ・ 粗利率 19.9% ・ 営業利益率 10.5% ・ 純利益率 5.4%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ ROE 10.6% ・ ROA 3.5% ・ ROIC(現金を全部除く) 5.7% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 5.4%23/06 ・ ROE 11.0% ・ ROA 3.3% ・ ROIC(現金を全部除く) 5.2% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 5.0%24/06 ・ ROE 11.9% ・ ROA 3.6% ・ ROIC(現金を全部除く) 5.3% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 5.0%25/06 ・ ROE 11.4% ・ ROA 3.0% ・ ROIC(現金を全部除く) 5.1% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 4.8%26/06 ・ ROE 11.6% ・ ROA 2.7% ・ ROIC(現金を全部除く) 4.6% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 4.4%
ROEROAROIC(現金を全部除く)ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める)
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。ROIC は投下資本から現金をどこまで引くかで変わるので2本で描いています(緑=現金を全部引く/灰=売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含める)。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-100億0億100億200億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 営業CF 5億 ・ 投資CF -4億 ・ 財務CF 12億23/06 ・ 営業CF -28億 ・ 投資CF -10億 ・ 財務CF 44億24/06 ・ 営業CF 30億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF -35億25/06 ・ 営業CF -73億 ・ 投資CF -26億 ・ 財務CF 128億26/06 ・ 営業CF -97億 ・ 投資CF -32億 ・ 財務CF 131億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-150億-100億-50億0億50億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 設備投資を全額引く 1億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 3億23/06 ・ 設備投資を全額引く -29億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -29億24/06 ・ 設備投資を全額引く 29億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 29億25/06 ・ 設備投資を全額引く -97億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -75億26/06 ・ 設備投資を全額引く -120億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -99億
設備投資を全額引く維持分(減価償却相当)だけ引く
オーナー利益の目安を2本で。青=設備投資の総額を引く、灰=維持に要る分(減価償却で近似)だけを引き、成長のための投資は引かない。有報には総額しか出ないので、2本の間で読む。
設備投資・減価償却(億円)
0億10億20億30億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 設備投資 4億 ・ 減価償却 1億23/06 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億24/06 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 1億25/06 ・ 設備投資 25億 ・ 減価償却 2億26/06 ・ 設備投資 23億 ・ 減価償却 2億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-6倍-4倍-2倍0倍2倍 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 営業CF/純利益 0.37倍23/06 ・ 営業CF/純利益 -1.96倍24/06 ・ 営業CF/純利益 1.75倍25/06 ・ 営業CF/純利益 -3.93倍26/06 ・ 営業CF/純利益 -4.55倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円20円40円60円 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ EPS ¥4223/06 ・ EPS ¥4624/06 ・ EPS ¥5425/06 ・ EPS ¥5626/06 ・ EPS ¥58
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円10円20円30円0%20%40%60% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 1株配当 ¥17 ・ 配当性向 40.6%23/06 ・ 1株配当 ¥19 ・ 配当性向 41.0%24/06 ・ 1株配当 ¥21 ・ 配当性向 38.8%25/06 ・ 1株配当 ¥22 ・ 配当性向 39.1%26/06 ・ 1株配当 ¥24 ・ 配当性向 41.3%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億200億400億600億800億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 総資産 381億 ・ 純資産 144億23/06 ・ 総資産 442億 ・ 純資産 152億24/06 ・ 総資産 470億 ・ 純資産 151億25/06 ・ 総資産 623億 ・ 純資産 173億26/06 ・ 総資産 791億 ・ 純資産 195億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円200円400円600円0%10%20%30%40% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ BPS ¥408 ・ 自己資本比率 33.6%23/06 ・ BPS ¥438 ・ 自己資本比率 30.6%24/06 ・ BPS ¥468 ・ 自己資本比率 32.1%25/06 ・ BPS ¥496 ・ 自己資本比率 27.8%26/06 ・ BPS ¥528 ・ 自己資本比率 24.7%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億200億400億600億800億0%200%400%600% 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 流動資産 315億 ・ 流動負債 101億 ・ 流動比率 310.9%23/06 ・ 流動資産 374億 ・ 流動負債 103億 ・ 流動比率 361.5%24/06 ・ 流動資産 394億 ・ 流動負債 138億 ・ 流動比率 285.2%25/06 ・ 流動資産 537億 ・ 流動負債 147億 ・ 流動比率 366.4%26/06 ・ 流動資産 686億 ・ 流動負債 132億 ・ 流動比率 521.5%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億200億400億600億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 現金 85億 ・ 有利子負債 210億23/06 ・ 現金 91億 ・ 有利子負債 263億24/06 ・ 現金 85億 ・ 有利子負債 292億25/06 ・ 現金 114億 ・ 有利子負債 417億26/06 ・ 現金 116億 ・ 有利子負債 548億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
-600億-400億-200億0億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ 現金−有利子負債 -125億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -141億23/06 ・ 現金−有利子負債 -171億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -188億24/06 ・ 現金−有利子負債 -207億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -230億25/06 ・ 現金−有利子負債 -303億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -331億26/06 ・ 現金−有利子負債 -432億 ・ 売上1ヶ月分を除くと -465億
現金−有利子負債売上1ヶ月分を除くと
現金から借金を引いた実質手元資金を2通りで。緑は現金を全部余剰とみなした値、灰は売上1ヶ月分を事業に要る現金として除いた値。どちらが実態に近いかは会社によって違うので、2本の間で読む。
のれん・無形資産(億円)
0億1億2億3億 22/0623/0624/0625/0626/0622/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —25/06 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —26/06 ・ のれん 3億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0623/0624/0625/0626/06
純利益率(%)6.77.16.15.55.4
ROE(%)10.611.011.911.411.6
ROA(%)3.53.33.63.02.7
総資産回転(回)0.510.460.600.540.50
営業CF率(%)2.5-14.010.7-21.4-24.6
営業CF/純益(倍)0.37-1.961.75-3.93-4.55
配当性向(%)40.641.038.839.141.3
売上 前年比(%)-6.43.438.021.316.1
純資産 前年比(%)5.95.6-0.815.212.4
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/06
¥17.0
23/06
¥19.0
24/06
¥21.0
25/06
¥22.0
26/06
¥24.0
配当性向 41.3%・連続増配 4年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-119.8〜-99.0億
ROIC
4.4〜4.6%
粗利率
19.9%
アクルーアル比率
16.7%
売上CAGR(4年)
19.1%
EPS CAGR
8.6%
FCF と ROIC は2通りで出しています(どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められないため)。FCF は営業CFから設備投資の総額を引いた値と、維持分(減価償却相当)だけを引いた値。ROIC は投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値。FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
5.4%
ROA
2.7%
総資産回転
0.50回
実効税率
32.0%
現金変換(CFO/営業益)
-2.34倍
CFO/純益(平均)
-0.97倍
累計営業CF
-219.6億
FCFマージン
-30.4%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
10.99倍
BPS CAGR
6.7%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
5.21倍
純負債/EBITDA
9.93倍
インタレストカバレッジ
5.5倍
債務返済年数
—年
配当性向
41.3%
連続増配
4年
希薄化率
0.10%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(同業比較)

同じ業種の会社の中で、この会社が各指標のどこに位置するかを偏差値(中央値=50)で表示。縦線=50。
営業益率純益率粗利率ROEROA自己資本流動比 50
営業利益率
52
純利益率
49
粗利率
47
ROE
51
ROA
46
自己資本比率
43
流動比率
74
計算のしかた
材料は有価証券報告書の値から計算した7指標(収益性: 営業利益率・純利益率・粗利率・ROE・ROA/健全性: 自己資本比率・流動比率)。同じ業種(東証33業種)の会社の中で、各指標の偏差値(中央値=50・ばらつき=10・上下は20〜80で止める)を出し、柱ごとに平均してから2つの柱を同じ重みで平均しています。社数が20社に満たない業種は東証17業種の区分の会社全体と比べます。金融業(銀行・証券・保険・その他金融)と、比べる相手が少なすぎる業種(鉱業・石油石炭製品)は出していません。7指標中4つ以上で、2つの柱がそろう会社が対象です。
どの指標を「高いほど上位」とみなすか、柱をどう重み付けるかは JINGI が決めています(利益率や自己資本比率が高いことが望ましいかは会社の方針によります)。偏差値は同業の中での相対的な位置であって、優劣の断定や売買の推奨ではありません。順位の数字は付けていません: 上位どうしは偏差値の差が小さく(各業種の1位と2位の差は中央値1.8点)、1点の差で順位が十数位動くことがあるためです。
出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
2.8億
顧客関連資産
—億
無形合計 2.8億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 1.4%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
76.3%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
株式会社服部
14.8% 保有
自己株式
0.00%
100株 ・簿価2.4億
大株主比率
1. 株式会社服部14.8%
2. 株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.8%
3. 株式会社合田工務店1.6%
4. 服部 弘信1.0%
5. 服部 信治0.9%
6. 奥田 周二0.9%
7. マイルストーンキャピタルマネジメント株式会社0.8%
8. 野村信託銀行株式会社(投信口)0.8%
9. 株式会社明和0.8%
10. 木村 義純0.5%
上位10で 23.7%・発行済 37,574,100株・自己株 100株・浮動株 28,666,000株・株主 32,605名。所有者別(単元): 外国人 1.1% / 機関 3.1% / 個人 75.7%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 大株主の持ち分推移

株主保有比率の推移(有報 各期末)増減
株式会社服部2025 13.90% → 2026 14.77%▲ 0.87pt
株式会社合田工務店2025 1.65% → 2026 1.56%▼ 0.09pt
服部 弘信2025 1.08% → 2026 1.02%▼ 0.06pt
服部 信治2025 0.98% → 2026 0.93%→ 0.05pt
奥田 周二2025 0.90% → 2026 0.86%→ 0.04pt
マイルストーンキャピタルマネジメント株式会社2025 1.69% → 2026 0.82%▼ 0.87pt
株式会社明和2025 0.79% → 2026 0.75%→ 0.04pt
木村 義純2025 0.49% → 2026 0.46%→ 0.03pt
過去の有価証券報告書「大株主の状況」から、大株主の保有比率の時系列を並べたもの。増減は事実としての推移で、その是非や売買を示すものではありません(複数期に現れる株主のみ・名義人と役員は対象外)。出所: 有報 大株主の状況(各期末)

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率1.29%(取締役 6名計)
政策保有株式(簿価合計)36.0百万円(1銘柄)
役員報酬総額 / 役員数359.4百万円 / 12名
平均年間給与(提出会社)1,073万円(前期比 +0.0%)
従業員数(連結)98名
監査報酬 / 非監査報酬35.5百万円 / —
平均勤続年数6.9年
女性管理職比率—
従業員1人当たり売上402.0百万円
従業員1人当たり営業利益42.3百万円
政策保有株式の対純資産比0.2%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 田 中 敦
本社所在地東京都千代田区霞が関三丁目2番5号
市場 / 業種東証スタンダード / 不動産業
決算期6月
従業員数(連結)98名
EDINETコードE04069

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金の扱いで2通り
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値・2通り
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/06期末 基準・37,574,100株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。実質PER・益回りは純現金の扱いで2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)を「小〜大」で出します。企業価値がゼロ以下になる側と、純現金が読めない会社は出しません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長分を含めない設計のため、成長企業では小さめの値になる。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向く。配当だけを起点にするため、低・無配の会社は値が小さく出る(配当以外の価値は映さない)。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
この銘柄は収益系の理論値算定が困難です。収益系の理論値は算定困難・参考外(累計営業CF流出)。参考として資産の下値(BPS・NCAV)は財務・BSのカードをご覧ください。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-09-29変更報告書 ↗ / 服部 信治
2026-09-24確認書 ↗
2026-07-02変更報告書 ↗ / 服部 信治
2026-04-07変更報告書 ↗ / 服部 信治
2026-02-05確認書 ↗
2026-01-07変更報告書 ↗ / 服部 信治
2025-10-23確認書 ↗
2025-10-02変更報告書 ↗ / 服部 信治
2025-09-24確認書 ↗
2025-08-27変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-08-18変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-07-30変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-06-30変更報告書 ↗ / 服部 信治
2025-06-26訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-06-25変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-06-16変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-05-27変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-05-12変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-04-23変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-04-01変更報告書 ↗ / 服部 信治
2025-03-31変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2025-02-07確認書 ↗
2025-01-09変更報告書 ↗ / 服部 信治
2024-12-13変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2024-12-06変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2024-09-30変更報告書 ↗ / 服部 信治
2024-09-27確認書 ↗
2024-06-28変更報告書 ↗ / 服部 信治
2024-05-09確認書 ↗
2024-05-02変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2024-04-03変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2024-03-29変更報告書 ↗ / 服部 信治
2024-02-09確認書 ↗
2023-12-28変更報告書 ↗ / 服部 信治
2023-12-11変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2023-12-05訂正報告書(大量保有報告書・変更報告書) ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2023-12-04変更報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2023-11-08確認書 ↗
2023-10-04変更報告書 ↗ / 服部 信治
2023-09-29確認書 ↗
2023-09-14大量保有報告書 ↗ / マイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社
2023-08-25変更報告書 ↗ / 服部 信治
2023-07-03変更報告書 ↗ / 服部 信治
2023-03-31変更報告書 ↗ / 服部 信治
2023-01-06変更報告書 ↗ / 服部 信治
2022-09-30変更報告書 ↗ / 服部 信治
2022-09-29確認書 ↗
2022-07-11変更報告書 ↗ / 服部 信治
2022-04-01変更報告書 ↗ / 服部 信治
2022-01-06変更報告書 ↗ / 服部 信治
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書は保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プラン(提供予定)では、開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社3社(株式会社アーバネットリビング、株式会社ケーナイン及びその他1社)の計4社で構成されております。 当社は設立以来、東京23区、駅徒歩10分圏内の開発立地にこだわり、投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売(卸売)を基軸事業として、分譲用マンション及び戸建住宅の開発・分譲、アパートの開発・1棟販売、事業用地の仕入販売、不動産売買の仲介並びに不動産賃貸業等の不動産事業を行ってまいりました。 当社グループは、設計事務所からスタートしたデベロッパーとして、実際に居住する方々のニーズに応えるだけでなく、効率性と芸術性の融合を目指して、外観や共有スペースにデザイン性やアートを加える等、「ものづくり」にこだわり、独自性を追求した自社ブランドの確立を進めてまいりました。 当社グループは、変動の激しい不動産業界の環境に対応するため、役職員数を最小限とする少人数体制のもと、アウトソーシングを最大限に活用した効率的かつリスクの少ないビジネスモデルを構築する一方で、金融機関の不動産融資の厳格化や不動産価格の大幅な変動に対処できる強い財務体質の構築と、固定収入となる賃貸用不動産の自己保有を進めてまいりました。 当社は、エンドユーザー向けの分譲・賃貸・マンション管理(小売・サービス)等の事業のために、2015年3月に100%子会社である株式会社アーバネットリビングを設立するとともに、ホテル開発という新たな事業領域参入に当たり、主にホテル経営の研究目的で2020年10月、東京・蒲田駅前で自社保有ホテル「ホテルアジール東京蒲田」を開業し、株式会社アーバネットリビングを通じて運営いたしております。 さらに当社は2024年2月に株式会社ケーナインを子会社化したことから、当社グループの中核事業に「東京・川崎・横浜の戸建・タウンハウス分譲及びアパート開発」を加え、事業領域を拡大しております。 なお、昨今のマンションニーズに対応するために、当社グループは従来の投資用ワンルームマンションにDINKS向けのプラン及びファミリータイプのプランを組み込んだ複合型のマンション(都市型賃貸マンション)開発を推進しております。また、足元では、国内外の富裕層やインバウンドの増加に対して、都心でのアパートメントホテルやリゾート地での宿泊施設の開発に取り組んでおります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは、以下のとおりです。 (不動産事業) (1)不動産開発販売 当社グループは、主な開発エリアを不動産価格が比較的安定している東京23区、駅徒歩10分圏内に原則特化するとともに、多数の土地情報及び市場の賃貸情報を収集し、設計事務所からスタートした当社のノウハウであるプラン設計と収益シミュレーションにより、一定利益が確保できる可能性の高い物件を厳選し、事業用地として取得しております。 事業用地取得後は、さらに詳細な調査・設計プランの検討を重ね、本来その土地の持つ収益性を最大限に発揮する事業プランを作成するとともに、当社グループが基調としておりますモノトーンの外観デザインや、オリジナルのアート作品を展示するエントランス、及び入居者の方々に対して定期的に実施しているアンケート調査に基づくユーザーニーズの実現(収納スペースの拡大等)により、他社物件との差別化を図っております。 当社グループの事業の中核である都市型賃貸マンションにおける販売先は、ワンルーム販売会社への専有卸、国内外投資家、一般法人及び相続税対策等の目的を有する日本の富裕層であります。 また、子会社の株式会社ケーナインは、主に東京23区南西部や川崎市・横浜市等を中心に戸建・タウンハウス分譲、アパート開発、建築工事及び用地の売却等を行っております。 (2)不動産仕入販売 当社グループは、自社による不動産開発販売事業のほか、他社開発分譲マンションの1棟専有卸や中古分譲マンションの戸別買取再販事業等も行っております。 (3)その他 当社グループは、前2事業のほか、不動産売買等の仲介業務、自社開発及び他社開発マンションの賃貸事業、不動産有効活用の提案、及び賃貸管理事業・マンション管理事業を行っております。 (ホテル事業) 当社グループは、2020年10月より「ホテルアジール東京蒲田」を開発・運営しております。これは、都市型賃貸マンションの開発・1棟販売をはじめとした当社グループの不動産事業がレジデンス分野に集中していることから、販売先の多様化を目指してホテル事業に取り組み、第1号開発物件を自社保有とすることで開発・運営に関するノウハウを蓄積する研究目的によるもので、東京・蒲田駅前にて全48室のホテルを運営しております。 当社グループの事業系統図は、次のとおりであります。
セグメント情報— EDINETより引用 ↗
(セグメント情報等) 【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社グループは「不動産事業」、「ホテル事業」の2つを報告セグメントとしております。「不動産事業」は不動産開発販売、不動産仕入販売、不動産仲介、不動産賃貸事業等に関連する事業を行っております。「ホテル事業」はホテル運営等に関連する事業を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日) (単位:千円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 不動産事業ホテル事業売上高 外部顧客への売上高33,695,377238,32933,933,706-33,933,706セグメント間の内部売上高又は振替高-----計33,695,377238,32933,933,706-33,933,706セグメント利益5,019,52145,6995,065,220△1,583,8583,481,361セグメント資産49,563,9191,295,48350,859,40311,463,17262,322,576その他の項目 減価償却費118,01236,764154,77646,374201,151有形固定資産及び無形固定資産の増加額2,515,493-2,515,493356,6252,872,119(注)1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△1,583,858千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額11,463,172千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない提出会社が保有する現金及び預金等であります。2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) (単位:千円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 不動産事業ホテル事業売上高 外部顧客への売上高39,157,447237,36139,394,808-39,394,808セグメント間の内部売上高又は振替高-----計39,157,447237,36139,394,808-39,394,808セグメント利益5,909,42639,0645,948,490△1,800,9524,147,538セグメント資産66,873,0281,463,73868,336,76610,714,14879,050,915その他の項目 減価償却費122,85636,498159,35448,704208,058のれん償却額39,755-39,755-39,755有形固定資産及び無形固定資産の増加額2,614,9451,6072,616,55316,8602,633,413(注)1.調整額は、以下のとおりであります。 (1)セグメント利益の調整額△1,800,952千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であり、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。 (2)セグメント資産の調整額10,714,148千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に報告セグメントに帰属しない提出会社が保有する現金及び預金等であります。2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称売上高関連するセグメント名三井不動産投資顧問株式会社8,100,000不動産事業ケネディクス株式会社7,095,070不動産事業東急不動産株式会社6,636,574不動産事業 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日)1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報 (1)売上高 本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。 (2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称売上高関連するセグメント名三井不動産投資顧問株式会社14,960,000不動産事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) (単位:千円) 不動産事業ホテル事業全社・消去合計減損損失17,927--17,927 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年7月1日 至 2026年6月30日) (単位:千円) 不動産事業ホテル事業全社・消去合計当期償却額39,755--39,755当期末残高278,291--278,291 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称売上高関連するセグメント名三井不動産投資顧問株式会社8,100,000不動産事業ケネディクス株式会社7,095,070不動産事業東急不動産株式会社6,636,574不動産事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事業のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの財政状態及び経営成績等の状況に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため、記載しておりません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経済情勢の変動に係わるリスクについて 当社グループの主要事業である不動産開発販売事業は、景気動向・金利動向・不動産需要動向・住宅税制等各種税制の影響を受けやすく、景気の急速な悪化や大幅な金利上昇、需給悪化による販売価格の下落、住宅税制や建築基準法等の変更・改廃等によって、販売先の需要動向が変化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、金融市場の混迷及び先行き不透明感により、ローン構築の不成立や顧客購入意欲の低下の可能性があり、販売価格や保有不動産の評価を下げる必要がある等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、景気動向・金利動向等のモニタリング、販売先の財務状況管理、各種法令の改廃情報の取得等を十分に行った上で開発・販売計画を策定しており、建築確認が下りた開発物件は速やかに販売先を選定し、売買契約を締結するよう努めております。 なお、当社グループは東京・蒲田駅前にてホテルを運営しておりますが、景気が急速に悪化し、宿泊需要が低下したことにより、客室稼働率や客室料金の低下が起こった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)気候変動及び自然災害に係わるリスクについて 当社グループでは、開発エリアを主に東京23区及び川崎市、横浜市等としておりますが、従前から報告されている大地震発生のリスクに加え、ここ数年気候変動に起因すると思われる大型台風の直撃やゲリラ型豪雨が頻発する事例が発生しており、当社グループが開発途中の物件において、地盤への影響や建設中の建物の倒壊等のリスクがあり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、開発用地購入においてハザードマップの確認を義務づけており、建築途中の物件現場においては、作業員の安全に留意しつつ、台風や豪雨等の被害を最小限にとどめるよう必要な対策をいたしております。 (3)事業用地の仕入に係わるリスクについて ① 事業用地の取得について 当社グループでは、主に東京23区及び川崎市、横浜市等の利便性、人気ともに高い事業用地を求めておりますが、他社との競合や価格の上昇等によって用地の取得が計画通りに行えない場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの持続的な成長のためには、安定的な用地取得は不可欠であり、当該リスクの対応策として、既存情報取得先との関係強化及び新規情報取得先の開拓を行っております。 ② 土壌汚染等によるリスクについて 当社グループは用地仕入に際し、土壌汚染・地中埋設物・埋蔵文化財・産業廃棄物の地中廃棄物等によるコスト排除を明確にするため、事前調査を徹底し、売買契約においても原則としてこれらのコストを売主負担としてまいりましたが、現在は開発用地獲得を優先する環境下のため、同コストは当社グループ負担となっており、想定外の土壌汚染問題等が発生した場合、処理費用が追加発生することにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)特定取引先との取引集中に係わるリスクについて ① アウトソーシングに係わるリスクについて 当社グループは、都市型賃貸マンションにおいて、アウトソーシングを最大限活用した少人数体制を経営の基本方針としており、当連結会計年度においても、株式会社合田工務店への建築工事のアウトソーシングが集中しております。 当社グループと同社との取引関係に急激な変化が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、建築工事の新たなアウトソーシング先を開拓しており、過度な集中とならないよう努めてまいります。 ② 販売先に係わるリスクについて 当社グループと開発物件の販売先は安定的な取引関係にあり、今後もその取引関係に急激な変化はないと考えておりますが、当社グループの主たる販売先に不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、マンション販売会社及び資産家やファンド等、多方面への販売チャネル確保に注力してまいります。 (5)販売に関連するリスクについて ① 販売用不動産の売却可能性について 当社グループの開発プロジェクトにおいて販売先との売買契約締結が長引いた場合、その間に不動産市況の急激な悪化等により売却可能性に問題が生じ、評価損の計上ひいては在庫が滞留するリスクがあります。 また、戸建やマンション、タウンハウス分譲事業、アパート事業においては、エンドユーザー向けの分譲となるため、景気の変動等により売却可能性に問題が生じ、評価損の計上ひいては在庫が滞留するリスクがあります。 都市型賃貸マンションに関しては不動産市況等を勘案しながら、用地購入から建築確認までの期間を短縮し、販売価格とのバランスを取りつつ販売先との売買契約を最短にするよう努力をしてまいります。 また、アパートメントホテル開発等につきましても、インバウンドの動向や当社が開発する地域の状況等を勘案しながら、販売先との売買契約を最短にするよう努めてまいります。 ② 営業エリアに関連するリスクについて 当社グループでは、営業エリアを主に東京23区及び川崎市、横浜市等にしていることで、不動産需要の減少に対して相対的に影響を受けにくくなっておりますが、同地区においてテロ等の不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)固定資産の減損に関するリスクについて 当社グループは、不動産賃貸収益の獲得及び将来的な自社開発物件の確保を目的として、賃貸用不動産の保有及び効率的活用を進めておりますが、経済情勢や不動産市況の悪化により賃料水準の低下や空室率の上昇等、賃貸用不動産の収益性が低下した場合等には固定資産の簿価切下げに伴う損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループは東京・蒲田駅前にホテルを保有しておりますが、感染症の再拡大や経済情勢の悪化等により、ホテルの稼働率や1室当たりの客室単価が低下した場合等には固定資産の簿価切下げに伴う損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 なお、当社が保有・管理する賃貸用不動産及びホテルに関して、管理上の不備が発生した場合は、当社グループの信用の失墜、想定外の費用の発生等が生じ当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がありますが、当社グループでは、当該リスクの対応策として、万が一の不備や事故等に備え、損害保険を付保しております。 (7)借入金への依存に関連するリスクについて ① 金利の上昇リスクについて 当社グループは、事業資金を金融機関からの借入により調達しており、当連結会計年度末における総資産額に占める有利子負債の割合は、69.5%と高水準であります。 従いまして、金融情勢の変化により金利水準が上昇した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 調達のリスクについて 当社グループは、用地仕入に際し、その資金を主に金融機関による間接金融により調達しております。 金融機関の不動産融資の姿勢に変化が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、資金調達に際して、特定の金融機関に依存することなく、多数の金融機関と良好な関係を構築する一方で、新たな金融機関との新規取引による間接金融の拡大、エクイティ等の直接金融での資金調達を実施し、資金調達の円滑化と多様化に努めております。 (8)設計・建築工事について 当社グループは、都市型賃貸マンションにおいて、意匠設計及びプラン設計以外を設計事務所及び建設会社等にアウトソーシングしております。設計会社及び建設会社の選定から工程の進捗に至るまで、入念にアウトソーシング先の管理をしておりますが、アウトソーシング先の倒産や工事中の事故等が発生した場合に、工事の遅延・中止、また、中東情勢緊迫化によるサプライチェーンの混乱や円安を起因とした建築資材価格の高騰及び人件費等の上昇に伴う工期の長期化や工事費用の上昇により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、当該リスクの対応策として、アウトソーシング先の財務調査及び各種情報収集を継続的に行うとともに、工事の早期発注や建築資材の代替品の活用、工事業者の開拓や調達先の多様化等を実施しております。 また、建築事業においては、協力会社の業績悪化等に伴う工事の遅延や中止により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)物件の引渡し時期について 当社グループの不動産開発販売事業において、売上計上は物件引渡しによって行われます。 このため、建設業界の慢性的な人手不足、働き方改革関連法
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高393億94百万円(前連結会計年度比16.1%増)、営業利益41億47百万円(同19.1%増)、経常利益31億35百万円(同12.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益21億29百万円(同15.1%増)となり、いずれの数値も期初の業績予想を上回ることができました。これは、当社グループが主に不動産事業において、「ものづくり」にこだわり、東京23区、駅徒歩10分圏内での都市型賃貸マンション開発・1棟販売というビジネスを推進し販売先から高い評価を得たことに加え、建築コストの継続的な上昇の中においても、将来不安を抱えた若年層の不動産投資意欲、及び相続税対策を目的とした富裕層による需要並びにファンド・リートを含めた国内外投資家による賃貸用不動産への需要に応えることができたことによるものであります。セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。 (不動産事業)不動産事業につきましては、売上高は391億57百万円(前連結会計年度比16.2%増)、セグメント利益は59億9百万円(同17.7%増)となりました。このうち、不動産開発販売につきましては、都市型賃貸マンション等12棟541戸及び戸建・タウンハウス分譲等52戸並びに用地13件の売却等により、売上高は380億25百万円(同18.3%増)となりました。都市型賃貸マンション開発については、棟数・戸数ともに概ね期初予定通りの売上を計上することができました。また、戸建・タウンハウス分譲等につきましては、株式会社ケーナインが主に東京23区南西部等において販売したものであります。不動産仕入販売につきましては、中古賃貸マンション1棟、及び中古分譲マンション2戸の買取再販により、売上高は5億37百万円(同26.2%減)となり、その他不動産事業につきましては、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は5億95百万円(同26.7%減)となりました。 (ホテル事業)ホテル事業につきましては、ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等により、売上高は2億37百万円(前連結会計年度比0.4%減)、セグメント利益は39百万円(同14.5%減)となりました。これは、国内旅行需要及びインバウンドの増加等を背景に、客室単価及び客室稼働率が概ね前連結会計年度と同程度で好調に推移した一方で、前連結会計年度に比べて国内向けの販売活動に係る手数料が増加したことによるものであります。 当連結会計年度末における財政状態については、総資産が前連結会計年度末に比べ167億28百万円増加した790億50百万円、負債が前連結会計年度末に比べ145億80百万円増加した595億54百万円、純資産が前連結会計年度末に比べ21億48百万円増加した194億96百万円となりました。 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ148億86百万円増加し、686億34百万円となりました。これは主として、都内好立地のマンション用地仕入を継続するとともに、社宅需要や都心のホテル開発需要に対応した用地購入を進めたこと、及び株式会社ケーナインが積極的に戸建・タウンハウス・アパート用地等の購入を進めたことにより、棚卸資産が147億42百万円増加したことによるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ18億41百万円増加し、104億16百万円となりました。これは主として、収益物件等の購入により有形固定資産が15億81百万円増加したことによるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ15億8百万円減少し、131億61百万円となりました。これは主として、買掛金が15億76百万円増加する一方で、1年内返済予定の長期借入金が32億72百万円減少したことによるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ160億88百万円増加し、463億93百万円となりました。これは主として、プロジェクト用地購入に伴う借入金の増加が、物件の販売に伴う返済を上回ったことにより、長期借入金が157億47百万円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ21億48百万円増加し、194億96百万円となりました。これは主として、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金の合計が8億96百万円増加し、利益剰余金についても、配当金支払による8億40百万円の減少があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益21億29百万円の計上により12億89百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び投資活動において資金が減少した一方、財務活動において資金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1億89百万円増加の115億87百万円となりました。 これは主に、積極的なプロジェクト用地及び賃貸用不動産の購入により、営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなった一方で、用地購入に伴う長期借入等による収入が物件の販売に伴う長期借入金の返済による支出を上回った結果、財務活動によるキャッシュ・フローがプラスとなったことによるものであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動による資金の減少は、96億90百万円(前連結会計年度は72億79百万円の減少)となりました。これは主に、棚卸資産の増加が、税金等調整前当期純利益の計上等を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動による資金の減少は、32億32百万円(前連結会計年度は26億1百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出、及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動による資金の増加は、131億12百万円(前連結会計年度は127億70百万円の増加)となりました。これは主に、用地購入に伴う長期借入等による収入、及び新株予約権の行使による株式の発行による収入が、物件の販売に伴う長期借入金の返済及び配当金の支払等による支出を上回ったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当社グループは不動産事業及びホテル事業を行っており、生産実績を定義することが困難であるため、生産実績の記載はしておりません。 b.受注実績 当社グループは、受注生産を行っておりませんので、受注実績の記載はしておりません。 c.販売実績セグメント名称当連結会計年度(自 2025年7月1日至 2026年6月30日)販売高(千円)割合(%)前年同期比(%)不動産事業不動産開発販売38,025,18996.518.3 不動産仕入販売537,1341.4△26.2 その他595,1221.5△26.7 計39,157,44799.416.2ホテル事業237,3610.6△0.4合計39,394,808100.016.1(注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日)当連結会計年度(自 2025年7月1日至 2026年6月30日)販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)三井不動産投資顧問株式会社8,100,00023.914,960,00038.0東急不動産株式会社6,636,57419.63,013,7857.7ケネディクス株式会社7,095,07020.9-- (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.売上高 当連結会計年度における売上高は、期初の業績予想を上回る393億94百万円(前連結会計年度比16.1%増)となりました。これは主に、当社が都市型賃貸マンション開発事業において高品質な「ものづくり」に強くこだわり続けたことにより、ワンルームマンション業界及び、大手不動産業者等からの高い評価を得ていることに加え、施工業者との長期的な信頼関係を背景に、当連結会計年度に予定していたすべてのプロジェクトを完工できたことによります。また、物件ごとの販売戦略を明確化し、利益の極大化に努めた結果、期初に予定していなかった数件の用地売却等について、当連結会計年度の売上計上となったこと、さらに、株式会社ケーナインにつきましても、都心のタウンハウス需要を着実に取り込むとともに、スピード感のある販売戦略により、期
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、「人々の安全で快適な『くらし』の提案を行い、豊かで健全な社会の実現を目指す」ことを企業理念としております。この企業理念の下、都市型賃貸マンションの開発・1棟販売を中心とした事業活動を行い、事業を通して社会の発展とサステナビリティを巡る課題解決に寄与するとともに、持続的な成長と企業価値の向上を図ることにより、ステークホルダーに貢献することを経営の基本方針としております。 (2)経営戦略当社グループは、東京23区をメインの開発エリアとした都市型賃貸マンションの開発・1棟販売及び東京・川崎・横浜の戸建・タウンハウス分譲並びにアパート開発を基軸事業として、経営基盤を拡充し、安定的な収益の向上に努めてまいります。当社グループは物件ごとに地域性を重視した外観やエントランス、機能性を重視した居住空間をデザインし、購入する方と居住する方双方の満足を追求してまいります。さらに、M&Aを活用した事業領域の拡大や、シルバー層向け住居やホテル開発にも市場動向を見極めながら取り組むとともに、他社との共同事業や提携、東京都心以外での開発も含め、持続的な成長を図ってまいります。なお、ホテル事業につきましては、インバウンド及び国内旅行需要等の拡大により、客室稼働率と客室単価の向上を図り、事業収益の最大化に努めてまいります。 (3)経営環境当社グループの基軸事業である都市型賃貸マンションの市場は、賃貸については、分譲マンションの高騰、未婚化の進行や高齢化による単身世帯の増加、各世代における単身者の都心流入等により堅調に推移しており、都心の好立地で居住空間の充実した物件に関しては、今後さらに人気が高まるものと考えております。また、実需については、企業による人員確保のための社宅需要や、若年層による将来の資産形成、富裕層の相続税対策に対応できる堅実な運用商品として、購入者層の拡大を見込んでおります。加えて、東京23区においては国内のファンドやリートに加え、円安等を背景とした海外投資家の購入意欲は依然として高いものと思われます。さらに、都心のマンション価格の高止まりを背景に、東京23区でのタウンハウスや戸建分譲については、価格競争力のある物件に対するニーズが益々高まっております。このように現状、当社グループが開発するプロジェクトに関して、販売面での底堅さは維持されている一方で、仕入面において、都心好立地の用地購入で競合が続き、価格も高止まりしていること、昨今の建設資材の価格や人件費の高騰により、工事原価が上昇していること、さらに金融市場で段階的な金利上昇が見込まれていることから、利益率の低下という問題に直面しております。 (4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、安定的な収益を確保し、持続的な成長を図り、株主への利益還元を安定的に行うことを基本方針に、売上総利益率を重視しております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、安定的な収益を確保し、持続的な成長を図るため、経営環境の変化に対応しつつ、以下の課題に取り組んでまいります。 ① コンプライアンスとコーポレートガバナンス・コード遵守の経営当社グループは、コンプライアンスとコーポレート・ガバナンスが、これからの企業経営において非常に重要であることを強く認識し、コンプライアンスを遵守した経営を推進いたします。また、不正を防止する内部統制システムの整備・充実を図るとともに、サステナビリティを巡る課題解決とコーポレート・ガバナンスの強化に努め、コーポレートガバナンス・コードの基本原則に基づく、健全で効率的な経営を行うよう一層の努力をしてまいります。 ② 利益率の維持・向上のための競争力のある事業用地の取得日本全体としては人口減少問題を抱えるなかで、大手不動産業者及び資金力のある開発業者等により、利便性の高い好立地の用地獲得競争は続くものと認識しております。こうした状況の下で安定的な収益を確保するためには、更なる土地の選別と開発物件の差別化が最重要課題であると認識しております。当社グループは、優秀な仕入要員の採用を進めるほか、新卒を含めた若手・中堅社員の育成に努めております。また、権利関係が複雑な都心の用地情報を収集・分析し、有効活用提案等を通じて権利関係を調整していく事業を拡充してまいります。 ③ 販売先及び不動産開発販売事業の多様化当社グループの基軸事業である都市型賃貸マンションの開発・1棟販売(卸売)は、土地価格の高止まりや建設資材及び人件費高騰等による建築コストの上昇に直面しております。これに対応するため、従来からの卸先であるマンション販売会社だけではなく、国内外の投資家や相続税対策を含む様々な目的で不動産を購入する日本の富裕層、人員確保のための社宅や寮を必要とするようになった事業法人、シルバー層向け住居の運営業者等、多方面への販売チャネル確保に注力してまいります。また、当社グループは、設立以来、販売先がレジデンス関連業者に限られていたこともあり、販売先の多様化を図る目的でホテル事業に参入し、2020年10月より自社保有ホテルを運営しております。これを踏まえ、昨今のインバウンド増加や富裕層のニーズに対応して、アパートメントホテルやリゾート地での宿泊施設等の開発に取り組み、販路を拡大しております。当社グループは、今後も他社との共同事業を含む不動産開発販売事業の多様化を図ってまいります。 ④ 事業領域の拡大と持続的な成長に向けた取り組み当社グループは、企業価値の向上と持続的成長を重要視しており、そのためには事業領域の拡大に取り組む必要があると認識しております。事業領域拡大の一環として、2024年2月に株式会社ケーナインを子会社化し、東京南西部や川崎市・横浜市内における戸建・タウンハウス分譲事業や、アパートの開発事業をグループの基軸事業として取り込んでおります。これに伴い、シナジー効果も含めた新たな事業展開や優秀な人員確保による売上高・利益の持続的拡大が進んでいると認識しております。また、国内外の富裕層による旅行・レジャー需要は年々高まっていることから、北海道や九州等の一部地域において、当社の強みを生かした宿泊施設等の開発事業にも取り組んでまいります。当社グループは今後も、既存事業の拡大を図るとともに、M&Aを含めた新規事業への取り組みを進め、企業価値向上と持続的成長の実現を進めてまいります。 ⑤ 財務体質の一層の強化当社グループは、現在の世界情勢及び日本経済の動向を注視し、将来の大規模な経済変動に耐え得る企業であるためには、一層の企業価値の向上と、財務体質の強化が必要であると認識しております。当社グループは、リーマンショックにおいて多くの不動産関連企業が破綻する中を耐え抜いた経験により、キャッシュポジションと担保物件の重要性を認識したことから、これまで公募増資や、新株予約権の発行、シンジケートローンによる資金調達等により財務体質の強化とキャッシュポジションの安定化に努めてまいりました。当社グループは今後も、強固な財務体質の構築を推進してまいります。 ⑥ 人的資本経営の充実と体制強化当社グループは、これからの企業経営において人的資本経営が極めて重要と認識しており、価値創造の源泉として社員への投資を積極的に行っております。ここ数年で、新人事制度の制定に伴う給与の大幅アップや、従業員向け株式給付信託の創設、住宅補助制度や新オフィスへの移転による職場環境の充実、育児休暇や介護休暇等を含む休暇制度の改定、資格取得補助制度の改正等に取り組んでまいりました。当社グループは引き続き、経営の根幹として社員を大事にしていくことで、持続的成長と企業価値の増大を目指してまいります。
関連当事者取引— EDINETより引用 ↗
【関連当事者情報】 該当事項はありません。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)販売用不動産等の評価 (1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額(単位:千円) 科目名前連結会計年度当連結会計年度販売用不動産2,070,3244,935,564仕掛販売用不動産39,361,22251,236,458 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報 当社グループでは、販売用不動産等について、当連結会計年度末における帳簿価額と正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価しており、また、正味売却価額は売価から見積追加工事原価及び見積販売直接経費(以下、「見積追加コスト」という。)を控除することにより算定しております。 正味売却価額の算定に当たっては、売価については、売買契約締結済みの物件では契約金額を使用し、売買契約未締結の物件の場合は当該物件を賃貸に供した場合に得られると見積られる収入(以下、「予測賃貸収入」という。)を期待利回りで割り戻すことにより算定した金額等を使用し見積りを行っております。 上記の予測賃貸収入及び期待利回りは不動産市況の変化の影響を受け、また、見積追加コストは、主に開発の遅延等に伴う工事原価の変動の影響を受けることから、販売用不動産等に関する評価損の計上が必要と判断された場合の連結財務諸表に対する影響は重要となる可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 当社は、2025年12月18日開催の取締役会において、当社の連結子会社である株式会社ケーナインが株式会社神楽坂ハイツの株式の全てを取得し、子会社化することを決議し、2025年12月19日付で株式会社ケーナインと株主との間で株式譲渡契約を締結いたしました。 詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載しております。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】当社グループは、財務体質の健全化のための内部留保及び手元流動性の確保の必要性を認識する一方、企業経営において、株主への利益還元がますます重要な経営課題であることを第一に考え、上場以来、業績数値に基づき株主への配当を優先させることを企業の原則としてまいりました。基本的な配当方針として、当社グループは親会社株主に帰属する当期純利益から法人税等調整額の影響を排除した数値の40%を配当することとしております。当連結会計年度の業績につきましては、主力事業が堅調に推移したことに加え、子会社である株式会社ケーナインの業績が想定以上に推移した結果、中期経営計画に掲げる営業利益目標を1年前倒しで達成する等、当初計画を上回る結果となりました。従いまして、当事業年度の配当につきましては、業績及び上記方針に基づき、株主の皆様の日頃からのご支援にお応えするため、期末配当金を直近の配当予想から1株当たり2円増配して13円とし、通期配当を1株につき24円の配当(うち中間配当11円)を実施することを決定しました。次期の配当につきましては、今後の見通し及び上記の配当方針に基づき、通期配当を1株につき24円(うち中間配当1株当たり12円)を予定しておりますが、増配できるよう努力してまいります。当社グループは、今後も株主の皆様への利益還元を重視してまいります。また、内部留保資金につきましては、主に開発不動産の仕入資金として充当する等、企業価値向上に努めてまいります。なお、当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる旨を定款に定めております。また、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めておりますので、剰余金の配当の時期は、毎年12月31日を基準日とする中間配当及び毎年6月30日を基準日とする期末配当の年2回を基本としております。 (注)基準日が第29期事業年度に属する剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年2月5日413,31311.00臨時取締役会決議(注)12026年8月6日488,46113.00臨時取締役会決議(注)2 (注)1.2026年2月5日臨時取締役会の決議による配当金の総額には、株式給付信託が保有する当社株式に対する配当金7,247千円が含まれております。2.2026年8月6日臨時取締役会の決議による配当金の総額には、株式給付信託が保有する当社株式に対する配当金8,565千円が含まれております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100Z37J)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E04069)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社アーバネットコーポレーションの証券コード(銘柄コード)は?
3242です。上場市場は東証スタンダード、業種は不動産業。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)のEDINETコードは?
E04069です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 田 中 敦です(有価証券報告書の表紙記載)。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)の本社所在地は?
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号です。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)の監査法人(会計監査人)は?
有限責任あずさ監査法人です。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)の筆頭株主は?
株式会社服部で、保有比率は約14.8%です(2026-06-30基準)。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)の発行済株式数は?
有報(2026-06-30基準)で37,574,100株です(発行済株式総数)。うち自己株が100株、市場で流通する浮動株は28,666,000株です。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)の株主数は?
2026-06-30基準で32,605名です。上位10名で23.7%を保有します、浮動株比率は76.3%。
3242(株式会社アーバネットコーポレーション)の決算期は?
6月期です(上場市場は東証スタンダード)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。どこまでを純現金とみなすかで値が変わるので、JINGI の電卓は2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)で出す。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:JINGI の ROIC は 税引後営業利益(営業利益×(1−法定実効税率30.62%))÷ 投下資本(純資産+有利子負債−現金)。税率をその年の実効税率でなく一律にしているのは、還付などで単年の税率が大きく振れ、ROIC が実態より跳ねるため。外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。JINGI は会社ページで2通りを並べる(投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値)。順位表は作らない。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
⚠ 外部から出す限界:期間の長さと、両端の2点で測るか全期間の傾きで測るかで値が変わる。JINGI は直近5期(最大4年)の両端で測る。低い年から回復した会社は高く出やすく、期間を2年にすると EPS CAGR の上位50社のうち36社が入れ替わる。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない(有報には総額しか出ない)。JINGI は会社ページで2通りを並べる(設備投資の総額を引いた値と、維持分を減価償却で近似してそれだけを引いた値)。成長投資が重い会社ほど2通りの差が開く。順位表は作らない。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
⚠ 外部から出す限界:現金を全部「余剰」とみなすか、事業を回すのに要る現金(JINGI では売上1ヶ月分)を除くかで、上場企業の約1割はプラスとマイナスが入れ替わる。運転に要る現金は会社ごとに違い、有報に開示が無いので外からは決められない。JINGI は2通りを並べ、✓(実質キャッシュ)・▲(ネットデット)の印は2通りとも同じ側のときだけ付ける。順位表は作らない。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債・コマーシャルペーパー・リース負債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
⚠ 外部から出す限界:JINGI が持つ期間(最長14期)の中で数えるので、それより前から続いている会社は「以上」と書く(実際はもっと長いことがある)。株式分割の年は1株配当が下がって見えるため、そこで途切れて数えてしまう。据え置きを途切れとみなすか(連続増配)、続きとみなすか(連続非減配)で上位は入れ替わる。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E04069)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。