3930東証グロース情報・通信業
株式会社はてな
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ROIC
10.3〜13.9%
現金の扱いで2通り
ROE(実績)3659位
-42.8%
有報 報告値
営業利益率2235位
4.8%
営業益 1.7億
自己資本比率864位
71.6%
EPS(実績)
-332.8円
26/07期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプ赤字計上型

はてなは、無料の投稿サービス(ブログ・ブックマークなどユーザーが書いて集まるコンテンツ=UGC、登録者は同社開示で1,289万人)で磨いた開発力を、法人向けに転用して稼ぐ会社です。柱は3本。マンガ配信基盤GigaViewerやサーバー監視Mackerelを含むテクノロジーソリューション(同社開示28.4億円、前期比23.0%増)、CMS・広告のマーケ支援(同6.2億円、微減)、有料ブログ等の投稿サービス(同3.3億円)。財務は非常に堅く、有利子負債ゼロ・現金21.2億円・自己資本比率81.6%。営業利益が現金でしっかり裏付けられている点(営業CFが純利益を継続的に上回る)も質の良さです。ただ2023年7月期に営業利益率5.5%、2024年7月期には2.06%まで沈み、2025年7月期に8.95%へ戻すという振れの大きさがあり、稼ぐ本体は薄く不安定です。集英社4.27億・KADOKAWA3.47億と特定顧客への依存も見えます。無配。下値の硬さは厚いが、本業の稼ぐ力が細く揺れる、留保付きの型です。

✓ 自己資本比率71.6%✓ 営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.51x)▲ 最終赤字10.0億▲ 有利子負債2.5億・営業CFで返済原資なし
✓

営業CFが純益を裏打ち(CFO/純益 平均1.51x)。計上益がキャッシュで裏付けられる=利益の質が高い

▲

有利子負債2.5億・営業CFで返済原資なし。営業CF-11.6億(マイナス)=借入を営業から返せない

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JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/07期・単年)

損益(PL)
売上高
36.5億
前年比 -3.9%
営業利益
1.7億
前年比 -48.9%
経常利益
1.0億
前年比 -69.5%
純利益
-10.0億
赤字転換
財政状態(BS)
総資産
25.6億
前年比 -25.7%
純資産
18.4億
前年比 -34.8%
現金
12.2億
前年比 -42.4%
有利子負債
2.5億
—
キャッシュフロー(CF)
営業CF
-11.6億
赤字転換
投資CF
0.0億
黒字転換
財務CF
2.5億
前年比 +999%超
フリーCF
-11.8億
赤字転換
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

Deep Research / 無料公開分 所有に値する事業か・静かにすり減る事業か

一次開示(有報)から、株価を抜きに「この会社は事業として良いか・続くか・信頼できるか」を一つずつ解きほぐします。各回答は結論の一文を太字にし、詳細をその後に。専門用語はできるだけ避けています(「所有に値する事業」=強み・利益の質・健全な資本配分・下値の硬さで長く持てる構造、「静かにすり減る事業」=それらが欠けてじわじわ価値が削れる構造)。株価の割安/割高は扱いません(価格の判断はご自身で)。

① まず立てる仮説(看板 vs 実体)

看板は「1,289万人のUGC」だが、実体は自社サービスで磨いた開発力を法人向けに転用する受託・技術基盤の会社。稼ぎ頭はマンガ配信基盤GigaViewer等を含むテクノロジーソリューション(28.4億)で、無料UGC本体は集客と技術の実験場。無借金・現金潤沢だが、稼ぐ本体が薄く受託色が強い点を検証する見立て。

リサーチ1強み(他社にない優位性=いわゆる堀)は何か。それは利益率・資本効率にどう表れ、5年推移とセクター比でどちらへ動くか。事業の質

強みは二層。第一に粗利率85.57%が示す、ソフトウェア主体で変動費が薄い構造。第二に「無料UGCで技術と大規模データ・ユーザーコミュニティを磨き、それを法人向けに転用する」ハイブリッド構造(有報の経営戦略で明示)。GigaViewer(マンガ配信基盤)やMackerel(サーバー監視SaaS)は、自社サービス運営で培った開発・インフラ運用力の外販という点で、単なる受託開発会社より参入障壁が高い。ただROICは32.97%と高いが、これは現金過多で投下資本が小さいことの裏返しでもあり、ROEは2025年8.6%と平凡。利益率がセクター常識より高いのは粗利構造ゆえで、その優位が2020年以降の営業利益率低下で希薄化した点は弱点。

⟲ 定点観測 GigaViewer・Mackerelの継続課金比率と解約率、法人向けの新規サービス投入頻度。粗利率85%台が維持されるか、受託の労働集約化で低下しないか。
② 結び:所有に値する事業か、静かにすり減る事業か(証拠で見直した結論)

改訂した見立て:これは「静かにすり減る」より「厚い現金の上で稼ぐ本体を作り直している最中」の事業。強みは粗利85%の軽い構造・自前技術の法人転用・無借金の要塞BS。弱みは①稼ぎ頭が出版2社依存の受託に偏る集中、②UGC本体の周縁化と生成AIによるコンテンツ流通激変、③21.2億の現金が働かずROE一桁に沈む資本効率。所有に値すると読むなら「盤石の財務を土台に、2025年の利益回復が固定費レバレッジの刈り取りとして定着する」筋。もろいと読むなら「利益急伸が受託の一過性で、大口離脱とAI逆風で再び2%台へ沈む」筋。分岐点は、営業利益率8%台の持続と顧客分散、そして眠る現金の使い道。天気予報式の注記:これは一つの可能性であり、前提(大口顧客の継続・AI影響・資本配分)が変われば結論も変わる。将来を当てるものではなく、次の開示で検証すべき問いの提示である。

🔒
全21リサーチ+この会社固有のリサーチ+定点観測は有料プランで提供予定
正常化利益・資本配分・関連当事者(富の抜き取り)・外部環境(競争×マクロ)・下値の硬さ 等。各答えは開示に接地し、反証(定点観測)を必ず添えます。
情報提供であり売買を推奨するものではありません。各回答は開示事実に接地し、判断は読者に委ねます(両論・定点観測つき)。

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0723/0724/0725/0726/07
売上高(百万)3,0633,1503,3093,7953,647
営業利益(百万)32517368339174
経常利益(百万)34318291340104
純利益(百万)24010062231-996
EPS(円)80.033.721.177.6-332.8
1株配当(円)—————
営業利益率(%)10.65.52.18.94.8
ROE(%)10.14.02.58.6-42.8
自己資本比率(%)82.286.488.081.671.6

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0723/0724/0725/0726/07
総資産(百万)2,9732,8812,9093,4512,565
純資産(百万)2,4452,4892,5592,8161,836
流動資産(百万)2,3832,2832,2792,8501,982
流動負債(百万)478353310595689
現金(百万)1,6361,3911,4442,1221,222
有利子負債(百万)————250
ネットキャッシュ(百万)————972
 売上1ヶ月分を除くと(百万)————668
BPS(円)823.3843.6866.3945.1613.0
自己資本比率(%)82.286.488.081.671.6
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。
ネットキャッシュは2通り出しています。上は現金を全部余剰とみなした値、下は売上1ヶ月分を事業を回すのに要る現金として除いた値です。どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められません(上場企業の約1割で、この違いだけでプラスとマイナスが入れ替わります)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0723/0724/0725/0726/07
営業CF(百万)3273147712-1,155
投資CF(百万)-44-158-106-382
財務CF(百万)-52-9722250
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-07期・細目まで)

貸借対照表 52項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 436社中303位 →1,2222,137
売掛金459440
契約資産96112
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
仕掛品及び半成工事
仕掛品04
消耗品、消耗工具、器具及び備品その他の貯蔵品で相当額以上のもの
貯蔵品01
前払費用 418社中93位 →120133
その他の資産で1年内に現金化できると認められるもの
未収還付法人税等62—
その他 421社中188位 →2213
流動資産 437社中335位 →1,9822,850
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物附属設備9292
減価償却累計額-57-52
建物附属設備(純額)3440
工具、器具及び備品144137
減価償却累計額-111-103
工具、器具及び備品(純額) 385社中197位 →3434
有形固定資産 424社中321位 →6874
無形固定資産
商標権23
ソフトウエア 373社中47位 →304311
無形固定資産 397社中73位 →307313
投資その他の資産
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
長期前払費用77
繰延税金資産14955
敷金及び保証金5353
投資その他の資産 436社中300位 →208214
固定資産 436社中305位 →583601
資産 438社中344位 →2,5653,451
負債の部
流動負債
買掛金2523
未払費用 399社中258位 →4195
契約負債123128
引当金
株主優待引当金75—
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金 432社中244位 →113111
未払法人税等 422社中411位 →2123
未払消費税等2374
預り金3538
その他の負債で1年内に支払又は返済されると認められるもの
短期借入金250—
その他 306社中233位 →33
流動負債 437社中316位 →689595
固定負債
資産除去債務4040
固定負債 399社中360位 →4040
負債 438社中336位 →729635
純資産の部
株主資本
資本金 438社中321位 →251251
資本剰余金
資本準備金 413社中336位 →201201
その他資本剰余金75
資本剰余金 430社中374位 →208206
利益剰余金
その他利益剰余金
別途積立金2222
繰越利益剰余金 437社中244位 →1,4192,415
利益剰余金 438社中264位 →1,4412,437
自己株式 360社中170位 →-69-85
株主資本 438社中319位 →1,8312,809
評価・換算差額等
繰延ヘッジ損益52
評価・換算差額等57
純資産 438社中321位 →1,8362,816
負債純資産 438社中346位 →2,5653,451
損益計算書 32項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高 407社中267位 →3,6473,795
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価 345社中307位 →506548
営業活動による費用・売上原価の内訳
販売費及び一般管理費
減価償却費 387社中282位 →1212
給料及び手当1,2801,174
販売費及び一般管理費 421社中126位 →2,9682,908
売上総利益又は売上総損失(△) 404社中153位 →3,1423,247
販売費及び一般管理費
減価償却費 387社中282位 →1212
給料及び手当1,2801,174
販売費及び一般管理費 421社中126位 →2,9682,908
営業利益又は営業損失(△) 437社中311位 →174339
営業外収益
有価証券利息00
還付消費税等2—
為替差益40
受取利息及び配当金59
その他 336社中258位 →01
営業外収益 436社中290位 →1210
営業外費用
支払利息 311社中236位 →21
その他0—
営業外費用 422社中59位 →8310
経常利益又は経常損失(△) 438社中339位 →104340
特別利益
固定資産売却益20
投資有価証券売却益107
特別利益127
特別損失
投資有価証券売却損24
特別損失 293社中8位 →1,2234
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 438社中424位 →-1,108342
法人税等 436社中433位 →-112112
法人税、住民税及び事業税 438社中416位 →1129
法人税等調整額 396社中355位 →-93-17
過年度法人税等-20—
当期純利益又は当期純損失(△) 438社中424位 →-996231
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 438社中424位 →-996231
キャッシュ・フロー計算書 40項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計182735
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 438社中424位 →-1,108342
減価償却費139134
受取利息及び受取配当金-5-9
支払利息21
為替差損益(△は益)-40
売上債権の増減額(△は増加)-18-29
棚卸資産の増減額(△は増加)3-3
仕入債務の増減額(△は減少)2-4
投資有価証券売却損益(△は益)-8-2
株主優待引当金の増減額(△は減少)75—
固定資産売却損益(△は益)-2-0
有価証券利息-0-0
契約負債の増減額(△は減少)-527
前払費用の増減額(△は増加)3159
未払金の増減額(△は減少)-2034
未払費用の増減額(△は減少)-5464
未払消費税等の増減額(△は減少)-5138
預り金の増減額(△は減少)-223
その他-302
利息及び配当金の受取額59
利息の支払額-2-1
法人税等の支払額-163-31
法人税等の還付額21—
営業活動によるキャッシュ・フロー-1,155712
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額59
有形固定資産の取得による支出-21-23
有形固定資産の売却による収入21
投資有価証券の売却による収入10280
投資有価証券の償還による収入1014
無形固定資産の取得による支出-105-154
定期預金の払戻による収入1545
投資活動によるキャッシュ・フロー2-38
財務活動によるキャッシュ・フロー
利息の支払額-2-1
自己株式の取得による支出-0-0
短期借入金の純増減額(△は減少)250—
財務活動によるキャッシュ・フロー2502
現金及び現金同等物に係る換算差額33
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-900678
現金及び現金同等物の残高1,2222,122
この会社だけの項目 4件
共通の勘定科目リストに位置を持たない、この会社が独自に定義した項目です。(名称の定義が取れていない 9件は含みません)
項目当期前期
契約資産の増減額(△は増加)1650
暗号資産評価損52
株式報酬費用消滅損17
データセンター利用料783799
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
-20億0億20億40億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 売上高 31億 ・ 純利益 2億23/07 ・ 売上高 32億 ・ 純利益 1億24/07 ・ 売上高 33億 ・ 純利益 1億25/07 ・ 売上高 38億 ・ 純利益 2億26/07 ・ 売上高 36億 ・ 純利益 -10億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
-50%0%50%100% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 粗利率 86.5% ・ 営業利益率 10.6% ・ 純利益率 7.8%23/07 ・ 粗利率 83.0% ・ 営業利益率 5.5% ・ 純利益率 3.2%24/07 ・ 粗利率 82.0% ・ 営業利益率 2.1% ・ 純利益率 1.9%25/07 ・ 粗利率 85.6% ・ 営業利益率 9.0% ・ 純利益率 6.1%26/07 ・ 粗利率 86.1% ・ 営業利益率 4.8% ・ 純利益率 -27.3%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
-60%-40%-20%0%20% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ ROE 10.1% ・ ROA 8.1% ・ ROIC(現金を全部除く) — ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) —23/07 ・ ROE 4.0% ・ ROA 3.5% ・ ROIC(現金を全部除く) — ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) —24/07 ・ ROE 2.5% ・ ROA 2.1% ・ ROIC(現金を全部除く) — ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) —25/07 ・ ROE 8.6% ・ ROA 6.7% ・ ROIC(現金を全部除く) — ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) —26/07 ・ ROE -42.8% ・ ROA -38.8% ・ ROIC(現金を全部除く) 13.9% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 10.3%
ROEROAROIC(現金を全部除く)ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める)
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。ROIC は投下資本から現金をどこまで引くかで変わるので2本で描いています(緑=現金を全部引く/灰=売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含める)。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-15億-10億-5億0億5億10億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 営業CF 3億 ・ 投資CF 0億 ・ 財務CF -1億23/07 ・ 営業CF 0億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF -1億24/07 ・ 営業CF 1億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF 0億25/07 ・ 営業CF 7億 ・ 投資CF 0億 ・ 財務CF 0億26/07 ・ 営業CF -12億 ・ 投資CF 0億 ・ 財務CF 2億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-15億-10億-5億0億5億10億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 設備投資を全額引く 3億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 3億23/07 ・ 設備投資を全額引く 0億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 0億24/07 ・ 設備投資を全額引く 1億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 1億25/07 ・ 設備投資を全額引く 7億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 7億26/07 ・ 設備投資を全額引く -12億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -12億
設備投資を全額引く維持分(減価償却相当)だけ引く
オーナー利益の目安を2本で。青=設備投資の総額を引く、灰=維持に要る分(減価償却で近似)だけを引き、成長のための投資は引かない。有報には総額しか出ないので、2本の間で読む。
設備投資・減価償却(億円)
0億0.5億1億1.5億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 1億23/07 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億24/07 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億25/07 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億26/07 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
0倍1倍2倍3倍4倍 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 営業CF/純利益 1.36倍23/07 ・ 営業CF/純利益 0.03倍24/07 ・ 営業CF/純利益 2.36倍25/07 ・ 営業CF/純利益 3.08倍26/07 ・ 営業CF/純利益 1.16倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
-400円-200円0円200円 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ EPS ¥8023/07 ・ EPS ¥3424/07 ・ EPS ¥2125/07 ・ EPS ¥7826/07 ・ EPS ¥-333
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円0.5円1円0%0.5%1% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —23/07 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —24/07 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —25/07 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —26/07 ・ 1株配当 ¥0 ・ 配当性向 —
1株配当配当性向
無配(配当実績なし)。利益を配当に回さず事業へ再投資する会社に多く、成長企業に典型。配当性向は算定対象外。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億10億20億30億40億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 総資産 30億 ・ 純資産 24億23/07 ・ 総資産 29億 ・ 純資産 25億24/07 ・ 総資産 29億 ・ 純資産 26億25/07 ・ 総資産 35億 ・ 純資産 28億26/07 ・ 総資産 26億 ・ 純資産 18億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円0%50%100% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ BPS ¥823 ・ 自己資本比率 82.2%23/07 ・ BPS ¥844 ・ 自己資本比率 86.4%24/07 ・ BPS ¥866 ・ 自己資本比率 88.0%25/07 ・ BPS ¥945 ・ 自己資本比率 81.6%26/07 ・ BPS ¥613 ・ 自己資本比率 71.6%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億10億20億30億0%200%400%600%800% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 流動資産 24億 ・ 流動負債 5億 ・ 流動比率 498.6%23/07 ・ 流動資産 23億 ・ 流動負債 4億 ・ 流動比率 646.3%24/07 ・ 流動資産 23億 ・ 流動負債 3億 ・ 流動比率 734.6%25/07 ・ 流動資産 28億 ・ 流動負債 6億 ・ 流動比率 478.8%26/07 ・ 流動資産 20億 ・ 流動負債 7億 ・ 流動比率 287.7%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億10億20億30億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 現金 16億 ・ 有利子負債 —23/07 ・ 現金 14億 ・ 有利子負債 —24/07 ・ 現金 14億 ・ 有利子負債 —25/07 ・ 現金 21億 ・ 有利子負債 —26/07 ・ 現金 12億 ・ 有利子負債 2億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億5億10億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 現金−有利子負債 — ・ 売上1ヶ月分を除くと —23/07 ・ 現金−有利子負債 — ・ 売上1ヶ月分を除くと —24/07 ・ 現金−有利子負債 — ・ 売上1ヶ月分を除くと —25/07 ・ 現金−有利子負債 — ・ 売上1ヶ月分を除くと —26/07 ・ 現金−有利子負債 10億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 7億
現金−有利子負債売上1ヶ月分を除くと
現金から借金を引いた実質手元資金を2通りで。緑は現金を全部余剰とみなした値、灰は売上1ヶ月分を事業に要る現金として除いた値。どちらが実態に近いかは会社によって違うので、2本の間で読む。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0723/0724/0725/0726/07
純利益率(%)7.83.21.96.1-27.3
ROE(%)10.14.02.58.6-42.8
ROA(%)8.13.52.16.7-38.8
総資産回転(回)1.031.091.141.101.42
営業CF率(%)10.70.14.418.8-31.7
営業CF/純益(倍)1.360.032.363.08—
配当性向(%)—————
売上 前年比(%)16.92.85.014.7-3.9
純資産 前年比(%)6.71.82.910.0-34.8
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
-11.8億
ROIC
10.3〜13.9%
粗利率
86.1%
アクルーアル比率
5.3%
売上CAGR(4年)
4.5%
EPS CAGR
—%
FCF と ROIC は2通りで出しています(どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められないため)。FCF は営業CFから設備投資の総額を引いた値と、維持分(減価償却相当)だけを引いた値。ROIC は投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値。FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
-27.3%
ROA
-38.8%
総資産回転
1.42回
実効税率
—%
現金変換(CFO/営業益)
-6.65倍
CFO/純益(平均)
1.51倍
累計営業CF
18.1億
FCFマージン
-32.2%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
0.15倍
BPS CAGR
-7.1%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
2.88倍
純負債/EBITDA
-3.11倍
インタレストカバレッジ
83.7倍
債務返済年数
—年
配当性向
—%
連続増配
—年
希薄化率
—%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(同業比較)

同じ業種の会社の中で、この会社が各指標のどこに位置するかを偏差値(中央値=50)で表示。縦線=50。
営業益率純益率粗利率ROEROA自己資本流動比 50
営業利益率
46
純利益率
20
粗利率
68
ROE
20
ROA
20
自己資本比率
55
流動比率
52
計算のしかた
材料は有価証券報告書の値から計算した7指標(収益性: 営業利益率・純利益率・粗利率・ROE・ROA/健全性: 自己資本比率・流動比率)。同じ業種(東証33業種)の会社の中で、各指標の偏差値(中央値=50・ばらつき=10・上下は20〜80で止める)を出し、柱ごとに平均してから2つの柱を同じ重みで平均しています。社数が20社に満たない業種は東証17業種の区分の会社全体と比べます。金融業(銀行・証券・保険・その他金融)と、比べる相手が少なすぎる業種(鉱業・石油石炭製品)は出していません。7指標中4つ以上で、2つの柱がそろう会社が対象です。
どの指標を「高いほど上位」とみなすか、柱をどう重み付けるかは JINGI が決めています(利益率や自己資本比率が高いことが望ましいかは会社の方針によります)。偏差値は同業の中での相対的な位置であって、優劣の断定や売買の推奨ではありません。順位の数字は付けていません: 上位どうしは偏差値の差が小さく(各業種の1位と2位の差は中央値1.8点)、1点の差で順位が十数位動くことがあるためです。
出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
—億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.0億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.0%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
54.0%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
近藤 淳也
32.5% 保有
自己株式
2.59%
79,700株 ・簿価0.7億
大株主比率
1. 近藤 淳也32.5%
2. 中村 剛2.9%
3. 栗栖 義臣2.6%
4. 株式会社SBI証券1.6%
5. 田中 慎樹1.5%
6. 山岸 延好1.1%
7. 長谷川 正雄1.1%
8. 溝呂木 雄太0.9%
9. 鈴政 博美0.9%
10. 小嶋 泰一郎0.8%
上位10で 46.0%・発行済 3,075,200株・自己株 79,700株・浮動株 1,616,723株・株主 3,817名。所有者別(単元): 外国人 1.5% / 機関 2.8% / 個人 95.2%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 大株主の持ち分推移

株主保有比率の推移(有報 各期末)増減
近藤 淳也2022 32.78% → 2023 32.99% → 2024 32.94% → 2025 32.66% → 2026 32.49%▼ 0.29pt
新村 健造2018 3.75% → 2025 4.79%▲ 1.04pt
中村 剛2022 2.76% → 2024 2.78% → 2025 2.95% → 2026 2.93%▲ 0.17pt
吉川 直樹2021 2.45% → 2023 2.39% → 2024 2.75%▲ 0.30pt
栗栖 義臣2022 2.36% → 2023 2.52% → 2024 2.56% → 2025 2.60% → 2026 2.65%▲ 0.29pt
楽天証券株式会社2021 3.28% → 2022 3.66% → 2023 4.66% → 2024 2.09% → 2025 2.47%▼ 0.81pt
毛利 裕二2016 1.80% → 2017 2.04%▲ 0.24pt
伊藤 直也2016 1.80% → 2017 1.76% → 2018 1.75%▼ 0.05pt
鈴政 一夫2021 1.34% → 2022 1.63% → 2023 1.65% → 2024 1.69% → 2025 1.68%▲ 0.34pt
西村 裕二2024 1.62% → 2025 1.68%▲ 0.06pt
株式会社SBI証券2022 2.23% → 2023 7.01% → 2024 6.41% → 2025 5.56% → 2026 1.60%▼ 0.63pt
田中 慎樹2016 1.01% → 2023 1.37% → 2024 1.41% → 2025 1.46% → 2026 1.52%▲ 0.51pt
MOCHIO UMEDA2016 1.44% → 2017 1.41%→ 0.03pt
過去の有価証券報告書「大株主の状況」から、大株主の保有比率の時系列を並べたもの。増減は事実としての推移で、その是非や売買を示すものではありません(複数期に現れる株主のみ・名義人と役員は対象外)。出所: 有報 大株主の状況(各期末)
🔒 無料版は直近5期まで。それ以前(最長11期)を含む全期間の表示は有料版で提供予定です。

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

企業隣接の理由近さ
カバー株式会社
5253 ・ 情報・通信業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)42
株式会社アドベンチャー
6030 ・ サービス業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)42
バルミューダ株式会社
6612 ・ 電気機器
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)42
株式会社識学
7049 ・ サービス業
共有株主: [・] / 共有親会社: [・] / 同一監査法人(太陽有限責任監査法人)15
業種分類ではなく会計監査人と法人株主の共有から算出した構造的な近さ(EDINET 一次データ)。「近さ」は共有特徴を希少度で重み付けした強さ(0–100)。監査法人のみの一致は弱いシグナルとして優先度を下げ、珍しい共有株主・支配関係を重く評価します。証券会社・名義口座・個人株主は除外。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率35.20%(取締役 5名計)
政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数77.3百万円 / 9名
平均年間給与(提出会社)680万円(前期比 +11.0%)
従業員数(連結)213名
監査報酬 / 非監査報酬29.7百万円 / —
平均勤続年数5.5年
女性管理職比率25.0%
従業員1人当たり売上17.1百万円
従業員1人当たり営業利益0.8百万円
政策保有株式の対純資産比0.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役社長 栗栖 義臣
本社所在地東京都港区南青山六丁目5番55号
市場 / 業種東証グロース / 情報・通信業
決算期7月
従業員数(連結)213名
EDINETコードE32141

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金の扱いで2通り
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値・2通り
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/07期末 基準・3,075,200株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。実質PER・益回りは純現金の扱いで2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)を「小〜大」で出します。企業価値がゼロ以下になる側と、純現金が読めない会社は出しません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長分を含めない設計のため、成長企業では小さめの値になる。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向く。配当だけを起点にするため、低・無配の会社は値が小さく出る(配当以外の価値は映さない)。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
この銘柄は収益系の理論値算定が困難です。収益系の理論値は算定困難・参考外(直近最終赤字)。参考として資産の下値(BPS・NCAV)は財務・BSのカードをご覧ください。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-10-29確認書 ↗
2026-03-13確認書 ↗
2025-10-28確認書 ↗
2025-03-14確認書 ↗
2024-10-28確認書 ↗
2024-06-14確認書 ↗
2024-04-19変更報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社SBI証券
2024-03-15確認書 ↗
2023-12-15確認書 ↗
2023-10-30確認書 ↗
2023-10-05大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / 株式会社SBI証券
2022-12-22変更報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
2022-10-28確認書 ↗
2022-01-11大量保有報告書(特例対象株券等) ↗ / みずほ証券株式会社
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書は保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プラン(提供予定)では、開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】 当社は『「知る」「つながる」「表現する」で新しい体験を提供し、人の生活を豊かにする』をミッションに掲げ、「技術で支えられているサービスを提供する会社」として技術を磨き、利用者同士で質問・回答を寄せ合うウェブサイト「人力検索サイトはてな」を皮切りに、「はてなブログ」や「はてなブックマーク」といったUGC(User Generated Content)サービス(注1)を自社開発し運営しております。事業の中核となるUGCサービス「はてな」は、当社の運営するインターネットサービス上で会員登録を行ったユーザーとなる個人(以下「登録ユーザー」といいます)が投稿した文章や画像、映像などのコンテンツを登録ユーザー以外のユーザーも閲覧することができるサービス群です。登録ユーザー数は1,328万人(2026年7月時点)となっており、ITリテラシーの高いユーザーから支持を獲得、影響力の高いユーザーコミュニティを形成していることで、他のSNSとの差別化が図られております。 当社の事業は「UGCサービス事業」の単一セグメントでありますが、UGCサービスのパイオニアとしてこれまで得てきた「基盤」、「技術力」、「収益化力」を最大限に活用し、狭義のUGCである「コンテンツプラットフォームサービス」に加え、企業向けに「コンテンツマーケティングサービス」及び「テクノロジーソリューションサービス」を展開しています。なお各サービス間ではシナジー効果を図っており、これにより機動的な開発リソース配分と全社最適の実現を目指し、事業拡大に努めております。 各サービスの内容は以下のとおりであります。 (1)コンテンツプラットフォームサービスユーザーが文章や画像などのコンテンツを発信・拡散できるUGCサービスを提供しています。スマートフォンなどのデバイス普及に対応し、便利で使いやすい機能開発を進めることで、登録ユーザーが魅力的なコンテンツを発信・拡散し、より多くの読者を惹きつけ、コンテンツ発信のモチベーション向上に貢献しています。代表的なものは、任意のウェブページを登録し、他のユーザーとも共有することで有益な情報源となる「はてなブックマーク」、無料で開設可能で、スマートフォンアプリからも手軽に投稿・編集が可能な「はてなブログ」などがあります。以下のような構成で収入として売上高に計上しております。 a. 課金収入当社で提供するUGCサービスは全て無料で利用できますが、各サービスにおいて登録ユーザー向けに、より利便性の高い上位プランを有料で提供しております。例えば、「はてなブログ」では有料プランのはてなブログProに加入すると、独自ドメインを利用したりページデザインの自由度を上げたりすることができます。また、codoc株式会社が提供するコンテンツ課金サービス「codoc」と連携することで、登録ユーザーが記事を有料販売した際の手数料を受け取っております。 b. アフィリエイト広告収入当社はUGCサービスを広告媒体として、アフィリエイト広告を提供しております。具体的には、読者がUGCサービス上に掲載するバナーをクリックすることで、ECサイト等に誘導し、商品購入に至った場合に当該ECサイト等より手数料収入を得る、成果報酬型の広告商品です。 (2)コンテンツマーケティングサービスデジタルマーケティングや人材採用などにおいて、企業が自らウェブサイトを所有し(オウンドメディア)、顧客の新規獲得や、既存顧客だけでなく潜在顧客も含めた良好な関係性維持のために情報発信を行うことは、既に当たり前のようになってきました。ウェブサイトだけでなく各種SNSアカウントやアプリなど、顧客との接点は現在多岐にわたっています。当社は、UGCサービス開発・運用及びユーザー行動に関する深い知見を活かし、コンテンツマーケティングサービスとして、クライアント企業がウェブサイトを作る際に、コンテンツを管理するシステムなども含めて誰でも簡単に安心して使えるCMS(注2)である「はてなCMS」の提供や、コンテンツ自体の企画・制作、加えて前述のコンテンツプラットフォームサービスに記載した「はてなブックマーク」などの広告枠を活用したユーザーの集客などを支援しております。そして、近年ではそういったウェブサイトやサービスの開発や一連のマーケティング活動において、顧客の声をしっかりと聞き、意思決定に組み込むプロセスが改めて注目を集めてきております。それらを支援するため、生成AIを活用した発話分析ソリューション「toitta」(2024年10月正式リリース)の提供も開始しております。以下のような構成で収入として売上高に計上しております。 a.はてなCMS利用料ウェブサイト構築・運用支援サービスです。はてなブログのシステムを利用したSaaS(注3)型提供であるため、アクセス負荷対策や脆弱性対策といったシステム管理に頭を悩ませることなく、コンテンツ作りに専念することができます。CMSライセンスの供与だけでなく、初期設計や導入サポート、要望に応じたカスタマイズ、保守運用サービス、コンテンツ企画・制作サービスなどを提供しています。 b.広告掲載料当社は、はてなCMSの利用顧客や他のクライアント企業(広告主)のコンテンツや商品等の告知を行うため、当社UGCサービスのユーザー向けの広告メニューを提供しております。広告代理店による間接販売にて提供することもあります。広告メニューの内容は、バナーを掲載するディスプレイ広告や、当社UGCサービスと親和性の高いページからページ内コンテンツと同じデザインの誘導枠を利用して告知することができるネイティブ広告、クライアント企業の商品やサービスを取材し記事コンテンツを制作、UGCサービスを介してSNSなどの情報拡散を促進するタイアップ広告などがあります。これらはそれぞれ広告掲載期間や広告表示回数、広告掲載サイズなどに応じて、広告掲載料を受け取っております。 c.toitta利用料インタビュー調査の内容分析を支援するソリューションです。通常インタビュー調査においては、その後の分析プロセスに多くの時間がかかることが課題でしたが、toittaは、この分析プロセスをAIの力で効率化・高度化することで、クライアント企業のリサーチャーや開発者がより本質的な考察に時間をかけられるようにすることを目的としています。インタビューの内容を単にテキスト化するだけでなく、意味のある発話の最小単位である「切片」として自動的に抽出することで重要な発言を見つけやすくしたり、その切片を文脈に応じて自動的にグルーピングしたりすることができます。SaaS型提供であり、上記のような機能を使うための利用料を受け取っております。 (3)テクノロジーソリューションサービスコンテンツマーケティングサービスと同様に、UGCサービスの企画・開発・運営にて培ってきたサービス開発力やITインフラ構築力、保有する大規模データとその分析力を活かし、クライアント企業のビジネスを成長させていくための支援を行っております。特に近年は電子書籍市場の成長に伴いマンガ領域に注力しており、ユーザーが快適にマンガ作品を楽しむための各種機能を搭載した「GigaViewer」を、出版社向けに展開しております。ユーザーがマンガ作品を快適に楽しめるだけでなく、マンガサービス提供者側の運用コストを削減する入稿や作品管理、販売システムなどの機能も備えており、中でも株式会社集英社が提供するマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」は、ブラウザ版、アプリ版共に導入されております。その他、株式会社KADOKAWAの小説投稿サイト「カクヨム」の共同開発や、任天堂株式会社のゲーム連動サービスの開発などが含まれます。また、企業のウェブサイト運用のインフラとしてAmazon Web Servicesなどのクラウドサービスが急速に普及し、その上で稼働するサーバーやアプリケーションをSaaS型で監視する「Mackerel(マカレル)」を提供しております。 a.受託サービス開発・保守運用料・課金等のレベニューシェア(収益分配)クライアント企業の要望に応じて、様々なサービス開発を行っており、受託開発料及び保守・運用料等を受け取っております。ユーザー同士のコミュニケーションやコンテンツ投稿など、当社がこれまで行ってきたUGCサービスの知見を活かした内容が中心となっており、サービスの規模が拡大しても表示速度を低下させず、かつ設備を無駄に使わずローコストな状態を保てるITインフラの設計・構築・運営力などにも強みを持っております。開発するだけでなく、その後の安定運用やサービスの成長支援、マネタイズ支援も行い、一過性の開発売上に留まらず継続的なストック型収入の割合が多くなってきております。 b.Mackerel利用料「Mackerel(マカレル)」では、異なるクラウドサービス間であっても統一的にサーバーやアプリケーションの稼働状況を監視することができ、当社の大規模なUGCサービスの監視・運用経験を踏まえ、監視に最適化し洗練された見やすい管理画面を備えております。サーバー監視において監視エージェントをインストールするだけで簡単に監視を始めることができる他、アプリケーションのエラーやパフォーマンス低下を迅速に把握することができるAPM(アプリケーションパフォーマンスモニタリング)機能の提供も行っております。主にサーバー数とデータ量に応じた利用料、カスタマイズ導入料等を受け取っております。 文中における用語の説明は(注)1~3のとおりであります。
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) テクノロジーソリューションサービスコンテンツマーケティングサービスコンテンツプラットフォームサービスその他サービス合計外部顧客への売上高2,839,966620,312328,3096,2863,794,875
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の氏名又は名称売上高関連するサービス名 株式会社集英社903,280テクノロジーソリューションサービス 株式会社KADOKAWA367,409テクノロジーソリューションサービスコンテンツプラットフォームサービス
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】 当社の事業の状況及び経理の状況等に関する事項のうち、経営者がリスクとなる可能性があると認識している主な事項及びその他投資者の判断に重要な影響を与えると認識している事項を記載しております。なお、以下の記載のうち将来に関する事項は、別段の記載がない限り、本報告書提出日現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。マテリアリティ項目別の影響の大きさ、発現の蓋然性・時期、評価、前年比較は、項目の末尾にまとめて記載しております。 ・リスク管理体制について当社は、取締役会が決定した「内部統制体制の整備に関する基本方針」に基づき、コンプライアンス・リスク委員会を設置しています。同委員会は、リスクを認識・評価した上で、リスクの回避・軽減・移転・保有を判断し、認識・評価された結果については、取締役会で報告を行い、リスクに対する回避・軽減・移転・保有などの対策状況を確認した上で、更なる対策の策定、見直しなどを実施するとともに、万一発生した場合には影響の極小化に努めております。当社では、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社の株式に関する投資判断は、本項及び本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 ・事業環境に由来するリスクについて (1)自然災害等に係るリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響]近年、東日本大震災や能登半島地震などの大規模な地震や、台風をはじめとする自然災害が日本各地で大きな被害をもたらしています。また、新型コロナウイルス感染症のような世界的な感染症は、命の不安、経済の低迷といった社会不安を引き起こしています。当社は、事業継続のため必要とされる安全対策マニュアルを作成しています。また、昨今の気候変動などに伴う災害の大規模化により想定外の被害がもたらされることも考えられます。提供する各種サービスは、通信ネットワーク及びコンピュータシステムにより提供されております。サービスの継続稼働のため、セキュリティ対策、設備投資、自然災害等を想定したデータセンターでのシステム運用を行っておりますが、地震・津波等の自然災害及び火災・事故・停電・電力不足等の予期せぬ事象の発生によりサーバーがダウンした場合等には、当社の社会的信用やブランドイメージの低下、発生した損害の賠償金の支払等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策]これら災害等に備え、災害発生時の初期対応や迅速な業務の復旧を可能にするための対応体制や、環境等の整備を継続するとともに、従業員の安全についても災害発生時マニュアルの整備・運用と、迅速な安否状況の把握ができる安否確認システムの構築等の対策を講じております。また当社が利用するデータセンターについては、免震または耐震構造、自家発電による無停電電源装置を装備するとともに、強固なセキュリティを確保しております。 (2)個人情報保護に係るリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響]当社は、自社開発のサービスや運営受託しているサービスにおいて、ユーザーのメールアドレス、氏名、性別、郵便番号等の個人情報を取扱っております。そのため、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務を負っております。また、2022年4月に改正同法が施行され、国際的にもGDPRやCCPAが施行されるなど、今後、ますます個人情報管理の徹底が必要となっております。しかしながら、当社が保有する個人情報等につき、漏洩、改ざん、不正使用等が生じる可能性が完全に排除されているとはいえません。従いまして、これらの事態が起こった場合、当社の社会的信用やブランドイメージの低下、適切な対応を行うための相当なコストの負担、発生した損害の賠償金の支払等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策]取得した個人情報の保護に最大限の注意を払い、個人情報の外部漏洩の防止はもちろん、不適切な利用、改ざん等の防止のため、個人情報の管理を事業運営上の重要事項と捉え、保護管理体制の確立に努めております。また、個人情報保護法の改正動向や国際的な潮流を見極め、適切な運用ができるよう社内体制の整備と教育を行ってまいります。なお、当社は一部の部門やサービスにおいて、ISMS認証(注)を取得しております。(注)ISMS認証:情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)が定めた国際標準や規格に準拠しているか を第三者認証機関が評価し、認証した場合に取得できるもの。 (3)その他の法的規制等に係るリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響]当社事業を規制する主な法規制として、(ア)「電気通信事業法」、(イ)「特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律」(以下、「情報流通プラットフォーム対処法」という)、(ウ)「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(以下、「不正アクセス禁止法」という)があります。当社は、事業運営上関係する各法令へ対応するための体制を整備し、法令遵守に努めており、現状において法令に違反する事象は認識されておりません。 しかしながら、法令違反等の事象の発生、あるいは当社の事業を規制する現行法令の改正および新法令が制定される可能性があります。そのような場合には、当社の社会的信用の失墜や、当該規制への対応に際して、サービス内容の変更や新たなコストが発生すること等により、当社の業績に影響を与える可能性があります。(ア)電気通信事業法により、通信の秘密の保護等の義務が課されております。当社がこの関連法令に抵触した場合、業務停止命令や登録取消し等の行政処分を受けることも想定され、このような場合には当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(イ)情報流通プラットフォーム対処法により、当社は「特定電気通信役務提供者」に該当し、不特定の者によって受信されることを目的とする電気通信による情報の流通において、他人の権利の侵害があった場合に、権利を侵害された者に対して、権利を侵害した情報を発信した者に関する情報の開示義務を課されております。また、権利を侵害した情報を、当社が媒介したことを理由として、民法の不法行為に基づく損害賠償請求を受ける可能性もあり、これらの点に関し訴訟等の紛争が発生した場合には当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。(ウ)不正アクセス禁止法により、当社は不正アクセス禁止法における「アクセス管理者」として、努力義務ながら不正アクセス行為からの一定の防御措置を講ずる義務が課されております。罰則はありませんが、この義務を遵守できない場合には当社の社会的信用やブランドイメージの低下等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策]コンプライアンス経営の確立に努め、総務部担当者による法令適合性の審査や、契約書のリーガルチェック、社内への啓発活動等を行っており、法令違反の発生を防止する社内管理体制を構築し、法律、条例、関連諸規則等の遵守体制を強化しております。 (4)知的財産権に係るリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響]当社は、知的財産権を重視し、必要な商標権等の知的財産権を取得することにより、競争力を維持していくとともに、事業活動に際して、第三者の知的財産権を侵害しないよう最大限の注意を払っております。しかしながら、当社の認識していない知的財産権が既に成立している可能性や、当社の事業分野で第三者による知的財産権が成立する可能性があること等から、当社による第三者の知的財産権の侵害が生じる可能性は否定できず、仮に当社が第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者より、損害賠償請求、使用差止め請求、ロイヤルティの支払い要求などが発生する可能性があり、その場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策]第三者の特許権、商標権等の知的財産権に関して、顧問弁理士を通じて調査する等、その権利を侵害しないよう留意するとともに、当社が保有する技術について特許として知的財産権を獲得するよりも、ノウハウとして蓄積した方が事業戦略上優位であると判断されるものを除き、その費用対効果も考慮に入れた上で特許権等の知的財産権を取得し、権利保護に努めております。また、当社の事業活動において第三者の著作物を利用する場合には、OSSライセンスの遵守、著作物利用に関する契約の締結、著作権者の利用許諾の取得等、第三者の著作権を侵害しないよう、サービス開発及びコンテンツ制作を行っております。 (5)訴訟に係るリスク [リスクの内容と顕在化した際の影響]当社は、はてなブログなど、ユーザーが情報をウェブ上に公開することができるプラットフォームを提供しております。ユーザーは情報を即時にウェブ上に公開できるため、当社が当該情報を利用規約違反として削除等の措置を講じる対応に先んじて、ユーザーにより違法なコンテンツが公開される可能性や、ユーザーの情報発信によって名誉毀損を受けたとして、第三者から当社が訴訟などを受ける可能性があります。そのような場合には、当社の社会的信用やブランドイメージの低下など、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 [リスクへの対応策]ユーザーによる第三者の名誉毀損の点については、情報流通プラットフォーム対処法等を参照し
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要、及び経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 我が国経済と当社を取り巻く事業環境の概況当事業年度における我が国経済は、内閣府の2026年7月の月例経済報告によると、「景気は、緩やかに回復しているが、中東情勢の影響を注視する必要がある。」とされております。先行きについては、「雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、中東情勢の影響を引き続き注視する必要がある。 また、金融資本市場の変動の影響などに注意する必要がある。」とされております。UGCサービス事業(注1)を展開するインターネット関連業界におきましては、2026年6月に総務省情報通信政策研究所が公表した『令和7年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』によりますと、全年代では平日、休日共に主なメディアにおいては「インターネット利用」が「テレビ(リアルタイム)視聴」を超過、その差を拡大しつつあり、今後もインターネット及びウェブサイトは情報通信メディアとして重要性が高く、マーケットサイズは拡大していくものと予測しております。更に、『2025年日本の広告費』(㈱電通)によりますと、「2025年の日本の総広告費は、通年で前年比105.1%の8兆623億円で、2021年から5年連続で成長し、4年連続で過去最高を更新した。企業の好業績によるデジタル投資の加速や、大型イベントの開催などが成長を後押しした。動画やSNS広告が伸長し、「インターネット広告費」が総広告費に占める構成比は50.2%となり、初めて過半数に達した。」とされております。インターネット広告費は、4兆459億円と前年比110.8%で増加し、SNS上の縦型動画広告やコネクテッドTV(インターネットに接続されたテレビ受像機)などの動画広告需要の高まりなどが、市場全体の拡大に寄与したとされております。このような事業環境のもと、当社におきましては、自社で開発したユーザー参加型サービス群を「コンテンツプラットフォームサービス」と位置づけ、その運営を通して培われた技術力やユーザーコミュニティを活かし、法人顧客向けに「コンテンツマーケティングサービス」、「テクノロジーソリューションサービス」をサービス領域として提供しております。市場環境の変化や、それに伴う経済的予測等を鑑み、人的資本や知的財産、資金等の経営資源を各サービスへ効率的に配分することで、経営の機動力の向上を図ってまいります。 ② 業績の概況(ⅰ)サービス別の販売動向<テクノロジーソリューションサービス>テクノロジーソリューションサービスでは、受託サービスとして顧客のWebサービスやアプリに関する企画・開発・運用の受託と、システム運用者向けのサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」の提供を行っております。一部の開発料収入は一過性の売上ですが、多くをストック型ビジネスとして展開しております。受託サービスについては、前年同期と比べ大型の受託開発案件で成果物の納品が少なかったことなどから、一過性の開発売上が減少しました。保守運用サービスについても、マンガビューワ「GigaViewer」搭載の案件は拡大している一方、レベニューシェア(広告・課金収益など)はボラティリティが大きい結果となりました。今後の成長の柱と位置づけるアプリマンガサービスに向けたマンガビューワ「GigaViewer for Apps」については、「少年ジャンプ+」(サービス提供者:㈱集英社)について、引き続き安定的に運用し、継続的な機能開発を進めております。「少年ジャンプ+」iOS版/Android版は、ダウンロード数が3,200万を超える、利用者が極めて多いマンガ誌アプリです。成長を続ける電子コミック市場において、「GigaViewer for Web」・「GigaViewer for Apps」の利便性や広告運用を含めたソリューションは、顧客から評価されており、2026年8月末現在でアプリ版・Web版合計17社、搭載累計28サービスと多くのシェアを有しております。既にデファクトスタンダードを獲得したWeb版の導入メディアに対して、アプリ版の導入を推進してまいります。加えて、これまでWebマンガサイトやマンガアプリの集客やグロースに貢献するコンサルティングを行ってきた知見を活かし、戦略立案から実施、効果検証までのデジタル広告のあらゆる工程をワンストップで支援するサービス「Comic Growth powered by GigaViewer」を本格始動させ、支援範囲の拡大を進めております。一般にアプリ版はWeb版よりもコンテンツの閲覧数や販売額が大きいことから、開発・運用料のみならず、レベニューシェア(広告・課金収益など)の収益の大幅な拡大に資するものと捉え、注力してまいります。「Mackerel(マカレル)」については、その役割をサーバー監視のみならず、アプリケーションソフトウエアも含めたシステム全体に対するオブザーバビリティ(注2)プラットフォームに拡大すべく開発を進め、2025年5月よりアプリケーション・パフォーマンス・モニタリング(APM)機能を正式リリースし、拡販を進めております。この機能は、2024年6月に事業譲受した分散トレーシングサービス「Vaxila(ヴァキシラ)」を同年8月にMackerelの機能として使えるようにしたほか、同年11月にソフトウエアの状況等を把握するためのオープンソースによる標準化規格「OpenTelemetry(注3)」に対応したメトリック機能をリリースするなど、順調に機能追加をしてきた集大成というべきものであります。今回のAPM機能の提供を開始したことで、サーバー監視の既存顧客だけでなく、新規顧客にも良い影響を及ぼし、全体として回復の兆しが見え始めています。引き続きAPM機能の拡販を進め、続けて新規顧客の獲得を目指し非連続的な売上成長を図ってまいります。以上の結果、テクノロジーソリューションサービスの売上高は、2,780,927千円(前年同期比2.1%減)となりました。 <コンテンツマーケティングサービス>コンテンツマーケティングサービスでは、ストック型ビジネスとして、CMS(注4)である「はてなCMS」を活用したオウンドメディア(企業が顧客などに向けて伝えたい情報を発信するための自社メディア)の構築・運用支援サービスや、「はてなブログ」などのUGCサービスを活用したネイティブ広告、バナー広告、タイアップ広告などを展開しております。デジタルマーケティングを目的としたオウンドメディアの開設が活発化し、企業がWebサイトを保有することがスタンダードとなった昨今の市場環境において、コンテンツを管理するシステムなども含め誰でも簡単に安心して使えるCMSという訴求をしてまいりましたが、一部の個別案件において、広告・マーケティング予算が縮減されたことによる広告出稿の手控えにより、継続的な受注に至らなかったことなどから、「はてなCMS」の運用数合計は147件(前年同期比5件の減少)となりました。AIを活用したインタビュー分析SaaS「toitta(トイッタ)」は、生成AIを活用してインタビュー内容を的確かつ安価に整理・共有できるようになると多くの顧客候補から高い評価を受けております。知りたいことを「toitta」に質問するだけで、蓄積されたインタビューデータを横断的に探索し、「ファインディングス(発見)」を複数提案する追加機能「ask toitta」を提供するなど、今後は、インタビュー実施後の工程(発話のデータ化、分析、 組織内での共有)を支援する各種機能に加え、AIによるインタビュー実査など、より広い工程(調査設計から分析・資産化まで)を支援することで、さらに市場を拡大し、事業を加速させ、売上成長を目指してまいります。以上の結果、コンテンツマーケティングサービスの売上高は、541,274千円(前年同期比12.7%減)となりました。 <コンテンツプラットフォームサービス>コンテンツプラットフォームサービスでは、ユーザーがコンテンツを発信、拡散するUGCサービスとして、「はてなブログ」「はてなブックマーク」などのサービスを展開しております。主力サービスとなっている「はてなブログ」の登録ユーザー数は順調に増加しました。一方、「はてなブログ」の個人向け有料プラン「はてなブログPro」などについては、各種SNSの普及による競争激化も相まって、「はてなブログPro」の契約件数や投稿数が減少したことや、広告単価の下落傾向が依然として継続していることもあり、課金売上は低調に推移しました。しかしながら、生成AIの普及により、ユーザーが自身の体験や考えを書いたコンテンツの価値は、あらためて高まっているとも考えております。この度、テーマ別のコミュニティである「パーク」上で、話題・トピックに沿った体験や情報、意見を共有・交換する場を提供する新サービス「はてなパークス」を2026年8月に正式リリースしました。開発と運営にはAIを活用しており、今後は「はてなブックマーク」や「はてなブロ
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「インターネットテクノロジーカンパニー」として高い技術力をもった人材を豊富に抱え、数多くのサービスを世に送り出してきました。これからも技術力の向上や活用に一層注力し、便利で質の高いインターネットサービスを提供してまいります。また、当社が提供するサービスを通じて、質の高いインターネットコンテンツの発信や伝播を支援しています。楽しく役に立つコンテンツが増え、手に届きやすくすることで「より豊かなインターネット社会」を実現してまいります。 当社は、インターネットを活用して『「知る」「つながる」「表現する」で新しい体験を提供し、人の生活を豊かにする』ことをミッションに掲げ、一般の利用者がコンテンツを発信するコンテンツプラットフォームサービス「はてな」を、技術の力を梃子に一貫して提供し続けてまいりました。 現在、上記サービスの他にコンテンツマーケティングサービスやテクノロジーソリューションサービスを新たな事業領域として、事業拡大に努めております。 コンテンツマーケティングサービスは、顧客が自らWebサイトを所有し、コンテンツを発信、ソーシャルメディアにおいて拡散する際に、それを構築・運用支援するサービス「はてなCMS」、アフィリエイト広告等を提供しております。 テクノロジーソリューションサービスは、創業以来培ってきたサービス開発力やITインフラ構築力、保有する大規模データとその分析力を活かし、顧客にソリューションサービス(受託開発・運用サービス、サーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」)を提供しております。 上記の3サービスを基軸として、更なる良質なサービスや価値を創造し、発信・提供していくことで企業価値・株主価値の向上を目指しております。 また、当社は、持続的成長を見据えた戦略的投資を強化してまいります。「はてなCMS」「はてなブックマークネイティブ広告」等のコンテンツマーケティングサービスの営業人員強化や、コンテンツプラットフォームサービスにおけるテクノロジー基盤への投資、サービス開発の制作人員強化など、各有力分野で未来成長を意識した攻めの重点投資を実施します。 (2)目標とする経営指標 当社が重視している経営指標は、売上高、営業利益及び経常利益であります。売上高、営業利益及び経常利益を継続的に成長させることにより、事業の安定的な成長による企業価値の向上、株主価値の向上を目指してまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 インターネットを取り巻く市場は、通信速度の向上、テクノロジーの進化等を背景に、引き続き高い成長が見込まれております。目まぐるしく変化する市場の中で、新技術、新サービスの実現により、顧客に対してより付加価値の高いサービスを提供できるよう、努めてまいります。 当社は自社コンテンツプラットフォームの開発・運営を通して新規顧客を開拓しつつ、そこで獲得した資産、知見を最大限に活用して「はてなCMS」「Mackerel(マカレル)」などの法人顧客向けサービスを提供するハイブリッド戦略を採用しております。当該戦略を通して、読者・利用者誘導や開発ノウハウなど強みをさらに強化し、自社コンテンツプラットフォームへの還元によるシナジー効果を図ってまいります。当社の主要な3サービスに関する経営戦略は以下のとおりであります。 ① コンテンツプラットフォームサービス 当社は、個人向けにユーザーが文章や画像などのコンテンツを発信・閲覧・拡散するプラットフォームを提供するコンテンツプラットフォームサービスからスタートしました。ユーザーがコンテンツを発信・拡散するUGCサービスとして「はてなブログ」「はてなブックマーク」等のサービスを展開しています。任意のWebページにユーザーがコメントを簡潔に付けることができる「はてなブックマーク」があることで、「はてなブログ」の記事に他のユーザーの意見や批評が集まりやすいことや、長い文章や論考、コラムのようなものを発信するITリテラシーの高いブロガーが比較的多いことが「はてなブログ」の特長であり、競争優位性となっております。コンテンツプラットフォームサービスにおいては、「はてなブログ」「はてなブックマーク」を始めとしたUGCサービスの利用は、スマートフォンの普及とともに、ユーザーがコンテンツを発信、拡散するサービスとして伸張しており、登録ユーザー数やユニークブラウザ数は、今後も拡大する見通しであります。より競争優位性を確保するため、機能開発を継続してまいります。 ② コンテンツマーケティングサービス オウンドメディア(企業が顧客等に向けて伝えたい情報を発信するための自社メディア)の構築・運用支援サービス「はてなブログMedia」を2014年より開始、2025年2月には「はてなCMS」にブランドを刷新し、コンテンツマーケティングを含むデジタルマーケティング活動におけるWebサイト制作の幅広いニーズに対応できるようにしております。「はてなCMS」はSaaSで提供されており、当社がUGCサービスで培ったシステム・ノウハウを生かし、顧客が費用対効果の高いWebサイトを構築できることが競争優位性となっています。コンテンツマーケティングサービスにおいては、BtoB向けストック型ビジネスである「はてなCMS」を成長事業として位置づけております。企業がインターネットを活用して動画、画像、テキストを提供し、潜在顧客の認知や興味関心を獲得する重要性がますます増加する見通しであります。ここ最近では働き方改革に関する情報発信や社員インタビューといった人材採用分野での活用を目的としたWebサイトのニーズが増大しているのが特徴となっております。「はてなCMS」は従来のオウンドメディアのみにとどまらない様々なニーズに対応できることから、潜在顧客に対しても、鋭意アプローチしてまいります。コンテンツ制作支援とともに、ネイティブ広告等の広告展開を実施することで、より収益獲得機会の拡大に努めてまいります。 ③ テクノロジーソリューションサービス コンテンツプラットフォームサービスで蓄積したサービス開発力やITインフラ構築力等を生かして、企業のオウンドメディアをスクラッチで開発・構築する受託サービスや、顧客企業の情報システム担当向けに、情報システムにおけるサーバーを監視・管理するツールをSaaSで提供するサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」を展開しています。受託サービスは、ユーザーによる投稿や閲覧行動を顧客企業のビジネスに生かすサービスを構想し、実装に落とし込む企画力や拡張性のある設計を迅速に実装できる開発力を有していること、また、サービスの規模が拡大しても表示速度等のパフォーマンスを落とすことなく、ローコスト運営を維持することが可能なITインフラの設計・構築・運営力が競争優位性となっております。「Mackerel(マカレル)」は、サーバーやアプリケーションサービスの稼働状況を、異なるクラウドサービスやデータセンターサービスであっても一元的に監視できるほか、使いやすいUIと効率的なAPIにより簡単に導入・運用できることが競争優位性となっております。また、Web企業、ゲーム制作企業やアドテク企業での導入が顕著であり、エンタープライズ領域における利用も試行されるなど、市場は拡大しております。テクノロジーソリューションサービスにおいては、受託サービスとして受託開発・運営サービスの継続的な事業展開のみならず、BtoB向けストック型ビジネス「Mackerel(マカレル)」を成長事業と位置づけております。サーバーの監視ツールは、顧客が企業内で内製化していることが多いため、より品質の高い追加機能を継続開発のうえで、潜在顧客に対しても、鋭意アプローチしてまいります。 (4)会社の経営環境並びに優先的に対処すべき課題 ① ガバナンス・内部統制体制の徹底強化と再発防止策の実行 当社は、2026年4月に発生いたしました不正な送金指示に起因する資金流出事案につきまして、特別調査委員会からの提言を真摯に受け止め、再発防止策の確実な実行と定着を、最優先の経営課題として取り組んでおります。 具体的には、資金移動・出金プロセスにおける多段階承認や権限分離等の内部統制強化、経理業務の可視化と適切な職務分掌の確立、情報セキュリティ管理の厳格化および特殊詐欺手口等に関する役職員教育の強化を進めております。さらに、専任体制整備の検討等による内部監査体制の強化や、取締役会およびコンプライアンス・リスク委員会による継続的なモニタリング・報告体制の確立を推進しております。 これらの施策の着実な実行を通じ、二度と同様の事案を発生させない強固なガバナンス体制を構築し、信頼回復に全社一丸となって努めてまいります。 ② 組織体制の強化 当社は、積極的に企業価値を拡大していくためには、優れたサービスを構築することができる専門的技術、知識を有した優秀な人材の採用を行うとともに、最大限に能力を発揮することができる組織体制の強化が重要な課題であると認識しております。このため、各事業フェーズに合わせ、即戦力となる人材確保を目的とした中途採用と、将来を担う社員の育成と組織の活性化を目的とした新卒採用を積極的に行ってまいります。 また、業界を牽引する人
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.繰延税金資産の回収可能性 (1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額 前事業年度(千円)当事業年度(千円)繰延税金資産(純額)54,973149,096繰延税金負債との相殺前の金額63,224160,320 (2) 識別した項目に対する重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出方法 繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針(企業会計基準適用指針第26号)に従い、判定された分類及び将来の合理的な見積可能期間の課税所得に基づき、繰延税金資産を計上しており、その回収可能性については、将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金の解消スケジュールおよび将来の課税所得の見積り等に基づき判断しております。 ② 当事業年度の財務諸表に計上した金額の算出に用いた主要な仮定 将来の課税所得の見積りは、中期業績予測を基礎としております。特に、サービス別の売上高の見込みを主要な仮定として織り込んでおります。 ③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響 課税所得が生じる時期及び金額は、将来の不確実な経済状況の変動によって影響を受ける可能性があり、実際に生じた時期及び金額が見積りと異なった場合、翌事業年度以降の財務諸表において繰延税金資産を認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。このため、今後の経済動向によって、事後的な結果と乖離が生じる可能性があります。 2.一定の期間にわたり履行義務を充足し収益認識する受託制作のソフトウエア (1) 前事業年度の財務諸表に計上した金額 売上高(年間) 393,164千円 当事業年度の財務諸表に計上した金額 売上高(年間) 259,625千円 前事業年度末時点で一定の期間にわたり収益認識を行う売上高(未完成) 102,128千円 当事業年度末時点で一定の期間にわたり収益認識を行う売上高(未完成) 84,953千円 (2) 識別した項目に対する重要な会計上の見積りの内容に関する情報 ① 算定方法 ソフトウエア開発における一定の期間にわたり充足される履行義務については、ごく短期な受託開発を除き、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識しております。なお、履行義務の充足に係る進捗度の見積りの方法は、プロジェクト原価総額(総工数)に対する発生原価(工数)の割合(インプット法:発生原価÷プロジェクト原価総額)で算出しております。 ② 主要な仮定 履行義務の充足に係る進捗度に応じて収益を認識した売上高の計上は、プロジェクト原価総額(総工数)の見積りにより、収益及び損益の額に影響を与えます。プロジェクト原価総額(総工数)の見積りは、労務費等の実行予算によって行っております。実行予算作成時には、作成時点で入手可能な情報に基づき、仕様や作業内容の仮定を設定し、開発プロジェクトの完了に必要となる各工程の原価(工数)を詳細に見積ることにより、プロジェクト原価総額(総工数)を見積ります。開発着手後は、プロジェクトごとに、実際発生原価を管理し、状況の変化による作業内容や開発期間の変更について、適時適切にプロジェクト原価総額(総工数)の見直しを行っております。 ③ 翌年度の財務諸表に与える影響 開発途中での仕様変更や開発期間の変更など、プロジェクト原価総額の見積りに用いられる仮定は、想定していなかった原価(工数)の発生等により、進捗度が変動する場合があります。また、プロジェクト原価総額の主要な仮定である労務費等の基礎となる工数は、見積りの不確実性が高く、実績工数が見積工数と乖離することにより、翌事業年度において一定の期間にわたり履行義務を充足し、収益を認識する方法の適用案件にかかる損益が変動する可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】該当事項はありません。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題と認識しており、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状態や今後の事業計画等を十分に勘案し、利益還元策を決定していく所存であります。 当事業年度は配当を実施しておりませんが、これは当社は現在成長過程にあるため、内部留保の充実を図り、企業体質の強化、事業の効率化と事業拡大のための投資等に充当し、なお一層の事業拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元に繋がると考えているためであります。 剰余金の配当を行う場合には、年1回の期末配当を考えており、配当の決定機関は株主総会であります。 また、当社は中間配当を取締役会決議で行うことができる旨を定款に定めております。
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100ZASH)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E32141)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社はてなの証券コード(銘柄コード)は?
3930です。上場市場は東証グロース、業種は情報・通信業。
3930(株式会社はてな)のEDINETコードは?
E32141です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
3930(株式会社はてな)の代表者は誰ですか?
代表取締役社長 栗栖 義臣です(有価証券報告書の表紙記載)。
3930(株式会社はてな)の本社所在地は?
東京都港区南青山六丁目5番55号です。
3930(株式会社はてな)の監査法人(会計監査人)は?
太陽有限責任監査法人です。
3930(株式会社はてな)の筆頭株主は?
近藤 淳也で、保有比率は約32.5%です(2026-07-31基準)。
3930(株式会社はてな)と構造的に近い企業は?
業種分類ではなく、会計監査人・法人株主の共有から見ると カバー株式会社(5253)、株式会社アドベンチャー(6030)、バルミューダ株式会社(6612) などが構造的に近いです(詳細は上部「構造的な隣接」)。
3930(株式会社はてな)の発行済株式数は?
有報(2026-07-31基準)で3,075,200株です(発行済株式総数)。うち自己株が79,700株、市場で流通する浮動株は1,616,723株です。
3930(株式会社はてな)の株主数は?
2026-07-31基準で3,817名です。上位10名で46.0%を保有します、浮動株比率は54.0%。
3930(株式会社はてな)の決算期は?
7月期です(上場市場は東証グロース)。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。どこまでを純現金とみなすかで値が変わるので、JINGI の電卓は2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)で出す。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:JINGI の ROIC は 税引後営業利益(営業利益×(1−法定実効税率30.62%))÷ 投下資本(純資産+有利子負債−現金)。税率をその年の実効税率でなく一律にしているのは、還付などで単年の税率が大きく振れ、ROIC が実態より跳ねるため。外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。JINGI は会社ページで2通りを並べる(投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値)。順位表は作らない。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
⚠ 外部から出す限界:期間の長さと、両端の2点で測るか全期間の傾きで測るかで値が変わる。JINGI は直近5期(最大4年)の両端で測る。低い年から回復した会社は高く出やすく、期間を2年にすると EPS CAGR の上位50社のうち36社が入れ替わる。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない(有報には総額しか出ない)。JINGI は会社ページで2通りを並べる(設備投資の総額を引いた値と、維持分を減価償却で近似してそれだけを引いた値)。成長投資が重い会社ほど2通りの差が開く。順位表は作らない。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
⚠ 外部から出す限界:現金を全部「余剰」とみなすか、事業を回すのに要る現金(JINGI では売上1ヶ月分)を除くかで、上場企業の約1割はプラスとマイナスが入れ替わる。運転に要る現金は会社ごとに違い、有報に開示が無いので外からは決められない。JINGI は2通りを並べ、✓(実質キャッシュ)・▲(ネットデット)の印は2通りとも同じ側のときだけ付ける。順位表は作らない。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債・コマーシャルペーパー・リース負債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
⚠ 外部から出す限界:JINGI が持つ期間(最長14期)の中で数えるので、それより前から続いている会社は「以上」と書く(実際はもっと長いことがある)。株式分割の年は1株配当が下がって見えるため、そこで途切れて数えてしまう。据え置きを途切れとみなすか(連続増配)、続きとみなすか(連続非減配)で上位は入れ替わる。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E32141)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。