6225機械
株式会社エコム
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ROIC
16.6〜18.5%
現金の扱いで2通り
ROE(実績)1441位
10.3%
有報 報告値
営業利益率312位
19.7%
営業益 5.2億
自己資本比率153位
86.1%
借入金ゼロ
EPS(実績)
193.8円
26/07期
JINGI 解析 / 無料
読解タイプキャッシュリッチ×高自己資本の堅実型

株式会社エコムは機械の会社です。26/07期の売上高は26.6億円、営業利益は5.2億円(売上高の19.7%)、最終損益は3.5億円の黒字です。売上高は直近4年で年率15.4%の増加です。有利子負債は無く、現金は16.2億円、自己資本比率は86.1%です。

有価証券報告書の数字から機械的に作った要約です(AI 生成ではありません)。
✓ 無借金✓ 実質キャッシュ14.0〜16.2億(価格未投入)✓ 自己資本比率86.1%✓ 営業利益率19.69%✓ 直近5期連続増収✓ 営業利益+40.2%/売上+0.9%(利益の伸びが上回る)▲ 実質浮動株20.49%
✓

無借金。有利子負債0・現金16.2億

✓

実質キャッシュ14.0〜16.2億(価格未投入)。現金−有利子負債。売上1ヶ月分を事業に要る現金として除いてもプラス(時価総額比は株価入力後に確定・DEC-008 価格入力型)

✓

直近5期連続増収。売上 15.0→26.6億

✓

営業利益+40.2%/売上+0.9%(利益の伸びが上回る)。利益成長が売上成長を上回る

▲

実質浮動株20.49%。機関サイズは出口に厚み制約(流動性・出入口)

関連で読む機械の銘柄 →
JINGIの解析は有価証券報告書など一次開示の事実に接地した構造読解です。「所有に値する事業か・静かにすり減る事業か」を読むためのもので、割安/割高の断定・目標株価・特定銘柄の売買推奨ではありません。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

RESULTS 直近業績(26/07期・単年)

損益(PL)
売上高
26.6億
前年比 +0.9%
営業利益
5.2億
前年比 +40.2%
経常利益
5.3億
前年比 +41.0%
純利益
3.5億
前年比 +34.8%
財政状態(BS)
総資産
41.7億
前年比 +2.9%
純資産
35.9億
前年比 +9.4%
現金
16.2億
前年比 -4.4%
有利子負債
0.0億
—
キャッシュフロー(CF)
営業CF
1.7億
前年比 -68.8%
投資CF
-2.0億
—
財務CF
-0.5億
—
フリーCF
0.7億
前年比 -86.8%
直近1年の実額と前年比(億円)。PL=稼ぐ力/BS=財務の厚み/CF=現金の出入り。推移は下の各カードで確認できます。出所: 有報 連結PL/BS/CF

FINANCIALS 業績推移(5期・有報)

指標22/0723/0724/0725/0726/07
売上高(百万)1,5012,3822,4662,6402,664
営業利益(百万)98244311374525
経常利益(百万)106229304376530
純利益(百万)101277211263354
EPS(円)57.4156.7115.6143.9193.8
1株配当(円)5,000.050.028.032.036.0
営業利益率(%)6.510.212.614.219.7
ROE(%)4.010.17.18.310.3
自己資本比率(%)63.372.075.981.086.1

BALANCE SHEET 財政状態推移(5期・有報)

指標22/0723/0724/0725/0726/07
総資産(百万)4,0614,0334,0404,0504,167
純資産(百万)2,5712,9023,0683,2793,588
流動資産(百万)2,5302,7132,7602,7802,801
流動負債(百万)1,062737609549343
現金(百万)1,4081,7831,4461,6981,623
有利子負債(百万)279236193—0
ネットキャッシュ(百万)1,1301,5471,254—1,623
 売上1ヶ月分を除くと(百万)1,0041,3491,048—1,401
BPS(円)1,474.81,590.31,680.91,796.81,955.1
自己資本比率(%)63.372.075.981.086.1
総資産の伸びと純資産の厚み、現金と有利子負債の差(ネットキャッシュ)で財務の安全性を読む。自己資本比率が高く現金>有利子負債なら財務は相対的に堅い(借入依存が小さい)。
ネットキャッシュは2通り出しています。上は現金を全部余剰とみなした値、下は売上1ヶ月分を事業を回すのに要る現金として除いた値です。どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められません(上場企業の約1割で、この違いだけでプラスとマイナスが入れ替わります)。出所: 有報 連結貸借対照表

CASH FLOW キャッシュフロー推移(5期)

キャッシュフロー22/0723/0724/0725/0726/07
営業CF(百万)9180-198554173
投資CF(百万)-575201-50-58-203
財務CF(百万)244-6-88-244-45
営業CFがプラスで安定=利益がきちんと現金化。営業CFが継続してマイナスなら本業が現金を生めていない兆候(投資CFのプラスは資産売却による場合あり)。出所: 有報 連結CF計算書

STATEMENTS 財務三表(2026-07期・細目まで)

貸借対照表 59項目
項目当期前期
貸借対照表
資産の部
流動資産
現金及び預金 436社中261位 →1,6581,733
受取手形63155
売掛金763767
売買目的有価証券及び1年内に満期の到来する有価証券
有価証券40—
原料及び材料
原材料6455
仕掛品及び半成工事
仕掛品18257
前渡金23
前払費用 418社中378位 →1110
その他 421社中203位 →1813
流動資産 437社中288位 →2,8012,780
固定資産
有形固定資産
建物及び暖房、照明、通風等の附属設備
建物(純額) 346社中142位 →689733
構築物(純額)4851
機械及び装置並びにコンベヤー、ホイスト、起重機等の搬送設備その他の附属設備
機械及び装置(純額)611
鉄道車両、自動車その他の陸上運搬具
車両運搬具(純額)00
工具、器具及び備品(純額) 385社中258位 →1614
土地440339
減価償却累計額-655-596
有形固定資産 424社中194位 →1,1991,148
無形固定資産
ソフトウエア 373社中364位 →01
のれん1318
その他の無形資産で流動資産又は投資たる資産に属しないもの
その他01
無形固定資産 397社中311位 →1420
投資その他の資産
関係会社株式その他流動資産に属しない有価証券
投資有価証券 278社中170位 →10040
出資金
出資金00
前各号に掲げられるものの外、流動資産、有形固定資産、無形固定資産又は繰延資産に属するもの以外の長期資産
破産更生債権等0—
長期前払費用23
その他 338社中112位 →51102
投資その他の資産に属する資産に係る引当金
貸倒引当金-0—
投資その他の資産 436社中326位 →153102
固定資産 436社中250位 →1,3661,270
資産 438社中287位 →4,1674,050
負債の部
流動負債
買掛金131109
未払費用 399社中325位 →2122
契約負債125
引当金
製品保証引当金65
受注損失引当金31
通常の取引に関連して発生する未払金又は預り金で一般の取引慣行として発生後短期間に支払われるもの
未払金 432社中390位 →2825
未払法人税等 422社中184位 →12091
預り金2117
その他 306社中291位 →098
流動負債 437社中378位 →343549
固定負債
引当金
退職給付引当金7871
役員退職慰労引当金156138
その他の負債で流動負債に属しないもの
繰延税金負債313
固定負債 399社中273位 →236222
負債 438社中357位 →580771
純資産の部
株主資本
資本金 438社中384位 →87132
資本剰余金
資本準備金 413社中387位 →6060
その他資本剰余金45—
資本剰余金 430社中404位 →10560
利益剰余金
利益準備金99
その他利益剰余金
圧縮積立金3740
別途積立金1,1501,150
繰越利益剰余金 437社中196位 →2,3102,012
利益剰余金 438社中177位 →3,5073,211
自己株式 360社中208位 →-110-124
株主資本 438社中233位 →3,5883,279
純資産 438社中237位 →3,5883,279
負債純資産 438社中292位 →4,1674,050
損益計算書 35項目
項目当期前期
損益計算書
営業活動による収益
売上高
売上高 407社中307位 →2,6642,640
営業活動による費用・売上原価
売上原価
売上原価 345社中223位 →1,6331,747
営業活動による費用・売上原価の内訳
製品売上原価
当期製品製造原価1,6331,747
販売費及び一般管理費
役員報酬6758
減価償却費 387社中170位 →3942
役員退職慰労引当金繰入額1816
給料及び手当132131
のれん償却額55
その他251272
販売費及び一般管理費 421社中387位 →506519
売上総利益又は売上総損失(△) 404社中310位 →1,031893
販売費及び一般管理費
役員報酬6758
減価償却費 387社中170位 →3942
役員退職慰労引当金繰入額1816
給料及び手当132131
のれん償却額55
その他251272
販売費及び一般管理費 421社中387位 →506519
営業利益又は営業損失(△) 437社中210位 →525374
営業外収益
受取利息41
受取配当金00
スクラップ売却益11
その他 336社中254位 →00
営業外収益 436社中364位 →62
経常利益又は経常損失(△) 438社中213位 →530376
特別利益
補助金収入67
特別利益67
特別損失
固定資産除却損0—
特別損失 293社中291位 →0—
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 438社中211位 →536383
法人税等 436社中197位 →182120
法人税、住民税及び事業税 438社中193位 →192133
法人税等調整額 396社中206位 →-10-13
当期純利益又は当期純損失(△) 438社中222位 →354263
包括利益計算書
当期純利益又は当期純損失(△) 438社中222位 →354263
キャッシュ・フロー計算書 34項目
項目当期前期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー
小計321635
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 438社中211位 →536383
減価償却費6064
のれん償却額55
貸倒引当金の増減額(△は減少)00
受取利息及び受取配当金-4-1
売上債権の増減額(△は増加)9441
棚卸資産の増減額(△は増加)-133189
仕入債務の増減額(△は減少)-217-66
製品保証引当金の増減額(△は減少)1-2
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)1816
退職給付引当金の増減額(△は減少)66
受注損失引当金の増減額(△は減少)21
補助金収入-6-7
契約負債の増減額(△は減少)72
未払又は未収消費税等の増減額-51-6
その他28
利息及び配当金の受取額41
法人税等の支払額-157-88
補助金の受取額67
営業活動によるキャッシュ・フロー173554
投資活動によるキャッシュ・フロー
利息及び配当金の受取額41
有形固定資産の取得による支出-100-1
投資有価証券の取得による支出-100-40
定期預金の預入による支出-53-53
定期預金の払戻による収入5353
保険積立金の積立による支出-2-2
その他-0-15
投資活動によるキャッシュ・フロー-203-58
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額-58-51
自己株式の処分による収入13—
財務活動によるキャッシュ・フロー-45-244
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)-75252
現金及び現金同等物の残高1,6231,698
この会社だけの項目(独自に定義された勘定)4件。正典の三表に位置を持たないため上表には現れません。名称は提出者のラベル定義から取得中
金融庁 EDINET の有価証券報告書を、勘定科目リストの並び順と階層にそのまま流し込んだものです。どの項目を出すかを JINGI は選んでいません。金額は百万円。出所: EDINET 有価証券報告書(採用ツリー: 一般商工業)

解析 / 時間軸 グラフで見る(5年の軌跡)

水準の一点でなく軌跡で読む(原則8)。稼ぐ力 → 現金 → 1株の価値 → 財政状態の順に並べています。各グラフはカーソルを載せると年ごとの数値が出ます。詳細な数値は各セクションの表に併記。

表示形式:(選択は次回も保持・%系は補助線のまま)

① 稼ぐ力 ― 成長・収益性・資本効率

売上高・純利益(億円)
0億10億20億30億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 売上高 15億 ・ 純利益 1億23/07 ・ 売上高 24億 ・ 純利益 3億24/07 ・ 売上高 25億 ・ 純利益 2億25/07 ・ 売上高 26億 ・ 純利益 3億26/07 ・ 売上高 27億 ・ 純利益 4億
売上高純利益
規模(売上)と最終利益。売上が伸び利益も連動して増えているか。差の開き=利益率の変化。
利益率トレンド(%)
0%10%20%30%40% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 粗利率 30.6% ・ 営業利益率 6.5% ・ 純利益率 6.7%23/07 ・ 粗利率 27.0% ・ 営業利益率 10.2% ・ 純利益率 11.6%24/07 ・ 粗利率 31.2% ・ 営業利益率 12.6% ・ 純利益率 8.6%25/07 ・ 粗利率 33.8% ・ 営業利益率 14.2% ・ 純利益率 9.9%26/07 ・ 粗利率 38.7% ・ 営業利益率 19.7% ・ 純利益率 13.3%
粗利率営業利益率純利益率
利益率が安定〜上昇なら価格決定力・コスト管理が効く。低下は競争激化や一過性費用を疑う。
ROE・ROA・ROIC(%)
0%5%10%15%20% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ ROE 4.0% ・ ROA 2.5% ・ ROIC(現金を全部除く) 4.7% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 4.3%23/07 ・ ROE 10.1% ・ ROA 6.9% ・ ROIC(現金を全部除く) 12.5% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 10.9%24/07 ・ ROE 7.1% ・ ROA 5.2% ・ ROIC(現金を全部除く) 11.9% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 10.7%25/07 ・ ROE 8.3% ・ ROA 6.5% ・ ROIC(現金を全部除く) — ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) —26/07 ・ ROE 10.3% ・ ROA 8.5% ・ ROIC(現金を全部除く) 18.5% ・ ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める) 16.7%
ROEROAROIC(現金を全部除く)ROIC(売上1ヶ月分の現金を含める)
資本効率。ROEが高くてもROAが低ければレバレッジ依存。ROIC(投下資本利益率)は本業が投下資本をどれだけ稼ぎに変えたか=事業そのものの効率。ROIC は投下資本から現金をどこまで引くかで変わるので2本で描いています(緑=現金を全部引く/灰=売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含める)。

② 現金の生成と使い方(キャッシュフロー)

キャッシュフロー(億円)
-10億-5億0億5億10億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 営業CF 0億 ・ 投資CF -6億 ・ 財務CF 2億23/07 ・ 営業CF 2億 ・ 投資CF 2億 ・ 財務CF 0億24/07 ・ 営業CF -2億 ・ 投資CF 0億 ・ 財務CF -1億25/07 ・ 営業CF 6億 ・ 投資CF -1億 ・ 財務CF -2億26/07 ・ 営業CF 2億 ・ 投資CF -2億 ・ 財務CF 0億
営業CF投資CF財務CF
営業CFがプラスで安定=本業が現金を生む。投資CF−は成長投資、財務CF−は返済・還元。
フリーCF(営業CF−設備投資・億円)
-10億-5億0億5億10億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 設備投資を全額引く -6億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 0億23/07 ・ 設備投資を全額引く 2億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 2億24/07 ・ 設備投資を全額引く -2億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く -2億25/07 ・ 設備投資を全額引く 6億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 6億26/07 ・ 設備投資を全額引く 1億 ・ 維持分(減価償却相当)だけ引く 1億
設備投資を全額引く維持分(減価償却相当)だけ引く
オーナー利益の目安を2本で。青=設備投資の総額を引く、灰=維持に要る分(減価償却で近似)だけを引き、成長のための投資は引かない。有報には総額しか出ないので、2本の間で読む。
設備投資・減価償却(億円)
0億2億4億6億8億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 設備投資 6億 ・ 減価償却 1億23/07 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億24/07 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億25/07 ・ 設備投資 0億 ・ 減価償却 1億26/07 ・ 設備投資 1億 ・ 減価償却 1億
設備投資減価償却
再投資の強度。設備投資が減価償却を上回る=成長投資の局面、下回る=維持・回収局面。資産の重い/軽いビジネスかも見える。
利益の質(営業CF÷純利益・倍)
-1倍0倍1倍2倍3倍 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 営業CF/純利益 0.09倍23/07 ・ 営業CF/純利益 0.65倍24/07 ・ 営業CF/純利益 -0.94倍25/07 ・ 営業CF/純利益 2.11倍26/07 ・ 営業CF/純利益 0.49倍
営業CF/純利益
1倍前後以上なら利益がきちんと現金化。継続して1倍を大きく下回ると会計利益と現金の乖離を疑う。

③ 1株の価値と株主還元

EPS(1株利益・円)
0円50円100円150円200円 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ EPS ¥5723/07 ・ EPS ¥15724/07 ・ EPS ¥11625/07 ・ EPS ¥14426/07 ・ EPS ¥194
EPS
1株あたりの稼ぐ力。右肩上がりが理想。増資による希薄化で伸び悩むなら発行株数も確認。
配当・配当性向
0円2,000円4,000円6,000円0%5,000%10,000% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 1株配当 ¥5,000 ・ 配当性向 8,710.8%23/07 ・ 1株配当 ¥50 ・ 配当性向 31.9%24/07 ・ 1株配当 ¥28 ・ 配当性向 24.2%25/07 ・ 1株配当 ¥32 ・ 配当性向 22.2%26/07 ・ 1株配当 ¥36 ・ 配当性向 18.6%
1株配当配当性向
配当の増加基調と配当性向(利益の何%を配当)。高すぎ(100%超)は無理な配当、低すぎは内部留保重視。

④ 財政状態・安全性(バランスシート)

総資産・純資産(億円)
0億20億40億60億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 総資産 41億 ・ 純資産 26億23/07 ・ 総資産 40億 ・ 純資産 29億24/07 ・ 総資産 40億 ・ 純資産 31億25/07 ・ 総資産 41億 ・ 純資産 33億26/07 ・ 総資産 42億 ・ 純資産 36億
総資産純資産
規模の拡大と純資産(自己資本)の厚み。純資産が着実に増えていれば毀損より蓄積のフェーズ。
BPS・自己資本比率
0円500円1,000円1,500円2,000円0%50%100% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ BPS ¥1,475 ・ 自己資本比率 63.3%23/07 ・ BPS ¥1,590 ・ 自己資本比率 72.0%24/07 ・ BPS ¥1,681 ・ 自己資本比率 75.9%25/07 ・ BPS ¥1,797 ・ 自己資本比率 81.0%26/07 ・ BPS ¥1,955 ・ 自己資本比率 86.1%
BPS自己資本比率
BPS(1株純資産)の積み上がり=内部留保の蓄積。自己資本比率が高いほど財務の安全度が高い。
流動資産・流動負債(億円)
0億10億20億30億0%500%1,000% 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 流動資産 25億 ・ 流動負債 11億 ・ 流動比率 238.3%23/07 ・ 流動資産 27億 ・ 流動負債 7億 ・ 流動比率 368.1%24/07 ・ 流動資産 28億 ・ 流動負債 6億 ・ 流動比率 453.1%25/07 ・ 流動資産 28億 ・ 流動負債 5億 ・ 流動比率 506.7%26/07 ・ 流動資産 28億 ・ 流動負債 3億 ・ 流動比率 815.8%
流動資産流動負債流動比率
短期の支払い余力。流動資産が流動負債を十分上回る(流動比率が高い)ほど短期の安全性が高い。
現金・有利子負債(億円)
0億5億10億15億20億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 現金 14億 ・ 有利子負債 3億23/07 ・ 現金 18億 ・ 有利子負債 2億24/07 ・ 現金 14億 ・ 有利子負債 2億25/07 ・ 現金 17億 ・ 有利子負債 —26/07 ・ 現金 16億 ・ 有利子負債 0億
現金有利子負債
手元資金と借金の推移。現金が有利子負債を上回れば実質無借金。借金が膨らむトレンドは財務リスク。
ネットキャッシュ(現金−有利子負債・億円)
0億5億10億15億20億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ 現金−有利子負債 11億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 10億23/07 ・ 現金−有利子負債 15億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 13億24/07 ・ 現金−有利子負債 13億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 10億25/07 ・ 現金−有利子負債 — ・ 売上1ヶ月分を除くと —26/07 ・ 現金−有利子負債 16億 ・ 売上1ヶ月分を除くと 14億
現金−有利子負債売上1ヶ月分を除くと
現金から借金を引いた実質手元資金を2通りで。緑は現金を全部余剰とみなした値、灰は売上1ヶ月分を事業に要る現金として除いた値。どちらが実態に近いかは会社によって違うので、2本の間で読む。
のれん・無形資産(億円)
0億0.1億0.2億0.3億 22/0723/0724/0725/0726/0722/07 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —23/07 ・ のれん — ・ 顧客関連資産 —24/07 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —25/07 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —26/07 ・ のれん 0億 ・ 顧客関連資産 —
のれん顧客関連資産
買収で積んだ無形。事業が悪化すると減損で自己資本を削るリスク。純資産に対して大きいほど注意。
出所: 有価証券報告書(主要な経営指標等・本表)を構造化し算出。原則8=時間軸で読む。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 時間軸 5年軌跡(スナップショットが隠す推移)

指標22/0723/0724/0725/0726/07
純利益率(%)6.711.68.69.913.3
ROE(%)4.010.17.18.310.3
ROA(%)2.56.95.26.58.5
総資産回転(回)0.370.590.610.650.64
営業CF率(%)0.67.5-8.021.06.5
営業CF/純益(倍)0.090.65-0.942.110.49
配当性向(%)8710.831.924.222.218.6
売上 前年比(%)-14.758.63.57.10.9
純資産 前年比(%)2.612.95.76.99.4
単年の水準でなく軌跡(時間軸)で読む層。増収率・純資産の前年比・営業CF率の年次推移から、加速か失速か・蓄積か毀損かを見る。出所: 有報 主要な経営指標等(5期)。原則8=時間軸。

DIVIDEND 配当・株主還元(実績5期)

22/07
¥5,000.0
23/07
¥50.0
24/07
¥28.0
25/07
¥32.0
26/07
¥36.0
配当性向 18.6%・連続増配 2年。出所: 有報 1株当たり配当(EDINET)

解析 / 数値 数値で見る質(FCF・資本効率・複利)

FCF(オーナー利益)
0.7〜1.1億
ROIC
16.6〜18.5%
粗利率
38.7%
アクルーアル比率
4.4%
売上CAGR(4年)
15.4%
EPS CAGR
35.6%
FCF と ROIC は2通りで出しています(どちらが実態に近いかは会社によって違い、有報からは決められないため)。FCF は営業CFから設備投資の総額を引いた値と、維持分(減価償却相当)だけを引いた値。ROIC は投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値。FCF・資本効率(ROIC/EV倍率)・複利(CAGR)・利益の質(アクルーアル)を一次データから算出。売上CAGRとEPS CAGRの差は成長が1株利益に乗っているかの目安、アクルーアル比率が大きく+なら会計利益とキャッシュの乖離に留意。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す。CAGR の窓は直近5期だが、その間に決算の基準(連結/単体)が変わっている場合は基準が一貫している期間だけに短縮して算出する(跨いだ成長率は意味を成さないため)。短縮後が2期以下なら算定しない。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 / 数値(全量) 全数値指標

利益の質・収益性
純利益率
13.3%
ROA
8.5%
総資産回転
0.64回
実効税率
34.0%
現金変換(CFO/営業益)
0.33倍
CFO/純益(平均)
0.68倍
累計営業CF
9.7億
FCFマージン
2.7%
資本効率・複利
維持capex(capex/減価)
1.67倍
BPS CAGR
7.3%
ソルベンシー・還元・希薄化
流動比率
8.16倍
純負債/EBITDA
-2.78倍
インタレストカバレッジ
—倍
債務返済年数
—年
配当性向
18.6%
連続増配
2年
希薄化率
0.32%
すべて一次データ(有報)から算出。赤字・CF流出時は該当指標を算定せず「—」で示す(割高・割安の断定はしません)。情報提供であり売買推奨ではありません。

解析 偏差値プロファイル(同業比較)

同じ業種の会社の中で、この会社が各指標のどこに位置するかを偏差値(中央値=50)で表示。縦線=50。
営業益率純益率粗利率ROEROA自己資本流動比 50
営業利益率
69
純利益率
63
粗利率
58
ROE
56
ROA
62
自己資本比率
61
流動比率
80
計算のしかた
材料は有価証券報告書の値から計算した7指標(収益性: 営業利益率・純利益率・粗利率・ROE・ROA/健全性: 自己資本比率・流動比率)。同じ業種(東証33業種)の会社の中で、各指標の偏差値(中央値=50・ばらつき=10・上下は20〜80で止める)を出し、柱ごとに平均してから2つの柱を同じ重みで平均しています。社数が20社に満たない業種は東証17業種の区分の会社全体と比べます。金融業(銀行・証券・保険・その他金融)と、比べる相手が少なすぎる業種(鉱業・石油石炭製品)は出していません。7指標中4つ以上で、2つの柱がそろう会社が対象です。
どの指標を「高いほど上位」とみなすか、柱をどう重み付けるかは JINGI が決めています(利益率や自己資本比率が高いことが望ましいかは会社の方針によります)。偏差値は同業の中での相対的な位置であって、優劣の断定や売買の推奨ではありません。順位の数字は付けていません: 上位どうしは偏差値の差が小さく(各業種の1位と2位の差は中央値1.8点)、1点の差で順位が十数位動くことがあるためです。
出所: 有価証券報告書(EDINET)の一次データから算出。

解析 のれん・無形/減損リスク

のれん
0.1億
顧客関連資産
—億
無形合計 0.1億(のれん+顧客関連)=ほぼ無し(純資産比 0.4%)。買収で積んだ無形が乏しく、事業が悪化しても減損で自己資本を削るリスクは小さい(買収に依存しない自前の事業)。出所: 有報 連結BS

解析 大株主・浮動株(出入口)

浮動株比率
20.5%
発行済(全種類)−自己株−上位10
支配株主
髙梨 智志
22.8% 保有
自己株式
4.43%
85,000株 ・簿価1.1億
大株主比率
1. 髙梨 智志22.8%
2. 髙梨 今日子20.0%
3. エコム社員持株会11.1%
4. ノリタケ株式会社5.6%
5. 東京中小企業投資育成株式会社5.5%
6. しんきん-やらまいか投資事業有限責任組合5.0%
7. 株式会社ライトハンドオフィス4.1%
8. 関西電力株式会社3.3%
9. 牧野 史朗1.1%
10. 髙梨 千宙1.1%
上位10で 79.5%・発行済 1,920,000株・自己株 85,000株・浮動株 375,900株・株主 620名。所有者別(単元): 外国人 0.0% / 機関 0.8% / 個人 80.5%。浮動株が薄く出来高次第で値が飛びやすい=出入口の狭さに留意。出所: 有報 大株主の状況/所有者別状況

解析 大株主の持ち分推移

株主保有比率の推移(有報 各期末)増減
髙梨 智志2025 24.55% → 2026 22.78%▼ 1.77pt
髙梨 今日子2025 20.18% → 2026 20.01%▼ 0.17pt
エコム社員持株会2025 11.26% → 2026 11.06%▼ 0.20pt
ノリタケ株式会社2025 5.59% → 2026 5.56%→ 0.03pt
東京中小企業投資育成株式会社2025 5.48% → 2026 5.45%→ 0.03pt
しんきん-やらまいか投資事業有限責任組合2025 5.04% → 2026 5.01%→ 0.03pt
株式会社ライトハンドオフィス2025 4.11% → 2026 4.09%→ 0.02pt
関西電力株式会社2025 3.34% → 2026 3.32%→ 0.02pt
牧野 史朗2025 1.16% → 2026 1.15%→ 0.01pt
過去の有価証券報告書「大株主の状況」から、大株主の保有比率の時系列を並べたもの。増減は事実としての推移で、その是非や売買を示すものではありません(複数期に現れる株主のみ・名義人と役員は対象外)。出所: 有報 大株主の状況(各期末)

STRUCTURE 構造的に隣接する企業

同一の会計監査人や共有する法人株主が確認できませんでした=構造的に独立(機関投資家ネットワークの外)。同族・少数支配や独立系監査人の企業に多く、それ自体が構造上の特徴です。出所: 有報 大株主の状況/会計監査人

解析 / 統治 統治・資本の使い方

経営陣(取締役会)の持株比率23.56%(取締役 5名計)
政策保有株式(簿価合計)0.0百万円(0銘柄)
役員報酬総額 / 役員数83.0百万円 / 7名
平均年間給与(提出会社)535万円(前期比 +3.9%)
従業員数(連結)75名
監査報酬 / 非監査報酬23.0百万円 / 1.6百万円
平均勤続年数10.1年
女性管理職比率—
従業員1人当たり売上35.5百万円
従業員1人当たり営業利益7.0百万円
政策保有株式の対純資産比0.0%
政策保有株式の多寡は資本効率と少数株主への向き合い方の手掛かり、役員報酬・平均年収の推移はコスト構造と人的資本の変化を映す。監査報酬に対する非監査報酬比は監査人の独立性、平均勤続年数・女性管理職比率は組織の定着と多様性の手掛かり。経営陣(取締役会)の持株比率は経営の当事者性(自社株のskin-in-the-game)=創業者主導かプロ経営かの手掛かり、従業員1人当たり営業利益は労働生産性、政策保有株式の対純資産比は自己資本のうち持ち合いに固定された割合(高いほど資本効率の重石)。出所: 有報(コーポレート・ガバナンス/従業員の状況)。

PROFILE 会社概要

代表者代表取締役 髙梨 智志
本社所在地静岡県浜松市浜名区平口5277番地1
市場 / 業種— / 機械(業種は EDINET の提出者業種)
上場の状態東証の上場銘柄一覧(2026-09-30 基準)に無く、EDINET では上場(地方の取引所・TOKYO PRO Market・一覧の基準日より後の新規上場 等)
決算期7月
従業員数(連結)75名
EDINETコードE38483

解析 / 参考 バリュエーション算定(現在株価を入力)

証券サイト等で見た現在株価を入力すると、PER・実質PER・利回り・概算時価総額を即時計算します。表示値は入力した現在株価に基づく参考値で、当サイトはリアルタイム株価を配信していません。
円
概算時価総額
—
株価×発行済
PER(実績)
—
株価÷EPS
PBR(実績)
—
株価÷BPS
実質PER
—
現金の扱いで2通り
益回り(EBIT/EV)
—
EBIT÷企業価値・2通り
配当利回り
—
1株配当÷株価
概算時価総額=現在株価 × 発行済株式総数(有報 26/07期末 基準・1,920,000株)。基準日以降の自己株消却・新株発行で実際と差が出ることがあります。PER・PBR・実質PER・各利回りは1株ベースのため、この差の影響を受けません。実質PER・益回りの純現金・営業利益は有報基準。実質PER・益回りは純現金の扱いで2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)を「小〜大」で出します。企業価値がゼロ以下になる側と、純現金が読めない会社は出しません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価:各手法の考え方

EPV(収益力価値) — 今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な内在価値。下限の物差し。成長分を含めない設計のため、成長企業では小さめの値になる。
配当割引(DDM) — 将来の配当を現在価値に割り引いた価値。配当が安定した会社に向く。配当だけを起点にするため、低・無配の会社は値が小さく出る(配当以外の価値は映さない)。
正常化EPS×正当PER — 一過性をならした「平常時の1株利益」に、妥当と考える倍率を掛ける。前提のPER次第で大きく動く。
成長考慮(割引) — 正常化EPSに成長を織り込んで割り引く。割引率>成長率のときだけ成立。
具体的な理論株価は、下のシミュレーター(電卓)で あなたが前提を置いて算出します。表示される値はあなたの入力の結果であり、当社の評決ではありません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。

解析 / 参考 理論株価シミュレーター(あなたの前提で計算する電卓)

この画面はあなたが前提を置いて計算する電卓です。表示される値はあなたの入力の結果であり、当社の見立てや売買の推奨ではありません。初期値はあくまで一例——ご自身で調整してください。
136円
9.0%
1.0%
12倍
36円
1.0%
純現金を理論値に足すか(事業+現金で見る)
動かすと…割引率↑=下がる/成長率↑=上がる/正当PER↑=上がる/正常化EPS↑=上がる(各ラベルにカーソルで説明)。
正常化EPS×正当PER
¥1,632
EPV(成長0)
¥1,511
成長考慮(割引)
¥1,717
配当割引(DDM)
¥455
あなたの前提でのレンジ
¥455 〜 ¥1,717
前提の型:
成長考慮・DDMは「割引率>成長率」のときだけ算定します(届かない前提は「—」)。手法により大きく開くのが普通で、単一の理論株価はありません。情報提供であり、割安/割高の断定や売買の推奨ではありません。前提を変えれば値は動きます。

解析 / 監視 適時開示タイムライン(定点観測の起点)

2026-10-23確認書 ↗
2026-03-13確認書 ↗
2025-12-26変更報告書 ↗ / 髙梨 智志
2025-10-24確認書 ↗
2025-07-08変更報告書 ↗ / 髙梨 智志
2025-03-14確認書 ↗
2024-12-27変更報告書 ↗ / 髙梨 智志
2024-10-30確認書 ↗
2024-06-13確認書 ↗
2024-03-14確認書 ↗
2023-12-13確認書 ↗
2023-10-27確認書 ↗
2023-03-31大量保有報告書 ↗ / 髙梨 智志
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す定点観測の情報元。有価証券報告書は決算期(○年○月期)を添えて過去分も並びます(年で絞り込み可)。大量保有報告書は保有者が提出する書類で、この銘柄について書かれたものを発行会社ベースで並べています(「/」の後ろが提出者=保有者)。各行から EDINET の提出書類を開けます。有料プラン(提供予定)では、開示が積まれるたび「テーゼは生きているか」を再検証します。出所: EDINET 提出書類一覧

SOURCE 一次開示 原文(有価証券報告書・抜粋)

事業の内容— EDINETより引用 ↗
3 【事業の内容】当社は工業炉の設計から稼働後の保守サービスまで全工程を一貫して行う、「熱技術総合エンジニアリング企業」です。エコムという社名はEcology(環境) & Combustion(燃焼)から派生する造語であります。「熱のスペシャリスト集団」として、工場の省エネルギー化を実現し「加熱技術とDXで環境問題に取り組む企業」を企業目標に掲げております。特に、気候変動の要因と考えられる二酸化炭素(以下「CO₂」とする。)の排出量低減に、当社の加熱技術を活かしていきたいと考えております。2026年4月に環境省から発表されたデータ(出典:2024年度の温室効果ガス排出及び吸収量(詳細))によると、このCO₂の排出量の約34%は「工場等の産業部門」からの排出であります。これは、自動車を中心とする運輸部門を大きく上回る数字であります。さらに、その産業部門から排出されるCO₂の約40%は「工業炉」からの排出であります。(出典:日本工業炉協会文献資料「産業界の省エネルギー/環境負荷低減に大きく貢献する高性能工業炉」)これは、日本全体の排出量の約14%にも及びます。このような現状から、2050年にCO₂排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目指す我が国の社会的要請に対して、工業炉メーカー(工場の生産ラインの中でも、特に「加熱工程」を専門とした機械メーカー)に属する当社は、この脱炭素社会の中で求められる工業炉の省エネルギー化を事業活動の中心に位置付け、その事業活動と社会貢献を両立し、持続可能な成長を目指します。事業セグメントは、 ①工業炉の開発・設計・製造を行う「産業システム事業」と、 ②工業炉の点検、監視、改造工事を行う「保守サービス事業」で構成されております。設計のみ、製造のみを請け負うメーカーが多い中、川上の設計から川下の保守までの一連の工程すべてを自社で行えることが当社の強みであります。 セグメント別の事業内容は以下のとおりであります。 ① 産業システム事業 産業用の大型工業炉を、オーダーメイドで設計・製造する事業であります。 産業システム事業は、「ファーネスプロダクツ」、「ヒートトライアル」及び「省エネ環境デバイス」の3つの分野で構成されております。 a.ファーネスプロダクツ 世の中で使用されている様々な商品や製品については、強度を増したり、物性を変化させて安定させたりするために、いわゆる「熱処理」が施され、その品質が維持されています。そして、その「熱処理」を通して、商品や製品は「硬く」「強く」「精度よく」「美しく」なり、機能し始めます。当社は、これらの「熱処理」を行う工業炉をオーダーメイドで設計、製造します。工業炉には、金属を溶解する「溶解炉」、塗装を乾燥する「乾燥炉」、樹脂を硬化する「硬化炉」など、様々な種類があります。それらの工業炉を用いて、アルミ・ガラス・炭素繊維などの素材から、車やスマートフォンの部品などが作り出されています。「部品を作る機械を作る」ことがファーネスプロダクツ事業であります。 なお、当社の産業システム事業の顧客は自動車業界をはじめ金属重工業、繊維化学、電機・半導体関連となります。自動車部品の製造には、アルミ溶解、塗装乾燥、部品の強度を高めるためのアニール処理など、様々な熱処理が必要となります。特にエンジン系やブレーキ系を始めとする重要保安部品に要求される品質基準は非常に高く、精緻な加熱コントロールが求められます。 また、中長期的には自動車業界は「100年に一度の大変革期」にあり、自動車メーカー各社はCASE対応(Connected Autonomous Shared & Services Electric)に多額の資金を投入しております。 駆動方法が「エンジン」のみならず「EVモーター+電池」も加わる中、当社は、Electric(電動化)から派生する新たな自動車部品(モーター、インバーター、水素タンクなど)の製造に必要な工業炉を受注するために、エコムテクニカルセンター(ETC)を積極活用し、設備開発段階からプロジェクトに参加できる体制を構築しております。 製品例1:エレベーター式アルミ熱処理装置(熱処理装置)製品例2:遠赤外線アニール装置(硬化炉) 製品例1:エレベーター式アルミ熱処理装置(熱処理装置) 熱源はガスバーナーを使用しております。炉は上下2段に分かれており、地下に焼入れ水槽があります。エレベーターにより製品を投入すると、溶体化処理(注1)→焼入れ処理(注2)→時効処理(注3)の順に自動で熱処理が行われます。 注1.溶体化処理とは、アルミ合金を充分に加熱して、元素を均一に溶け込ませる熱処理のことであります。注2.焼入れ処理とは、アルミ合金を高温に加熱してから、水や油などに入れて急激に冷却する処理のことであります。注3.時効処理とは、時間の経過に伴って、アルミ合金の硬さなどの機械的性質が変化すること(時効)を利用して行う熱処理のことであります。 (熱処理の目的) 近年、自動車の軽量化の為に、アルミ部品の採用が増えております。本処理を行う事で、鋳造後のアルミ部品の硬度の向上と歪の除去を行っております。エンジンブロックなど、部品の中でも重要保安部品に必要な処理となります。 製品例2:遠赤外線アニール装置(硬化炉) 熱源は遠赤外線ヒーターを使用しております。樹脂やプラスチックなどの対象物に遠赤外線を放射し、物質の元である分子が振動し振動熱を発生させることで加熱処理を行います。この振動熱を利用することで、対象物の内部まで短時間で加熱することが可能となります。 (熱処理の目的)自動車や家電などに使用される樹脂系部品の硬化処理やプラスチック成形品の残留応力(歪)を除去するために行います。 受注の多くは開発機(テスト機)として1台の受注から始まりますが、最終的には複数台の量産機となり、将来的なリピート受注が期待できるビジネスモデルとなっております。逆に言えば「いかに開発機を受注するか」が営業上のポイントであり、そのための具体的な取り組みが、次に述べる「ヒートトライアル」になります。 その他製品例 その他製品例1:ハイブリッド熱処理炉 その他製品例2:省エネバーナー搭載焼鈍炉 (熱処理炉) (焼鈍炉) その他製品例1:ハイブリッド熱処理炉昇温部はガスを利用し、均熱部は電気を利用する事でエネルギー使用量とCO₂排出量の低減が可能となる新しいコンセプトの工業炉です。 その他製品例2:省エネバーナー搭載焼鈍炉金属熱処理を目的とした焼鈍炉に排熱回収式熱交換器搭載型の省エネバーナー「ecoNext(エコネクスト)」を搭載する事でエネルギー使用量とCO₂排出量を低減しています。 b.ヒートトライアル(製品加熱テスト)「何度で何分加熱すればよいのか?」その最適解を見つけるのがヒートトライアルであります。当社のエコムテクニカルセンター(ETC)では、顧客企業が「ワーク」を持ち込んで当社とともに加熱テストを行っております。ワークとは、エンジンブロックやホイール、モーター、フィルムなどの加熱対象物のことであります。熱処理には、熱源(ガス又は電気等)、温度、圧力、風速、加熱方向、ノズル形状、及び搬送方法など様々なパラメータがあり、品質を担保しながら最短の処理時間を模索します。顧客企業が工業炉を発注するには、これらのパラメータを記した仕様書が必要となります。当社は、この仕様書を顧客企業とともにテストを重ねながら作り上げていきます。ヒートトライアルの結果、既存の炉と比較して50%以上の省エネに成功するケースも少なくありません。 エコムテクニカルセンター(ETC) ヒートトライアルの様子 また、試験機を保有している競合他社はありますが、複数種類の試験機を常に使える状態でスタンバイさせている企業は業界内でも限られております。当社にとってヒートトライアルは、強力な開発ツールでもあり、営業ツールでもあります。そして、テストで良好な結果を出すことで、省エネ、省時間(時短)、省スペースを実現した付加価値の高い製品提案が可能となります。 図:当社の引合い段階から受注までの営業フロー ヒートトライアルが終了したら、次に3D-CADによる構想設計、及び「3D熱流体解析シミュレーション」(注1)に着手します。オーダーメイドの工業炉は、「実際作ってみるまで仕様どおりの温度が出せるかわからない」というのが従来からの問題でした。いったん炉ができてからの作り直しは、製造コストを増大させます。当社は、この「作り直し問題」を解決するため、「ヒートトライアル」によるアナログ試験データと「3D熱流体解析シミュレーション」によるデジタルデータを融合させ、失敗の少ない「ものづくり」を可能にしております。 注1.3D熱流体解析シミュレーションでは、設備内の熱の移動、空気の流れや速度、圧力の大きさ、温度の分布など、様々な状況を再現し3D図面上で立体的に可視化することで、設備製作を行うことなく最適な条件の検証・追求を行います。 画像:3D熱流体解析シミュレーション 画像:3D-CAD図面 c.省エネ環境デバイス工業炉は大量のエネルギーを消費するため、同時に多くのCO₂を排出します。日本の産業部門のエネルギー消費量のうち、工業炉が占める割合は約40%と言われており、地球温暖化の大きな一因となっております。当社の顧客の中心である大手メーカーは、カーボンニュートラル実現に向けCO₂排出削減目標を掲げており、よりエネルギー効率の高い設備の導入を求めております。当社はそのニーズに応えるべく、省エネ環境デバイス
生産・受注・販売の状況— EDINETより引用 ↗
1.製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
主要な販売先— EDINETより引用 ↗
3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名株式会社キャタラー289,323産業システム事業・保守サービス事業株式会社豊通マシナリー278,049産業システム事業・保守サービス事業
事業等のリスク— EDINETより引用 ↗
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)景気変動のリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社製品に対する需要は、メインユーザーである自動車産業や電機・半導体業界等の設備投資規模に連動する傾向があり、景気変動により、受注状況が変動することになります。今後、受注状況が芳しくなく減少する場合には、それによって当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)海外情勢等のリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社は、主に日本企業が世界各国に展開している現地法人、現地工場へ加熱設備を提供しております。従って、海外の経済情勢、紛争、政変等により現地への輸出・納入が困難になった場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (3)海外業務のリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社は、お客様の工場立地が海外である場合もあり、製品の輸出、納入、据え付けなど海外業務を行っております。市場の拡大を目指し海外業務を独自で行っていく場合は、リスクの洗い出しを入念に行ってまいります。しかし、諸外国における法規制の強化、テロ、紛争その他予期し得ない政治又は社会情勢の変動、景気動向及び為替動向等の経済情勢の変化、言語、文化及び商慣習の違いによるトラブル等業務上の非効率が生じた場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)大規模災害のリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大当社は地震、落雷、火災、風水害、パンデミック等の各種災害に対して発生時の損失を最小限に抑えるため、損害保険の加入のほか、緊急連絡体制の整備、非常時を想定した訓練の実施等を進めております。しかし、生産拠点が静岡県浜松市に集中していることから、このような災害に伴う人的・物的被害の発生や資材・物流の停滞等により、生産活動の中止等を余儀なくされた場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)情報漏洩のリスクについて発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社は業務を通じて入手した取引先の機密情報や個人情報、又は設計・技術・営業等の事業活動に係る機密情報を多数保有しております。これらの情報を保護するため、情報管理体制の構築や従業員への教育等を行い、情報漏洩防止に努めております。しかし、コンピューターウイルスによる攻撃、不正アクセス、盗難等により機密情報が漏洩した場合、それによって当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)品質管理に関するリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社は品質や安全に関する法令・規制の遵守に努めるとともに、製品の品質確保や安全性、機械安全のリスクアセスメントを通じて、常に信頼性の向上に努めております。さらに、製品の品質に起因する事故、あるいはクレームやリコールに備え、製造物賠償責任保険への加入を行っておりますが、付保金額を上回る損害賠償が発生した場合や、会社に対する信頼が低下した場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)競合リスクについて発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社は、産業システム事業及び保守サービス事業を行っております。これら事業を推進する中で、お客様の置かれた状況・環境に応じたご提案を行い、生産性の向上に資する改善提案等にも努めることにより、付加価値を高め、競合他社との差別化を継続的に図っております。しかし、これらの取組みが奏功せず、将来にわたって差別化を維持できなくなる場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)訴訟・クレームのリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社は、事業運営において、サービス品質等のトラブルなどの問題が生じた場合、当社の瑕疵の有無にかかわらず、サービス品質等のトラブルや問題に起因する損害の賠償請求や訴訟(以下「訴訟等」という。)の提起を受ける可能性があります。当社は事前に取引基本契約書を締結する等により訴訟等のリスクを低減し、またトラブルや問題等が発生した場合は可能な限り迅速に対応する等して訴訟等のリスクに対する対策を講じております。しかし、万が一訴訟等が生じた場合は、訴訟等の内容や損害賠償請求額によっては、社会的信用の低下を招き、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)サービス品質の低下リスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社は、産業システム事業及び保守サービス事業のサービス提供にあたって、製品・サービスの品質維持・向上を図り、お客様満足度の向上に努めております。しかしながら、これらの取組みが奏功せず、製品・サービス品質の低下を招く等、お客様満足度が低下することがあった場合は、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)コスト上昇リスクについて発生可能性:高、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社は、新規設備の導入等による生産性の向上や業務改善を実施し、常に原価低減への取組みを行っております。また、原油、鉄、非鉄金属などの資源高騰の影響から、材料費や外注費等の直接原価が高騰した場合は、お客様にご理解いただき値上げ対応させていただく方針であります。しかしながら、その交渉が難航するケースにおいては、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (11)業績変動のリスクについて発生可能性:高、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社のファーネスプロダクツに関する売上は、お客様の指定工場の据付等作業の受入事情によって検収日程が延期することがあり、売上が当初の計画どおり計上できない場合があります。経済や業界の動向に伴うお客様の工場稼働に係る受入事情などにより、計画どおり検収が進捗しない場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (12)投資成果に関するリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社は、今後も、生産性向上やお客様ニーズに対応した生産拠点・営業拠点の整備、取得等にかかる設備資金、並びに事業拡大に伴う運転資金へ資金を充当していく予定であります。しかしながら、予定どおりの使途に資金を充当した場合でも、計画したとおりの売上高が見込めず、また、設備にかかる投資効果が得られない場合には、固定資産に減損損失が発生する恐れがあり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (13)金利変動のリスクについて発生可能性:高、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社は、今後拠点の新設や事業展開に必要な資金を借入等により調達することも選択肢として考えております。変動金利による借入金は、金利の変動リスクに晒されているため、固定・変動調達比率の調整を行い、極力低金利による固定化等でリスク管理していく予定でありますが、リスクを完全に回避できるものではなく、変動金利での借入を行い予測を上回る金利の上昇等があった場合、調達コストが増加し、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (14)人材確保のリスクについて発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社では、今後保守サービス事業の拡大にともない人材の確保が重要となります。当社の事業計画を遂行する上で必要な人材を継続的に採用し、労働環境の整備や教育体制の充実等により人材の定着を図ることが、当社の持続的な成長にとって必要となります。しかし、これらが達成できなかった場合、また、達成のために人件費等の増加が生じた場合には、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (15)システムダウンによるリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中当社では、基幹システム等に対する被害を防御し、又は最小限に抑えるべく、ウイルス対策やデータのバックアップ等の予防策を講じております。しかしながら、万が一、災害やコンピューターウイルス等によりシステムがダウン又は破壊された場合、業務に多大な被害を受ける可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (16)M&A及び資本業務提携等のリスクについて発生可能性:低、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小当社は、持続的な成長のため、M&Aや資本業務提携等を行うことがあります。これらの実施にあたっては、事前に対象企業の財務内容や契約内容等の審査を十分行い、リスクを検討した上で決定することになります。しかし、実施後の事業環境の変化等により、当初想定していた成果が得られないと判断した場合や、資本業務提携等を解消・変更する場合など、のれんや投資の減損損失等の発生により、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります
経営者による分析(MD&A)— EDINETより引用 ↗
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、以下のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度における我が国経済は、高水準な企業収益に支えられた雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、中東情勢の緊迫化に伴う資源価格や原材料価格の上昇などが、景気の下押し要因として懸念されており、先行きは依然として不透明な状況が続いております。 また国内では、生産性向上を目的とした設備投資需要に加え、カーボンニュートラルの実現に向けた省エネルギー設備や熱エネルギー効率改善への投資需要が拡大いたしました。 このような状況の中、当社は、半導体製造関連分野をはじめとする幅広い業界へ販路を拡大するとともに、好調 な受注環境を背景に、保守サービス事業が堅調に推移した結果、当事業年度の経営成績は、売上高2,664百万円(前年同期比0.9%増)、営業利益524百万円(前年同期比40.2%増)、経常利益530百万円(前年同期比41.0%増)、当期純利益353百万円(前年同期比34.8%増)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。(産業システム事業) 産業システム事業におきましては、自動車関連分野の設備投資には一部慎重な動きがみられたものの、AI関連投資の拡大を受けた半導体製造関連設備の需要を取り込むとともに、幅広い業種への販路拡大にも努めました。 また、ヒートトライアルを経由した高付加価値なオーダーメイド製品の受注に注力いたしました。 この結果、当事業年度のセグメント売上高は1,605百万円(前年同期比0.4%減)となりました。また、セグメント利益は416百万円(前年同期比44.5%増)となりました。(保守サービス事業) 保守サービス事業におきましては、メンテナンスサービスの需要が堅調に推移したことに加え、協業先とのアライアンスによる営業活動の効果もあり、順調に受注が拡大いたしました。また、ストック型ビジネスとして継続的で安定した収益を確保したことから、売上高及びセグメント利益は着実に増加しております。 この結果、当事業年度のセグメント売上高は1,058百万円(前年同期比3.0%増)となりました。また、セグメント利益は280百万円(前年同期比8.2%増)となりました。 ② 財政状態の状況(資産の部) 当事業年度末における資産合計は4,167百万円となり、前事業年度末に比べ116百万円増加いたしました。(流動資産) 当事業年度末における流動資産は2,800百万円となり、前事業年度末に比べ20百万円増加いたしました。これは主に受取手形が91百万円、売掛金が3百万円減少した一方、有価証券が40百万円、仕掛品が124百万円、原材料が8百万円増加したことによるものであります。(固定資産) 当事業年度末における固定資産は1,366百万円となり、前事業年度末に比べ96百万円増加いたしました。これは主として土地が101百万円、投資有価証券が60百万円増加したことによるものであります。(負債の部) 当事業年度末における負債合計は579百万円となり、前事業年度末に比べ191百万円減少いたしました。(流動負債) 当事業年度末における流動負債は343百万円となり、前事業年度末に比べ205百万円減少いたしました。これは主に買掛金が21百万円、未払法人税等が29百万円増加した一方、支払手形が238百万円減少したことによるものであります。(固定負債) 当事業年度末における固定負債は236百万円となり、前事業年度末に比べ13百万円増加いたしました。これは主に役員退職慰労引当金が17百万円増加したことによるものであります。(純資産の部) 当事業年度末における純資産合計は、3,587百万円となり、前事業年度末に比べ308百万円増加いたしました。これは主に、当期純利益の計上により利益剰余金が353百万円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前事業年度末より75百万円減少し、1,623百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果により獲得した資金は173百万円(前事業年度は554百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益が535百万円であり、棚卸資産の増加額132百万円、仕入債務の減少額217百万円、法人税等の支払額156百万円があったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果により支出した資金は202百万円(前事業年度は58百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出100百万円、投資有価証券の取得による支出100百万円があったためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果により支出した資金は45百万円(前事業年度は243百万円の支出)となりました。これは、自己株式の処分による収入13百万円があった一方、配当金の支払額58百万円によるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当事業年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 2025年8月1日 至 2026年7月31日)金額(千円)前年同期比(%)産業システム事業1,589,22297.1保守サービス事業1,060,317103.3合 計2,649,54099.4(注)金額は販売価格によっており、当社はセグメント間の取引についてはありません。 b.受注実績 当事業年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 2025年8月1日 至 2026年7月31日)受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)産業システム事業1,817,708116.31,171,649122.1保守サービス事業1,077,252100.7249,774108.3合 計2,894,960110.01,421,424119.4(注)金額は販売価格によっており、当社はセグメント間の取引についてはありません。 c.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当事業年度(自 2025年8月1日 至 2026年7月31日)金額(千円)前年同期比(%)産業システム事業1,605,82299.6保守サービス事業1,058,207103.0合 計2,664,030100.9(注)1.当社はセグメント間の取引についてはありません。2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。相手先前事業年度(自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)当事業年度(自 2025年8月1日 至 2026年7月31日)金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)ノリタケ株式会社221,8808.4437,89216.4株式会社豊通マシナリー278,04910.5204,3117.7株式会社キャタラー289,32311.053,3512.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、採用した会計方針及びその適用方法並びに見積りの評価については、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (売上高) 当事業年度における売上高は、2,664百万円(前年同期比0.9%増)となり、前事業年度に比べて24百万円増加いたしました。 産業システム事業におきましては、自動車関連分野の設備投資には一部慎重な動きがみられたものの、AI関連投資の拡大を受けた半導体製造関連設備の需要を取り込むとともに、幅広い業種への販路拡大にも努めた結果、売上高は、1,605百万円(前年同期比0.4%減)となりました。 一方、保守サービス事業におきましては、メンテナンスサービスの需要が堅調に推移したことに加え、協業先とのアライアンスによる営業活動の効果もあり、順調に受注が拡大した結果、売上高は、1,058百万円(前年同期比3.0%増)となりました。 (売上原価、売上総利益) 売上原価は、1,632百万円(前年同期比6.5%減)となり、前事業年度に比べ114百万円減少いたしました。これは、製造原価は上昇傾向にありますが、生産性の向上
経営方針・経営環境・課題— EDINETより引用 ↗
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社の経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社の「エコム」という社名は、Ecology(環境)& Combustion(燃焼)を意味する造語であります。「熱のスペシャリスト集団」として、工場の省エネルギー化を実現し、「加熱技術とDXで環境問題に取り組む企業」を企業目標に掲げております。 (2)経営環境、経営戦略等 我が国経済は、高水準の企業収益を背景とした雇用環境の改善や、AI・データセンター関連投資の拡大などに支えられ、緩やかな成長基調で推移しております。一方で、中東情勢等の地政学的リスクに起因する原材料・エネルギー価格の上昇や、人手不足の深刻化などにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。また、政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、省エネルギー投資に対する支援策やカーボンプライシングを含むGX(グリーントランスフォーメーション)政策を推進しております。これに伴い、製造業を中心に、省エネルギー設備、省エネ改造工事、加熱プロセスの電化対応設備等への投資需要は、中長期的に拡大することが期待されております。 上記のような経営環境のもと、産業システム事業においては、産業構造変化にともなう、設備ニーズの変化に対し、燃焼技術とエネルギー管理という専門性を追求し、最適な技術の提供を継続していきます。また、多品種少量生産のニーズに合わせた、セル生産向けの加熱設備を提供し生産効率向上への貢献をいたします。そして、カーボンニュートラルや排ガス規制などの世界的環境規制をクリアした省エネデバイスの提供により、社会環境への貢献を目指します。また、保守サービス事業においては、他メーカーの加熱設備、加熱機器をメンテナンスできる点検技術を有し、熱設備の不具合に対して「困ったときの窓口」としての存在感を発揮いたします。そして、デジタル技術を活用して、いつでも、どこでも設備の稼働状況を把握する設備の予防保全サービスの確立を目指していきます。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社の目標とする経営指標は、変動費率、売上高総利益率及び売上高営業利益率であります。当社の特色として、産業システム事業は1件ごとの受注額が大きい反面、市場の影響を受けやすく、変動費率の高い特色のセグメントであります。反対に、保守サービス事業は安定的な受注が見込めますが、受注額が小さく変動費率の低い特色のセグメントであります。そのため、当社の経営状況を読み取るには、掲げた3つの経営指標を総合的に判断する必要があります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 持続可能な社会の実現や多様性を尊重する意識が高まるなか、企業においても新たな社会的要請への対応が求められております。また、日本は未曽有の人口減少という人口構造の変化により労働力の減少も予想され、業務効率化が急務となっております。当社といたしましては、社会変化に対応した人材育成を重視し、社是である「共育」のもと、以下の課題に取り組んでまいります。 ① 優秀な人材の採用と育成・活用 当社は人材育成が事業活動の軸であると考えております。熱意のある人材を適時に採用することが重要な課題と認識しているため、人事教育制度の整備、OJTによる現場研修制度などを導入しております。また、働きがいのある職場づくりを目指し健康経営の推進による生産性の向上を目指してまいります。今後も従業員満足度を高める取り組み、定着に向けた施策を講じながら、優秀な人材の採用とさらなる育成に投資を行っていく方針であります。 ② 技術革新への対応 当社は、自動車産業をはじめ、半導体製造関連分野など幅広い業種のお客様に対し、オーダーメイドの高付加価値設備及びメンテナンスサービス等を提供しております。近年は、半導体製造関連分野を中心とした設備投資需要の拡大が業績を牽引しておりますが、中長期的には自動車産業における電動化の更なる進展も見込まれることから、これらの市場動向や技術革新に適時対応していくことが、今後の事業展開上重要であると認識しております。そのために、ヒートトライアルを通じて顧客の動向やニーズを的確に把握し、独自の熱技術を提供することで、自社の先進性や独自性を確保していく方針であります。さらに、自社の得意分野である加熱技術による省エネルギー化した設備を提供することにより、お客様が求める「カーボンニュートラル」を見据えたものづくりを実現してまいります。 ③ 海外進出への対応 当社では、日本市場で展開してきた独自の熱技術を海外市場でも活用するべく、海外に拠点を持つ既存顧客へのサービス展開をベースとしながら、様々なネットワークや情報収集を通じて更なる顧客の開拓を図り、サービスの多国展開を達成することが、事業の一層の発展に貢献し得る要素であると考えております。 ④ 内部管理体制の強化 当社は、事業規模を拡大すると同時に企業価値を継続的に高めていくために、内部管理体制のさらなる強化が重要であると認識しております。このため、事業規模や成長ステージに合わせバックオフィス機能を拡充していくとともに、経営の公正性・透明性を確保するため、また、円滑で効率的な業務運営を行うため、各種会議体の運営における工夫にも注力してまいります。併せて、事業運営上のリスク管理や定期的な内部監査の実施によるコンプライアンスに関する意識を高く持つ体制の一層の強化を図るとともに、内部統制システムを活用した監査の実施によるコーポレート・ガバナンス機能の充実等を行ってまいります。
重要な会計上の見積り— EDINETより引用 ↗
(重要な会計上の見積り)1.製品保証引当金 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額(単位:千円) 前事業年度当事業年度製品保証引当金5,4686,247 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報製品の不具合対応に係る無償修理については、翌事業年度以降の不具合対応による損失額を合理的に見積り、将来の損失に備えるため翌事業年度以降に発生が見込まれる損失額を製品保証引当金として計上することとしております。製品保証引当金の見積りにおいては、過去の売上に対する保証費用発生額の実績率に基づき、将来の製品保証費用を一括で見積り計上しております。また、予測不能な前提条件の変化等により、実際の製品保証費用が見積りと異なり、結果として製品保証引当金の追加計上又は戻入が必要になる可能性があり、翌事業年度に係る財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。 2.受注損失引当金 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額(単位:千円) 前事業年度当事業年度受注損失引当金1,2273,241 (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報顧客より受注済みの案件のうち、当該受注契約の履行に伴い、翌事業年度以降に損失の発生が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積もることが可能なものについては、将来の損失に備えるため翌事業年度以降に発生が見込まれる損失額を受注損失引当金として計上することとしております。受注損失引当金の見積りにおいては、各プロジェクトの進行を通じてリスク管理を行い、見積原価総額が受注金額を上回ると予想される場合、引当が必要となります。見積原価総額は、プロジェクト毎の要求仕様や作業内容等にかかる情報に基づき、見積りを実施しております。また、予測不能な前提条件の変更等(設計変更や天災等)により追加引当が発生する可能性があり、翌事業年度に係る財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。
重要な契約— EDINETより引用 ↗
5 【重要な契約等】 当事業年度において、新たに締結した重要な契約等は次のとおりであります。(株式譲渡契約) 当社は、2026年6月12日開催の取締役会において、株式会社ゴダイエンジニアリングの全株式を取得し子会社化することについて決議し、2026年6月12日付で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、2026年8月1日付で株式取得の手続きを完了しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。
配当政策— EDINETより引用 ↗
3 【配当政策】 当社は、剰余金の配当につきましては、将来の事業展開と財務体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。 当社の剰余金の配当は、期末配当の年1回を基本的な方針としておりますが、中間配当を取締役会の決議によって行うことができる旨を定款に定めております。また、期末配当の決定機関は、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会であります。なお、当社は、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる旨を定款に定めております。 当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり36円の配当を実施することを決定しました。この結果、当事業年度の配当性向は18.6%となりました。 内部留保資金につきましては、既存事業の拡充、社内インフラ整備、設備投資等への財源として、有効に活用していくように考えております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年9月11日66,06036取締役会決議
上記は JINGI の解析ではなく、EDINET 提出の有価証券報告書からの引用(一次情報の検証用)。各「EDINETより引用 ↗」からこの銘柄の実際の提出書類を開いて原本を確認できます。JINGI 独自の解析・読解は上部の各カードが本体です。出所: 金融庁 EDINET でこの有報を開く(docID S100Z9OQ)↗ 有価証券報告書(EDINETコード E38483)・公共データ利用規約 PDL1.0。

FACTS よくある質問(基本情報)

株式会社エコムの証券コード(銘柄コード)は?
6225です。業種は機械。
6225(株式会社エコム)のEDINETコードは?
E38483です。金融庁 EDINET でこのコードから有価証券報告書などの一次開示を確認できます。
6225(株式会社エコム)の代表者は誰ですか?
代表取締役 髙梨 智志です(有価証券報告書の表紙記載)。
6225(株式会社エコム)の本社所在地は?
静岡県浜松市浜名区平口5277番地1です。
6225(株式会社エコム)の監査法人(会計監査人)は?
かなで監査法人です。
6225(株式会社エコム)の筆頭株主は?
髙梨 智志で、保有比率は約22.8%です(2026-07-31基準)。
6225(株式会社エコム)の発行済株式数は?
有報(2026-07-31基準)で1,920,000株です(発行済株式総数)。うち自己株が85,000株、市場で流通する浮動株は375,900株です。
6225(株式会社エコム)の株主数は?
2026-07-31基準で620名です。上位10名で79.5%を保有します、浮動株比率は20.5%。
6225(株式会社エコム)の決算期は?
7月期です。
発行済株式数・株主数は有報の基準日時点の値です。企業の読解・評価は上部の各カードが本体です。出所: 有価証券報告書(EDINET)/市場統計。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

GLOSSARY 用語ガイド(指標の意味と、投資での見方)

株価・割安度
株価 × 発行済株式数。市場が会社全体を今いくらと見ているか。
投資での見方:規模と流動性の目安。これ自体は割安・割高を示さない。
株価 ÷ 1株利益。利益の何年分で株価がついているか。
投資での見方:期待の高さの目安。単独では割安・割高の判断にはならない。
時価総額から純現金を引いた「事業そのものの値段」を利益で割った倍率。
投資での見方:現金が厚い会社は、見かけのPERより実質的な倍率が低く出ることがある。どこまでを純現金とみなすかで値が変わるので、JINGI の電卓は2通り(現金を全部余剰とみなす/売上1ヶ月分は事業に要る現金として除く)で出す。
株価 ÷ 1株純資産。純資産の何倍で買われているか。
投資での見方:1倍割れは「解散価値以下」の目安だが、割安とは限らない(罠のことも)。
1株あたりの純利益(純利益 ÷ 発行済株式数)。
投資での見方:伸びが続くかが本質。自社株買いで見かけ上増えることもある。
1株配当 ÷ 株価。株価に対して受け取れる配当の割合。
投資での見方:高いほど利回りは良いが、無理な配当や減配余地がないかも併せて見る。
企業価値=時価総額 + 純有利子負債。会社を丸ごと買う値段。
投資での見方:借金込みでいくらで買えるか。倍率評価の分子。
事業価値(時価総額+純有利子負債)を本業の稼ぎで割った倍率。
投資での見方:借金も込みで会社全体をいくらで買えるか。低いほど、稼ぎに対する会社全体の値段が小さいことを表す(水準は業種で異なる)。
⚠ 外部から出す限界:EBITDAは「どこまで費用を足し戻すか(調整後EBITDA)」で変わり、会社公表値と外部算出値が食い違うことがある。減価償却を除くため、設備集約型では実態より稼ぐ力を大きく見せやすい(水準は業種で異なる)。
企業価値を本業利益(EBIT)で割った倍率。
投資での見方:低いほど本業利益に対する会社全体の値段が小さいことを表す。EV/EBITDAと併読。
企業価値を売上で割った倍率。
投資での見方:赤字でも使える。業種で水準が大きく違う。
EV/EBITの逆数。会社を丸ごと買ったときの利回り。
投資での見方:高いほど、投じた企業価値に対する本業の利回りが大きいことを表す。国債利回り等と比較する。
実質キャッシュ(純現金)が時価総額に占める割合。
投資での見方:大きいほど、時価総額に対して手元の純現金が厚いことを表す。
収益性・効率
自己資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く持続的なら資本効率が良い。借金での嵩上げでないか要確認。
総資産がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:資産の効率。ROEと併せ借入依存でないかを見る。
投じた資本がどれだけ利益を生んでいるか(%)。
投資での見方:高く安定なら「稼ぐ仕組み」が強い=強み(他社にない優位性)の目安。
⚠ 外部から出す限界:JINGI の ROIC は 税引後営業利益(営業利益×(1−法定実効税率30.62%))÷ 投下資本(純資産+有利子負債−現金)。税率をその年の実効税率でなく一律にしているのは、還付などで単年の税率が大きく振れ、ROIC が実態より跳ねるため。外部から有報だけで出すROICは簿価ベースの近似。投下資本に現金・のれん・費用処理された無形投資(研究開発・ブランド)をどう含めるかで数字が変わり、事業に使う資本と余剰資本を外から完全には切り分けられない。水準の絶対値でなく、同じ定義での軌跡と同業比較で読むのが誠実な使い方。JINGI は会社ページで2通りを並べる(投下資本から現金を全部引いた値と、売上1ヶ月分は事業に要る現金として資本に含めた値)。順位表は作らない。
売上に対する粗利益(売上−原価)の割合。
投資での見方:高く安定なら値付けの強さ(価格決定力)がある。
売上に対する営業利益の割合(本業の稼ぐ力)。
投資での見方:高く安定なら本業が強い。趨勢の向きを重視。
売上に対する最終利益の割合。
投資での見方:一過性の損益で振れる。数年の水準で見る。
売上 ÷ 総資産。資産を何回転させて売上を作ったか。
投資での見方:高いほど資産効率が良い。薄利多売か厚利少売かの形。
税引前利益に対して実際に負担した税金の割合。
投資での見方:極端に低い年は一過性の要因かを確認。
⚠ 外部から出す限界:繰延税金・税制優遇・過年度修正で単年は大きく振れる。極端な年は一過性の要因かを、複数年でならして見る。
売上が前の年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:成長の勢い。数年の推移で加速か失速かを見る。
純資産が前年からどれだけ増減したか(%)。
投資での見方:利益の蓄積か毀損か。継続的な増加が理想。
本業で得た総収入(トップライン)。
投資での見方:成長の起点。伸びが利益・現金に繋がっているかを見る。
本業の儲け(売上−原価−販管費)。
投資での見方:本業の実力。営業外・特別損益を除いた継続的な稼ぐ力。
営業利益に金融収支など経常的な損益を加えた利益。
投資での見方:財務コスト込みの実力。営業利益との差で財務の重さが分かる。
税・特別損益まで引いた最終利益。
投資での見方:最終的に株主に帰属する利益。一過性で振れる点に注意。
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。経常利益に特別利益・特別損失を加減した、法人税等を差し引く前の利益。
経常利益又は経常損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。営業利益に営業外収益・営業外費用を加減した利益。
法人税、住民税及び事業税
損益計算書・法人税等の内訳。当期の課税所得に対して課された税額。
法人税等
損益計算書の項目。法人税・住民税・事業税と、法人税等調整額を合わせた金額。
営業外収益
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる収益(受取利息、受取配当金、為替差益など)。
営業利益又は営業損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた、本業から生じた利益。
営業外費用
損益計算書の区分。本業以外から経常的に生じる費用(支払利息、為替差損など)。
法人税等調整額
損益計算書・法人税等の内訳。税効果会計により、会計上の利益と課税所得のずれを調整する額。
販売費及び一般管理費
損益計算書の区分。販売活動と管理活動にかかった費用(人件費、広告宣伝費、減価償却費など)。
減価償却費、販売費及び一般管理費
損益計算書・販売費及び一般管理費の内訳。販売・管理部門で使う固定資産の当期の減価償却額。
売上総利益又は売上総損失(△)
損益計算書の利益段階のひとつ。売上高から売上原価を差し引いた利益。
特別損失
損益計算書の区分。臨時的・非経常的に発生した損失(固定資産売却損、減損損失、災害損失など)。
その他、営業外収益
損益計算書・営業外収益の内訳。個別の科目として区分表示しなかった営業外収益をまとめた額。
包括利益
連結損益計算書の項目。当期純利益に、その他の包括利益(評価差額や為替換算調整など)を加えた利益。
親会社株主に係る包括利益、包括利益
連結損益計算書・包括利益の内訳。包括利益のうち親会社株主に帰属する部分。
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
連結損益計算書・当期純利益の内訳。当期純利益のうち、非支配株主に帰属する分を除いた親会社株主の取り分。
成長・複利
数年ぶんの成長を1年あたりに均した年平均成長率。
投資での見方:売上CAGRとEPS CAGRの差で「成長が1株利益に乗っているか」を見る。
⚠ 外部から出す限界:期間の長さと、両端の2点で測るか全期間の傾きで測るかで値が変わる。JINGI は直近5期(最大4年)の両端で測る。低い年から回復した会社は高く出やすく、期間を2年にすると EPS CAGR の上位50社のうち36社が入れ替わる。
キャッシュ・利益の質
営業で得た現金から設備投資を引いた、株主が自由に使える現金。
投資での見方:会計上の利益より「本当に手元に残る現金」。配当・自社株買い・成長投資の原資。
⚠ 外部から出す限界:営業CFから設備投資を引いて出すが、その設備投資の「維持」分と「成長」分を外から切り分けられない(有報には総額しか出ない)。JINGI は会社ページで2通りを並べる(設備投資の総額を引いた値と、維持分を減価償却で近似してそれだけを引いた値)。成長投資が重い会社ほど2通りの差が開く。順位表は作らない。
FCF ÷ 時価総額。株を丸ごと買ったときの現金利回り。
投資での見方:高いほど株価に対して現金を生む力が強い。マイナスは現金流出=要警戒。
FCF ÷ 売上。売上のうち自由に使える現金の割合。
投資での見方:高く安定なら現金を生む力が強い事業。
本業で実際に出入りした現金(営業キャッシュフロー)。
投資での見方:利益が現金を伴っているかの土台。継続してプラスかを見る。
設備投資や買収・売却など投資での現金の出入り。
投資での見方:継続的な設備投資は事業維持の目安。過大な買収は要注意。
借入・返済・配当・自社株買いなど資金調達での出入り。
投資での見方:借入依存か、株主還元に回しているかの手掛かり。
営業CF ÷ 売上。売上の何割が営業現金になったか。
投資での見方:高いほど現金化が早い。利益との乖離に注意。
会計上の利益がどれだけ現金になっているか。各期の表示は営業CF÷営業利益、「平均」は黒字期のみの営業CF÷純益で、分母が異なるため各期の単純平均とは一致しません。
投資での見方:1倍前後が健全。継続して低いと利益の質に疑問。
⚠ 外部から出す限界:ズレ自体は計算できるが、その意味(利益の質の低さか、事業特性か)は業種・会計方針の文脈依存で、数字だけでは判断できない。
数年ぶんの営業CFの合計。
投資での見方:一時的な変動をならした「稼ぐ現金の実力」。
会計上の利益とキャッシュのズレの大きさ。
投資での見方:大きくプラスは「利益は出ているが現金が伴わない」=利益の質が低い兆候。
⚠ 外部から出す限界:利益とキャッシュのズレは計算できるが、それが「利益の質が低い」のか「先行投資型・季節性など正常な事業特性」なのかは、業種と会計方針を知らないと誤読する(建設・受注産業は構造的に大きくなる)。数字だけで質を断じない。
会計上の利益が、実際の現金の裏付けをどれだけ持っているか。営業CF(実際に入った現金)と純利益(会計上の利益)のズレ(アクルーアル)で測る。
投資での見方:利益と現金が近い、または現金が上回るほど質が高い傾向。継続して現金が利益に届かないと利益の実在性に注意(水準は業種・成長段階で異なる)。
売上債権回転日数
売上債権 ÷ 売上 × 365。売った代金を回収するまでの平均日数。
投資での見方:短いほど回収が速く、運転資金の負担が軽い。
棚卸回転日数
棚卸資産 ÷ 売上原価 × 365。仕入れた在庫が売れるまでの平均日数。
投資での見方:短いほど在庫が滞留せず資金効率が良い。業種で水準が大きく違う。
仕入債務回転日数
仕入債務 ÷ 売上原価 × 365。仕入代金を支払うまでの平均日数。
投資での見方:長いほど支払いを遅らせ手元資金に余裕が出る。取引先との関係次第。
CCC
現金循環日数。売上債権回転+棚卸回転−仕入債務回転。仕入代金の支払いから売上回収までに現金が事業に拘束される日数。
投資での見方:短い(マイナス)ほど運転資金が少なくて済む形。マイナスは回収が支払より先。業種で水準が違う。
営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。本業の営業活動から生じた現金の増減額。
小計、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの中の小計。利息・配当金の受払と法人税等の支払を加える前の金額。
投資活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。設備投資や有価証券の売買など、投資活動から生じた現金の増減額。
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
キャッシュ・フロー計算書の項目。営業・投資・財務の各活動を合計した、当期の現金の増減額。
現金及び現金同等物の残高
キャッシュ・フロー計算書の項目。期末時点の現金及び現金同等物の残高。
財務活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書の区分。借入・返済・増資・配当など、資金の調達と返済から生じた現金の増減額。
減価償却費、営業活動によるキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー計算書・営業活動によるキャッシュ・フローの小計の内訳。当期の減価償却費。現金の支出を伴わないため、利益に足し戻される。
財務の健全性
総資産に占める自己資本の割合。
投資での見方:高いほど財務が頑丈。低いと借入依存で下振れに弱い。
現金から有利子負債を引いた、正味の手元現金(=実質キャッシュ)。
投資での見方:厚いほど手元の純現金が多いことを表す。マイナスは有利子負債が現金を上回る状態。
⚠ 外部から出す限界:現金を全部「余剰」とみなすか、事業を回すのに要る現金(JINGI では売上1ヶ月分)を除くかで、上場企業の約1割はプラスとマイナスが入れ替わる。運転に要る現金は会社ごとに違い、有報に開示が無いので外からは決められない。JINGI は2通りを並べ、✓(実質キャッシュ)・▲(ネットデット)の印は2通りとも同じ側のときだけ付ける。順位表は作らない。
会社が持つ資産の合計(現金・売掛金・設備・のれん等)。事業の規模感。
投資での見方:大きさより中身と効率(ROA・総資産回転)で見る。
総資産から負債を引いた株主帰属分。厳密には自己資本(親会社株主帰属)に非支配株主持分・新株予約権を加えたもの。
投資での見方:厚いほど株主資本が大きい。利益の蓄積で継続的に増えるのが一つの見方。
手元の現金・預金(および現金同等物)。
投資での見方:有利子負債と比べた厚み(ネットキャッシュ)が安全域。
利息のつく借入金・社債・コマーシャルペーパー・リース負債の合計。
投資での見方:現金より多いと純有利子負債。少ない/ゼロなら財務は堅い。
1年以内に現金化できる資産(現金・売掛金・在庫等)。
投資での見方:流動負債と比べた厚みが短期の支払い余力。
1年以内に返す必要のある負債(買掛金・短期借入等)。
投資での見方:流動資産で十分賄えるかが短期の資金繰りの目安。
1株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式数)。1株の解散価値の目安。
投資での見方:PBRの分母。継続して増えていれば資本が蓄積している。
流動資産 ÷ 流動負債。短期の支払い余力。
投資での見方:低いと短期の資金繰りに弱い。
純有利子負債が本業の稼ぎ(EBITDA)の何年分か。
投資での見方:低いほど借金の重さが軽い。高いと財務リスク。
⚠ 外部から出す限界:分母のEBITDAは調整の幅があり(調整後EBITDA問題)、減価償却を除くため設備集約型では借金の重さを軽く見せやすい。
営業利益が支払利息の何倍か。
投資での見方:高いほど利払い余力がある。低いと金利上昇に弱い。
今の稼ぐ現金で有利子負債を返すのに要する年数の目安。
投資での見方:短いほど財務が軽い。
設備を維持するのに必要な投資額の目安(対 減価償却)。
投資での見方:減価償却を大きく超える投資が続くと現金が残りにくい。
⚠ 外部から出す限界:維持のための設備投資と成長のための設備投資の切り分けは、外部からは原理的にできない(有報の投資CFに出るのは総額のみ)。減価償却を代理変数にした粗い近似で、これに依存するFCF(オーナー利益)の精度も同じ限界を負う。
買収で「相手の純資産より高く払った差額」を資産に計上したもの。
投資での見方:事業が悪化すると減損で自己資本を一気に削る火種になりうる。
のれんや無形資産が、事業悪化時に評価損(減損)を迫られる度合い。
投資での見方:無形が厚い会社ほど、趨勢が崩れたときの自己資本の毀損が大きい。
買収で得た顧客基盤などを無形資産に計上したもの。
投資での見方:のれんと同様、事業悪化時に減損で自己資本を削るリスク。
利益剰余金
貸借対照表・純資産の部にある株主資本の内訳。過去の利益のうち、配当などで社外に出さず社内に残した累計額。
当期変動額合計
株主資本等変動計算書の項目。その期に純資産が増減した合計額。
負債
貸借対照表・負債の部の合計。他者に返済・支払いの義務がある金額の総額。
負債純資産
貸借対照表の貸方の合計。負債と純資産の合計で、資産の合計と一致する。
資産
貸借対照表・資産の部の合計。会社が保有する資源の総額。
株主資本
純資産の部の内訳。資本金・資本剰余金・利益剰余金から自己株式を差し引いた合計。
資本金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、会社法に基づき資本金とした額。
繰越利益剰余金
利益剰余金のうち、その他利益剰余金の内訳。任意積立金として積み立てていない残額。
資本剰余金
純資産の部・株主資本の内訳。株主から払い込まれた金額のうち、資本金としなかった額。
固定資産
資産の部の内訳。1年を超えて保有・使用する資産(有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産)。
投資その他の資産
資産の部・固定資産の内訳。投資有価証券、長期貸付金、繰延税金資産、敷金などをまとめた区分。
有形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。建物、機械装置、土地など形のある資産。
その他、流動資産
資産の部・流動資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動資産をまとめた額。
資本準備金
純資産の部・株主資本・資本剰余金の内訳。払込金額のうち資本金としなかった額で、会社法により積立てが義務づけられているもの。
未払法人税等
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。当期の法人税・住民税・事業税のうち、決算日時点で未納の額。
固定負債
負債の部の内訳。支払期限が決算日の翌日から1年を超えて到来する負債。
自己株式
純資産の部・株主資本の内訳。会社が取得して保有する自社の株式。株主資本から控除する形で表示される。
未払金
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。本業の仕入以外の取引で生じた、支払期限が到来していない債務。
無形固定資産
資産の部・固定資産の内訳。ソフトウエア、のれん、特許権など形のない資産。
その他、投資その他の資産
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。個別の科目として区分表示しなかった長期資産をまとめた額。
未払費用
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。継続的な役務提供を受けたうち、決算日時点で支払期限が来ていない額。
関係会社株式
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。子会社および関連会社の株式。
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。評価・換算差額等や新株予約権など、株主資本以外の項目が当期に動いた純額。
支払利息、営業外費用
損益計算書・営業外費用の内訳。借入金や社債に対して支払った利息。
ソフトウエア
資産の部・固定資産・無形固定資産の内訳。自社利用または販売目的で資産計上したソフトウエア。
その他、流動負債
貸借対照表・負債の部の流動負債の内訳。個別の科目として区分表示しなかった流動負債をまとめた額。
投資有価証券
資産の部・固定資産・投資その他の資産の内訳。満期保有目的の債券やその他有価証券など、流動資産に属さない有価証券。
前払費用
貸借対照表・資産の部の流動資産の内訳。継続的な役務提供に対して先に支払ったうち、まだ提供を受けていない分。
工具、器具及び備品(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。工具、器具及び備品の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
建物(純額)
資産の部・固定資産・有形固定資産の内訳。建物の取得原価から減価償却累計額を差し引いた額。
株主還元・希薄化
純利益のうち配当に回した割合(%)。
投資での見方:高すぎは無理な配当の恐れ、低いと内部留保重視。
配当を連続して増やしてきた年数。
投資での見方:長いほど還元姿勢と収益の安定を示す傾向。
⚠ 外部から出す限界:JINGI が持つ期間(最長14期)の中で数えるので、それより前から続いている会社は「以上」と書く(実際はもっと長いことがある)。株式分割の年は1株配当が下がって見えるため、そこで途切れて数えてしまう。据え置きを途切れとみなすか(連続増配)、続きとみなすか(連続非減配)で上位は入れ替わる。
新株発行などで1株の価値が薄まる度合い(%)。
投資での見方:大きいと既存株主の取り分が減る。
1株あたりに支払われる配当金。
投資での見方:配当利回りの分子。継続性と増減の推移を見る。
剰余金の配当
株主資本等変動計算書・当期変動額の項目。当期に実施した剰余金の配当額。
統治(ガバナンス)
取引維持などの目的で持つ他社株式(純投資以外)。
投資での見方:多いと資本効率を下げ、少数株主への向き合い方の手掛かり。
会社を実質的に支配する大株主(親会社や創業家など)。
投資での見方:少数株主の利益と衝突しないか、資本政策の主導権の手掛かり。
市場・流動性
今年に入ってからの最安値と最高値。現在の株価がそのレンジのどこにあるか。
投資での見方:高値圏か安値圏かの位置取りの文脈。割安・割高そのものではない。
市場全体の動きに対する、その株の値動きの感応度。
投資での見方:値動きの荒さの目安。売買のシグナルではない。
一定期間の株価の平均をつないだ線。
投資での見方:価格の位置の文脈。売買シグナルではない。
1日に取引される金額の平均。
投資での見方:小さいほど「買いたい時に買えない/売りたい時に売れない」流動性リスク。
1日に売買される株数の平均。
投資での見方:少ないと売買で株価が動きやすい=流動性リスク。
市場で実際に売買される株の割合(発行済−大株主−自己株)。
投資での見方:薄いと少額の売買で株価が飛びやすい=出入口の狭さ。
市場で実際に流通する株の時価総額。
投資での見方:小さいほど需給で株価が振れやすい。
機関投資家と、経営陣など内部者が持つ株の割合。
投資での見方:内部者比率は経営の当事者性、機関比率は需給の手掛かり。
理論株価の手法
複数の評価手法(EPV・配当割引・正当PER×正常化益・資産)で出した参考の価値レンジ。
投資での見方:単一の目標株価ではなく「幅」で捉える。前提を変えれば動く。
今の利益が成長ゼロで続くと仮定した保守的な価値。
投資での見方:成長を織り込まない下限の目安。安全域の物差し。
将来の配当を現在価値に割り引いて出す株価。
投資での見方:配当が安定した会社に向く。前提で大きく動く。
平準化した1株利益に妥当な倍率を掛けた参考値。
投資での見方:一過性を除いた「巡航利益」で見る発想。
1株あたりの純資産(解散価値の目安)。
投資での見方:株価がこれを大きく割ると資産面の安全域の手掛かり。
流動資産から総負債を引いた、極めて保守的な清算価値。
投資での見方:株価がこれ以下なら資産だけで下値を説明できる領域。
将来のお金を「今の価値」に引き直す率(要求リターン)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来を厳しく割り引く=理論株価は下がる。安全域を測る物差し。
利益や配当が将来伸びると見込む年率(永久成長)。
投資での見方:シミュレーターで上げると将来価値が増え理論株価は上がる。ただし割引率を超える前提は使えない。
事業の質・成長・金利から見て「妥当」と考えるPER(1株益に何倍まで払えるか)。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。実績PERとの差が期待の織り込み。
一時的な浮き沈みをならした「平常時の1株利益」。
投資での見方:シミュレーターで上げると理論株価は上がる。単年の特需/特損に振らされないための基準値。
正常化EPSに成長を織り込んで割り引いた理論株価(EPS×(1+成長率)÷(割引率−成長率))。
投資での見方:割引率>成長率のときだけ成立。成長率が割引率に近いほど値は大きく振れる。
投資の読み方
割安に見えて、実は安いなりの構造的な理由がある状態。
投資での見方:数字だけの割安に飛びつくと嵌る。安さの「理由」を読むのが核心。
本質的な価値に対して株価が持つ「間違えても損しにくい余裕」。
投資での見方:現金の厚み・資産・稼ぐ力で測る。バリュー投資の背骨。
新しい開示が出るたびに仮説(テーゼ)を読み直す、JINGI の監視の仕組み。
投資での見方:一度の分析で終わらせず「テーゼは生きているか」を追い続ける。
このページで使う指標について、何を意味するかと、投資でどう見ればよいかを、なるべくやさしくまとめました。指標名にマウスを重ねる(スマホは指標名をタップ)と、その場で説明が出ます。情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

SOURCE / 出典

基本情報・財務・大株主・ガバナンス・開示原文は 金融庁 EDINET(有価証券報告書・EDINETコード E38483)の一次データを構造化。各数値は一次開示で検証できます——上のリンクから EDINET で当社の提出書類を確認できます。本ページは情報提供であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。